「共感と違和感」思い出のマーニー resuwisshu311さんの映画レビュー(感想・評価)
共感と違和感
しばらく前に視聴し共感が心に残っていたので再視聴。ストーリー的には切なく悲しくもハッピーエンド。男であっても涙する人は多いかもしれない。
しかし、前回感じていた違和感は今回も払しょくできず。やはり舞台設定に無理があるのかもしれない。
北海道道東のあのあたりかと想像できるが、豪奢な屋敷、リッチな白人夫と放蕩妻の夫婦、豪華なパーティーなど、あのあたりで果たしてあり得るだろうか?という違和感がどうしても拭えない。(道民の方で気を悪くされたらごめんなさい)
仮に関東や関西の高級別荘地ならそれほど違和感はなかったかもしれない(←これも自身の狭視野的な固定観念に過ぎないのだろう)。実は最初は関東が舞台と思っていた。
想像するに監督以下制作陣の「都会感覚」が勝ちすぎてしまったのだろう。
と苦言を述べたが、それらを差し引いてもプラスの印象はまだ残る。
個人的に気に入っているのが終盤登場するメガネっ娘! 彼女の存在こそ主人公にとってのファントムストーリーを断ち切る重要なキーパーソン。そして視聴者にとっても救いの女神(妖精か?)。おかげで爽やかに見終えることが出来た。
1912--
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