曹操暗殺 三国志外伝

劇場公開日:2014年3月22日

曹操暗殺 三国志外伝

解説・あらすじ

チョウ・ユンファが演じる曹操を主役に、正史「三国志」や小説「三国志演義」でも記述されている曹操暗殺計画を大胆なアレンジも加えて描いた歴史ドラマ。赤壁の戦いから8年後、樊城の戦いで劉備と関羽を打ち破った曹操は魏王と呼ばれ、自らの宮殿である銅雀台で専断政治を行っていた。曹操に実権を握られた献帝は曹操の暗殺を企て、密勅を下す。関中では、馬超・韓遂の騎馬隊によって連れ去られ、牢獄で刺客としての訓練を受けていた者たちの中から、穆順と霊雎が曹操暗殺の密命を受け、穆順は宦官として、霊雎は侍女として銅雀台に潜りこみ、曹操の暗殺を狙う。主演のチョウ・ユンファのほか、中国のリウ・イーファイ、日本の玉木宏、台湾のアレック・スーら、アジア各国からキャストが集結。スタッフにも種田陽平(美術)、梅林茂(音楽)ら日本人が参加している。監督はCMディレクター出身で本作が初長編作となるチャオ・シャオティン。

2012年製作/108分/PG12/中国
原題または英題:銅雀台 The Assassins
配給:アルケミーブラザース
劇場公開日:2014年3月22日

スタッフ・キャスト

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(C)2012 CHANGCHUN FILM STUDIO GROUP CO, LTD.

映画レビュー

2.5 何を描きたいのかわかりにくい

2025年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

曹操晩年の暗殺計画やクーデター未遂が題材となっているんだが、史実とも『三国志演義』とも違うオリジナル・ストーリー。なにしろ元ネタがマイナーな話なんでかなり自由に脚色されちゃってる。まあ、映画として面白ければ別にいいんだが、主演のチョウ・ユンファが権力者・曹操の晩年の孤独を表現しているものの、映画自体の出来はいまいち。登場人物たちの心の動きが映画のキモになっているわりには、肝心のそこの描写が全体的に曖昧でどうにもわかりにくい。特に玉木宏演じる穆順の終盤における心変りがあまりに唐突。

玉木宏の中国人役の演技は特に違和感もなく見れる……というか髪形(かつら)と衣装のせいでそもそも玉木宏に見えない。台詞も吹き替えなんでますます玉木宏に見えないんだが、だったら玉木がやる意味もあまりないような……。曹丕と献帝も見分けがつきづらくて最初ちょっと混乱する。ちょっと期待外れの出来で、まあまあって程度だったかな。

ドラマ『三国志 SECRET of THREE KINGDOMS(三国志 秘密の皇帝)』とは部分部分でかぶるネタがあるんだけど、何か共通のネタでもあるんだろうか? あちらではレジーナ・ワンが気高く凛とした伏皇后を演じていたが、こちらでは伊能静が伏皇后を演じ、なぜか曹丕と不倫関係になっていた。

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バラージ

4.0 なかなかいいよ

2015年5月20日
iPhoneアプリから投稿
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素子