思い出のマーニーのレビュー・感想・評価
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うーん。???
途中まで、今回のテーマは『同性愛に対する偏見をなくそう』とかそうゆうかんじなのかなぁ…??
と思っていた。笑
こうゆう景色素敵だなぁ、とか、
人ってあたたかいなぁ、とか。
ジブリならではの良さもあったけど、ストーリー自体は楽しめなかった気がする(´`;)(´`;)(´`;)
大人も子供も一緒になって楽しめる昔のジブリが好きだったなぁ。
それは、大切なものに気付いた、ひと夏の奇跡。 ある少女の、成長の物語。
良かった。
よかった(大切な事なので二回言いました)。
とりあえず。
観ずに、百合だ、レズだ、言ってる人は
切腹ものでいいと思います。
原作は未読です。
観賞後だからこそ言える言葉ではありますが
何を言ってもネタバレにしかならないと思いますので
作品のストーリーについては語りません。
ただ、ある種のミステリー作品なので
あらすじを調べないようにご注意ください。
前半約一時間は伏線張りに終始。
残り30分でこれどう纏めんの…?と思っていたら
怒涛の展開で度肝を抜かれました。
メインキャスト二人の声を棒読みだの言う人がいますが
自分は気になりませんでした。
むしろ、二人の置かれた生活環境を考えると、
よく合っていたのではないかなと思います。
特に前半の杏奈。
人との距離感が分からず、愛を知らない環境下では
人は人に優しくなれないのだから。
その辺りのぶっきらぼうな感じがよく出ていたと思います。だからこそ後半の表情と声が映えるのですけどね。
マーニーはやや物足りなさを感じましたが
出生の環境を考えるとやはり許容範囲でしょう。
また、プリシラ・アーンの主題歌は
観賞後に聞くと心に染み入るものがあると思います。
壮大、というほどのものではないですが
素晴らしく深い、愛のお話です。
愛されてない人なんか、いない。
悲しみを知ったからこそ人に優しくできる愛もある。
愛なんて人それぞれですよね。
一つ難点は…、皆さん書いておられますが
この作品起承転結で現すと
承が異様に長いんですよね。
また、転があっという間ですぐ結へ向かう為
腑に落ちづらい展開にはなっていると思います。
マーニー
思い出のマーニーみてきました
アリエッティと同じく、景色が綺麗で色が鮮やかでとても目が癒されたような感じがします。
いつものジブリには無いような話なのでおもしろかったです。簡単に言えば精神面のお話なのかな?
主題歌もいいですし、主人公の気持ちが私と似ている所があるので 他人には見れなかったです。
初め見に行くときはあまり期待せずに行きましたが、そういう構えで行ったからなのかはよく分かりませんが とてもよかったですレンタルでたらまたみたいな!
沢山話したい事あるけど…秘密の話です(笑)
ジブリの作品の中でもキャラクターのタッチが今までと違う印象があって正直探り探りで見始めました。展開も不思議な雰囲気がありながら流れていき…でもシッカリした話で…制作の大変が伝わりました。やはりストーリーがまとまってる作品は伝わりますね。泣けました…
ぐわぁ ってクル絵が不足している
話のスジは、
都会ぐらしの喘息もちの主人公。環境不適合になる。
思春期らしい潔癖な価値観から人を嫌い、自分をも嫌う。
療養と気分転換のため、田舎の自然豊かな土地へ行くことになるが、
出会った人とやっぱり始めはうまくいかない。
そのうち外の屋敷に気を惹かれた主人公。その場所に関わる人とすごし、うまくいく人とはうまくいき、影響を受けるなかで、それまでの他人の観え方や、自分のイメージ徐々にが改善されていく。
そしてうまくいかなかった人と改めて良い関係を作ろうと試みてうまくいく。メデタシメデタシ。
ま、こんなスジでしたが、
子供たちにも大人たちにも共通する悩みが描かれていたので、大人になってしまった男の自分でも、少女の物語を、「主人公どうなるの??」と興味を持ち続けて見られました。
しかし、
薄味の人間関係の作り方を良しとする都会的な作者のヒューマニズム、は好きには慣れそうにない。
田舎的なズカズカ土足で他人の心に踏み入るお節介さ、たしかに嫌われるけど、必要だと思うけどな。
あんまりそこんとこ迫害されては困りますよジブリさん。影響力が強いんだから。
自然描写を宮崎駿作品と比較して
絵力で心がふるえるところが少ない。と感じてしまいました。
マロさんのほうは、
この監督あんまり自然の中で遊んでないな、と思えてしまう。なぜかと言えば、
自然が人間に与えるてくるシゲキの部分が少なすぎる。
背景の自然はただの薄味の空気ていどに存在しているだけで、観ていて「ああ、あの時のあんな感じだ!」とうったえてきませんでした。
・海ならその水辺の生態系の豊かさのレベルはどんなもんよ? 海藻さえ記憶に残らなかった。カニ一匹いた程度の描写じゃ、都会の死んだ海と余り変わらないよ。
風はどっち向きにふいてるのよ?
宮崎駿さんのトトロでは、
観客の自分は湧き水が出てるような田舎に住んでいたけど、
トトロを見終わったあと、その世界観おかげで寂れた自然の世界さえも、「怖くない、ワクワクする!」みたいなノリが湧いてきたのを覚えている。
大自然とそこに生きる生き物が畏敬と恐れを感じさせる存在で、「この存在尊いな、人間だって同列の尊さだ。」そうだそうだ!と深く同感したものだ。
このままジブリは昔は良かった、、、となってしまうのかな?
ジブリだから表現できた内面世界
複雑な心境を、美しい場景・効果的な音響で柔軟に作品としたかなと。
特筆すべきはマーニーの過去か。自分が辛い思いをして子供にはそんな思いをさせたくない。辛い時期を支えてくれた温かい人との宝物を得た矢先、最愛の人の他界、心の支えが抜かれてしまい結果的に一番味あわせたくない思いを実の娘にさせてしまった。わかりあえることなく娘の不慮の事故による他界。壮絶過ぎて、体験していない自分でさえ心が震えた。人間は本当に弱く、勝手だなと。
だからこそ、辛く心が張り裂けそうな思いの中、最愛の娘の子供に愛を全力で注いだのかな。
人は弱く勝手だと思うが、だからこそ温かく輝ける。それは時に激しく眩しいほどに人に希望を与えるものか。
重いテーマだからこそ周りの大人の温かさ、残酷さが際立って見えた。
辛い経験をしている人ほど他人に温かくできる。やはり人は経験しか語れないなと思い知らされた名作でした!
昔のジブリが懐かしい・・・
最近のジブリを観ているので、それ程期待していたわけではないのですが・・・
結果的にはそれなり。。。
最初は眠かった・・・後になってやっと分かりました。
少し宣伝が先行し過ぎかな?
前回同様、お子様には全く向かない内容です。
とても好きです
前作の『借りぐらしのアリエッティ』も大好きで今回の『思い出のマーニー』も米林宏昌さんが監督なので楽しみでした。
米林さんは何気ない日常を分かりやすく
絵描いてくれて自分がその場所に
居るかの様な感覚にさせてくれる。
舞台が何処で合わないとか時代背景が合わないとかじゃなくて『思い出のマーニー』を楽しんでもらいたい。本当に素敵な映画です。
子供向きではないだろうな・・・
アリエッティが好きだったので、米林監督の本作品には期待して観に行った。
やはりこの人の演出は微妙な気持ちの変化を見せるのが上手く、感情移入させられる。
ただ、この話が子供に判るかな?
そう思うのは、子供の感受性を見くびった感想なのだろうな。
コピーの、「あなたのことが大好き」は、見終わってからだと意味合いと重みが違って感じる。
真相を知ってからだと、アンナとマーニーのやりとり全てに違う意味を見いだせる気がして、もう一度見たくなる。
アンナが「許す」と叫んだシーン、マーニーのことを知るシーンでは泣けた。
素敵な作品
なかなか好きな感じの映画でした
暗い解りにくいという方もいますが 私には
内面を繊細に描いた好作品
久しぶりに泣いてしまいました
元気いっぱいカラフルなアニメもいいけど印象的な色合いのフレームが良かった
思春期の少女の陰鬱さと 若さがなせる
心の成長を新人の声優さんが可憐に表現
出来ていて観て損はなかったです
今までのジブリにない若い感覚で
新しい風を吹かせた麻呂監督
今後も楽しみにしています
この世には目には見えない魔法の輪がある。
児童文学が原作。
海辺の村の誰も住んでいない湿っ地屋敷。心を閉ざした少女、杏奈の前に現れたのは、青い窓に閉じ込められた金髪の少女、マーニーだった。(映画パンフレットより)
全体を通して、映像が淡く美しいので、序盤から心を奪われました。
そして、この映画のもっとも気になる謎である「マーニーの正体」が、明らかになる物語後半では、涙が止まらなくなりました。
最後まで見て改めて振り返ると、マーニーのセリフや行動が全て繋がっていることが分かり、更に心打たれました。
また、プリシラ・アーンの主題歌はじめ、音楽もしっとりと落ち着いたものが多く、物語の世界観に合っていたと思います。
非常にリアルな現実世界を淡い色使いで忠実に描きつつ、ミステリー要素も含んだ、静かな感動作です。
ビジュアル面は良かったが設定/構成には大きな違和感が。
映像の見た目は非常に良かった。
が、肝心要の設定/構成に違和感を覚えてシックリきませんでした。
流れる映像は全編通して繊細で綺麗。
風景、建物、食物、人物…。
全てのモノが心地良く画面に映し出され、それだけで気持ちがアガる。
アニメーション作品の肝の一つは確実に押さえていると思います。
特筆すべきは食物。
田舎の庭にたわわに実るトマト。
全体的に色彩が抑え目な田舎の風景の中で鮮烈で生命力に溢れた赤。
その瑞々しいトマトが調理され……切っている時点で美味そう。
その他、素麺を除いた食事は総じて美味そう。
「スタジオジブリ作品は飯が美味そう」というイメージ通りでした。
ただ惜しむらくは設定/構成。
随所で違和感を覚えて作品に没入出来ませんでした。
まず主人公である杏奈が心を閉ざす切欠となった出来事。
個人的には理解が難しい、感情移入がし難い理由でした。
その要素を敢えて排除することでより或る気持ちが強調される、という考え方も分からなくないですが。
…現実的な事を考えると必要条件ではないのでは。
或る程度分別のつく年頃の子は理解出来る話ではないでしょうか。
本件については終盤に取って付けたような場面が差し込まれる点も含めて違和感が。
少女の成長譚として自分自身で乗り越える話の方が納得感があったように思います。
またマーニーの位置付けも不明瞭。
本作は杏奈とマーニーの交流が主軸となりますが。
謎に包まれたマーニーの言動や位置づけが最後までシックリこない。
明らかにミスリードを誘う一場面も差し込まれ、かつキチンと回収されないため、終盤の流れに謎解きの爽快感がありません。
「あれは…あれは……」と考えているうちに矛盾だらけで頭の整理が。
何か理由が無いと状況を呑み込めない頭の固さも問題だとは思いますが。
如何せん話の構造がゴチャついているため最後まで違和感が残ります。
最後に杏奈の周辺人物の不自然さ。
杏奈を受け入れた田舎の親戚夫婦、放任主義過ぎ。
話を進める上で都合が良い人物であり置物のような存在でした。
また田舎での孤立を示すための或る同世代女性の取り扱いも雑。
あまりにあまりな杏奈の対応への、違和感を覚える大人な対応。
杏奈の未熟さ/幼稚さを現すための人物かと思いきや、第三者の発言がその印象を覆します。
これにより「おあいこ感」が出てしまい意味なく杏奈を甘やかしているようにも感じられてしまいました。
そもそも、あの服装でそのアイテムを持っているという発言を信じるのもどうかと。。
そして中盤以降に登場する或る人物の距離感の縮め方も不自然。
似たような境遇とはいえ唐突感は否めない。
終盤の或る話に対するリアクションも大袈裟かつ唐突。
杏奈と当該人物の関係性が杏奈の成長を示す一つの材料にもなっているのですが。
上記の通り違和感だらけの人物であるため、こちらも取って付けたような印象を受けました。
ビジュアル面は良かったが設定/構成には大きな違和感を覚えた本作。
終盤の、敢えて二段階に分けられた“或る展開”にも嘆息。
観客全員が既に気付いていることを改めて、という手際の悪さにはガッカリしました。
とは言えスタジオジブリ作品。
一定の面白さはありますし何より鑑賞することで話題の種になるかと。
オススメです。
やっぱりたばこのシーンが多い
ストーリー自体はどこかでみたような筋で平凡。でも、テンポがよいのと景色がきれいなので飽きずに観られた。それからやっぱり、タバコを吸うシーンが多い。そんなに必要な感じはしないのに
まともな映画
まともな人間がつくった、まともな人間に向けた映画であると感じました。
ジブリだからという理由で見に行く人が、(絵の美しさはともかく)映画としての完成度の高さに気がつくのではないでしょうか。
このような人の心を大事に扱える作品をつくれる監督がいることを素直に嬉しく感じました。
技巧を凝らしたカメラのレンズ、センスを感じる構図と編集、美しすぎる舞台美術、等々素晴らしいビジュアルなのですが、この映画鑑賞直後に宮崎監督のアニメーションを見てしまうと、アニメーションの芝居というか意味はまだまだ伸びシロがあるんだなと感じました。
私はもう一度映画館でみたいと思いました。
後でじわじわ来るかも
この不思議な設定でどうやって閉めるのかなと思っていたが、最後にマーニーはあんなの祖母と判明。おぼろげな記憶はこれで証明される。評判通り、映像が印象派の絵画のように綺麗で、千と千尋の神隠しのように、長く記憶に残りそう。養母が行政からお金を貰っていたと告白するシーンは不要。これさえなければ満点だったかも。音楽も良かった。
^ ^ジブリ
借り暮らしのアリエッティと同じ監督とゆうことで、あの色彩豊かで繊細な映像を期待していたけど、そこまでのものはなかった。
けれど、現実的な空の色などの表現がよく、丁寧な仕事だなぁと感じた。
ストーリーも心に傷を負い、単調に生きる少女と、幽霊?幻覚?妄想?となって出てくるマーニーとの出会いから徐々に表情豊かになっていく姿に感動。あとはマーニーが許してとゆった時、私だったら許さないってゆうのかなって思ったら意表をついてアンナはボロ泣きで許すってゆうシーン。かなり泣けた。そこからほぼずっと泣いてた。マーニーの辛さも、アンナの辛さもお互いに混じり合った事で少しは軽くなり、お母さんとも打ち解けられたアンナ。すごく素敵だった。田舎のおばちゃんおじちゃんも特別な事はしないけどその存在だけで救われる。デブの子もいい子。全員素敵な登場人物ばかり。
癒されて、心が浄化された。次回作品にも期待!
受容の映画
アリエッティだけを観てこの監督を評価してはいけない。すべてが前作から飛躍的に成長していて驚いた。まず杏奈のキャラと行動がとにかく繊細に描かれていて惹き付けられる。自分でもどうしていいかわからなくて追い込まれている杏奈。杏奈が嬉しそうにしてると私も嬉しくなり、苦しむとわたしも悲しくなった。そんな杏奈の心情を理解して、干渉しすぎずしかしトラブルを起こしても必ず味方になってくれる大岩夫妻の暖かさも非常にうまく表現されていて感動した。杏奈がマーニーを赦す場面、一般的に人が受容されるシーンは感動を生むが、今作ではそのシーンにマーニーの謎を織り込むことによってただのお涙頂戴ではない重奏的な感動を呼んでいて泣けた。あの瞬間杏奈自身も救われたんだろう。そして杏奈が最後に確かな成長を見せることで後味良く終われていたのがうまいなと思った。Wヒロインのキャラデザもすごくよかったです。
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