グランドピアノ 狙われた黒鍵のレビュー・感想・評価
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正体不明のスナイパーから演奏中に狙われ続けるスリアルを味わえる中盤がピーク
今まで観たことない斬新な設定が面白い。演奏中の音楽がそのままBGMになっちゃうのはこの映画ならでは。音楽詳しくないけど、1曲1曲の演奏ってめっちゃ長いのね。
犯人が何者なのか、動機は何だったのか分からなかった。終盤でいざ犯人の正体が明らかになってもイマイチパッとせず。正体不明のスナイパーから演奏中に狙われ続けるスリアルを味わえる中盤がピークだった。
ラシンケッテ
2024年4月28日
映画 #グランドピアノ 狙われた黒鍵 (2013年)鑑賞
若き天才ピアニストが演奏ミスのトラウマを乗り越え5年ぶりのステージに
そこには恩師が遺した最高級のグランドピアノ
演奏を始めると譜面に“1音でも間違えるとお前を殺す”というメッセージが
#ジョン・キューザック 出番少ない
脅迫と演奏の緊張がベストマッチ
ピアノの演奏中に
ミスしたら殺すと脅された男の話。
発表会のときミスしたらどうしようって
思ってしまって緊張しますよね。
そこに、ミスしたら殺すぞって脅されるという
緊張もプラスされており、設定がよかったです。
観てるこっちもドキドキする設定ですが、
主人公があまり焦る様子もなく
淡々と弾いてしまうのが少し残念でした。
ストーリーはいたってシンプルで
ひねりも驚きもないまま終わってしまいます。
おすすめはできないですが、
観て後悔することはないかなと思います。
いろいろもったいない
エマが美人さん。
はじめはトムのトラウマ克服のために仲間たちが協力して荒治療的な方向に持っていくのかと思ったら普通にサスペンスでした。
残念な点はラ・シンケッテは実在せず、
この作品の中だけの設定になります。
どうせなら誰も引けない実在するクラシックの曲を持ってきた方が魅惑的に感じれるのに。
雑な部分が多く、犯人は弱いし、犯人グループも二人しかいないし、犯人たちの会話がトムに駄々漏れだし、友達も無駄死にだし、ピアノ壊せばカギは手に入る仕様だし、一番の見せ場のカギがピアノのから出てくるシーンはあっけなく終わるしで設定はいいのにうまく扱いきれていないのがもったいない。
高級食材を使っているのに出来た料理がまずいみたいな。
ミスタッチして5年ぶりの演奏
イライジャウッド扮する以前ミスタッチして5年演奏していないピアニストトムセルズニックは恩師の追悼コンサートで難解な曲に挑戦する。しかし、渡された楽譜には一音でも間違えたら殺すと書いてあった。果たしてトムセルズニックは大丈夫なのか? 本番中にピアニストが席を外すかな。さらには演奏中にしゃべりながら弾けるのかな。なぜ命を狙われるのか不明だな。さらには演奏中のピアニストに電話するやつがいるか? ちょっと分かりにくいよね。ところでイライジャウッドは本当にピアノが上手そうだね。
仕事は死を懸けてやるものだというデイミアン・チャゼルの思想
大学のころ引きこもってダラダラと観た映画の一つ。
ほぼ記憶になかったが、デイミアン・チャゼルが脚本をしていたということを町山さんか宇多丸さんがファーストマンとかセッションの解説をしているときに、触れられ、デイミアン・チャゼルは「仕事は死を懸けてまで取り組むものだ」という考えを持っているときいて、
そうか成る程と納得させられた。
こういう映画に自分の考えを忍び込ませるまものは私小説的で好き。
話の組み立てが無茶苦茶でも勢いで持って行く
ピアニストの演奏が始まってから、一切のミスなく難曲を弾き切るという課題をクリアするために要求される生命のやりとり。
シンプルなお話の骨子がしっかりしていれば、意外な掘り出し物になったのだろうが、この映画、おそらく制作中にあちこちから横やりが入ったのではないかと想像がつく。
「もう少し派手な展開にしよう。」
「試写の反応が良くないから、どんでん返しを付け足そう。」
というような、上からの圧力が容易に想像できる程、取ってつけたようなストーリーが二転三転する。
演奏中に、ピアニストがステージから消えて、また戻ってくる。
ピアニストが舞台装置の裏側で、暗殺者と対決をする。
など、無理やりくっつけた感の強いストーリー展開がひどすぎる。
本来であれば、幻の難曲。誰も完奏に成功していないナンバーに命懸けで挑むという、ハイコンセプトのみで成立したはずの映画。
残念な出来栄えと言わざるを得ない。
ただし、見終わったあとの不思議な達成感、爽快感は、悪くない。
故に、とても惜しいと思うのです。
2015.4.14
舞台恐怖症の天才ピアニストが演奏中に1回でもミスると殺すと脅される...
舞台恐怖症の天才ピアニストが演奏中に1回でもミスると殺すと脅されるサスペンス。
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脚本がデイミアン・チャゼルということで、緑と赤の色の使い方と恐怖の中演奏させられるという構図が『セッション』を感じさせる。
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ただ、一度もミスしちゃダメなのにめっちゃ喋るし、めっちゃよそ見するし、電話触りながら演奏するし、さすがの天才でもそれはできなくないか。個人的には全部主人公の妄想でしたって話がよかったなぁ。
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最後のオチに関しては、ダジャレかよという感じです。
設定は面白かったけど
演奏中に命を狙われる設定に興味を惹かれ観てみる事に。
最初はハラハラドキドキ展開に期待していたものの、そんなにサスペンスサスペンスしていなくて命が狙われる背景が意外にチープで終わり方も今ひとつでした。
命を狙われながらも難曲を演奏する姿はなかなか見ものです。
疾走感と緊張感のクラシック!
予告を観て、レビューを漁ったら結構微妙なラインで「ほうほう、どんな雑な映画なんだね?」と思って観てみました!
個人的に自分は面白いと思いました!
設定だけでも「美味しそうな匂いがプンプンだぜ!」って感じで、ポテチを食べながら観てたんですが
まず伏線の貼り方が上手やな〜と!
世界で二人しか弾けないっていう「ラ・シンケッテ」を完璧に弾かないと殺すー!みたいな「なんじゃこの脅迫は?」と感じたんですが
そこからもう伏線で、巨匠が弟子に授けた曲なんですよね。
ピアノには、その曲を完璧に弾くと鍵が出る仕掛けになっていて、犯人はその鍵がほしかったんすよ。
でもね、なぜわざわざ巨匠がそんな仕掛けのピアノを作ったかと言うと答えはもう「弟子にしか財産は渡さない」っていうメッセージだったのかなって。
でもそこが朧気で、なぜかと言うと、その映画が雑と言われる所以が きっと「そう思わせるような巨匠と弟子(主人公)の間のストーリーが全くないから」ってのが理由の一つかなーって。
多分そこのストーリーを少し触れさせるだけでも捉え方がだいぶ変わる作品なのかなって感じた。
そして犯人が新キャラ!
あそこまで奮闘したのに新キャラ!
長編映画にするなら、もうちょっと触れてほしところかなーって!痒いところに手が届かない!おしい!でもそう言う雑さも疾走感の中には必要なのかな!?
あと、犠牲になった友人!
かわいそうに……って思った。
けれど、主人公のたった一言のメッセージだけで動いてくれた彼は本当に偉いな〜でもかわいそう。
ピアノの演奏中だから詳しい事情とか全然メッセージ打てなかったんだろうけど、そこがまた…!(仕方ない、そこで解決しちゃうと話が終わっちゃうもんね…)
全体的な雑さはあったかもしれませんが、自分はこの映画本当に面白いと思いました。
サスペンスに合った劇中の選曲も良いし、世界で二人しか弾けない曲は監督が作曲したようで(監督は音楽家もされている)緊張感のある音楽がまた映画を助けてたのかなって!
音楽を通していろんな事を吹っ切っていく主人公の姿も好きでした!
ピアノ撃ってちょ〜〜だ〜〜いっ! よくこんな出落ちみたいな内容で長編映画作ったな…💦
5年もの間休業していた天才ピアニスト、セルズニックが表舞台へと戻ってきた。そのカムバックコンサート中、何者かが彼を狙撃銃で脅迫する。姿の見えぬ犯人は、難曲『ラ・シンケッテ』を1音も間違えることなく弾き切るよう彼に要求するのだが…。
天才ピアニストの身に起こった恐怖を描くサスペンス・スリラー。
脚本を担当しているのは、当時は無名の映画人だったデイミアン・チャゼル。後に歴代最年少のオスカー監督となる。
主人公トム・セルズニックを演じるのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。
まるで『世にも奇妙な物語』のような奇天烈な脚本。
演奏中にも拘らず脅迫してくる犯人にバレないよう、色々と手を尽くすピアニストの様子はどこかコミカル。
イライジャ・ウッドがいっぱいいっぱいになりながらアタフタ頑張っている様子は殆どコメディです!😆
そもそも、演奏中に指示を出しながらあーだこーだ言ってくる犯人というのがすでにギャグっぽい。気が散るだろっ!💦成功させたいのか失敗させたいのか…?
犯人の目的もバカっぽい。もっと幾らでもやり方あったと思うのですが…。
引っ張って引っ張って終盤その正体を明かす犯人。…いや、あなた誰?
唐突に出てきた新キャラが犯人という、ミステリーではありえない展開。
自分のコンサート中にも拘らず、犯人と取っ組み合いのアクション。もう無茶苦茶だよっ!
シナリオは破茶滅茶ですが、謎の勢いがあり映画自体は結構楽しめます。
演奏するだけでいっぱいいっぱいだったはずの主人公が、犯人から脅迫を受けているうちにだんだん吹っ切れていく様は痛快!!
発想が非常に面白いユニークな映画。ツッコミどころは多いですが、観て損はないはず🎵
面白くする為とはいえツッコミどころ多し。携帯凄すぎ。こんなにお喋り...
面白くする為とはいえツッコミどころ多し。携帯凄すぎ。こんなにお喋りな犯人も珍しい、演奏中に。ブッコロスみたいの言い過ぎてて頭悪そうだった。
犯人が自らまともな人間ならこんな込み入った方法で強盗しないとか言っちゃってるし。
誰にも気付かれないようにわざと間違えて弾き、仕掛け鍵が開かないようにしたという方法で抵抗したのに、その後格闘してるし。コレが3年もかけた計画とは...
クールさが全然なくてスリリングでもなんでもない。
お前ワザと間違えたろ!とかすぐ気付く脚本もかなりダメダメだったと思う。
名探偵コナン
アイデアだけは面白い!というか、ほぼ「名探偵コナン」だったけど(笑)。
パトリックとトムにしか弾けない難曲の「ラ・シンケッテ」の最後の4小節をパトリックが遺したピアノで弾くと鍵が出てくるというオチ。楽譜を捨て去ったために、ネットでこの曲をDLして耳コピで演奏するトム。しかし、わざと間違えて弾いちゃった!
演奏中にイアホンで色んな指示してもね・・・普通は演奏できないでしょ・・・犯人役のジョン・キューザックも、こんなあほらしい犯行を・・・
ツッコミ所満載の演奏会の開幕!
表舞台から姿を消した若き天才ピアニストが、恩師の追悼コンサートで5年振りにステージ復帰。
そんな彼の極限の演奏会が始まる。
難題曲を一つの音符でも間違えれば、お前を殺すと銃口で狙われ…。
実にスリリングな設定!
身動き取れない主人公の運命の演奏会やいかに!?…と思いきや、
ア、アレ!? この主人公、メッチャ動いてるぞ!?
演奏中にも関わらず突然立ち上がったり、退席したり。
挙動不審もさることながら、プロの音楽家としてどーなのよ!?
しかも、助けを求める為、演奏しながら楽譜の下の携帯を操作…
って、難題曲演奏するよりこっちの方がスゲェ!
(その難題曲、本作のオリジナル曲だったのね…)
最後は犯人と取っ組み合いの直接対決となり、B級感丸出しに。
せっかくの音楽×サスペンスの題材が勿体ない。
脚本は、「セッション」「ラ・ラ・ランド」のディミアン・チャゼル。
監督デビューして大化けしたか!?
せっかくの設定も、雑な作りが勿体無い
リアリティは皆無なんで、細かいことを考えずにノレるかノレないかで見る側の評価も大きく変わってきそうですが、私は正直突っ込みどころが気になりすぎて、いまいちノレなかった側でした。
設定は面白かったんですけどね、天才ピアニストがコンサートで演奏中にレーザーポインターで命を狙われ続け、一音でも外したら殺されると言うスリリングな展開は、基本的には面白かった、けど・・・いくらなんでも作りが雑すぎて、突っ込まずにはいられないでしょ(苦笑)
私はクラシックコンサートなんて行ったことも無いですから、実際どうなのかは知りませんが、さすがに演者が演奏中にしょっちゅうあっちこっち行っていなくなることなんて、いくらなんでも・・・。
スマホでメール打ちながらピアノ弾いたり、演奏中犯人と会話をし続けたり、せっかくのシチュエーションスリラーの緊張感もこれだと台無し。
一応スピード感はありましたから、それでもまあ何だかんだで一定のドキドキ感は味わえましたが、もう少し細かい部分を煮詰めたら良作になった可能性もあった舞台設定だったので、惜しいとしか言いようがないですね。
イライジャ・ウッド君は頑張ってましたけど。
ジョン・キューザックを中心とした犯人側の設定も酷い。
最初は緻密な計画かと思ったのに、3年もかけてこれかい(苦笑)
とりあえずピアノは無視して、イライジャVSジョンの対決を楽しむのが吉でしょうね。
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