名探偵コナン　異次元の狙撃手（スナイパー）のレビュー・感想・評価

2014年公開作品
劇場版コナン18作品目
『名探偵コナン』連載20周年記念作品
日本アカデミー賞アニメーション作品賞受賞
通常の劇場版コナンとしては『名探偵コナン 沈黙の15分』以来3年ぶりの入賞
ちなみにこの年の最優秀賞は『STAND BY ME ドラえもん』

監督は『名探偵コナン　沈黙の15分（クォーター）』『名探偵コナン 11人目のストライカー』『名探偵コナン　絶海の探偵（プライベート・アイ）』『名探偵コナン　業火の向日葵』『名探偵コナン　純黒の悪夢（ナイトメア）』の静野孔文
脚本は『名探偵コナン　戦慄の楽譜（フルスコア）』『名探偵コナン　漆黒の追跡者（チェイサー）』『名探偵コナン　天空の難破船（ロスト・シップ）』『名探偵コナン　沈黙の15分（クォーター』『名探偵コナン 11人目のストライカー』の古内一成

2016年に他界した脚本家古内一成の遺作
同年に他界した音響監督浦上靖夫の遺作

粗筋
今回は元米兵と関連者が巻き込まれる連続狙撃事件
終盤FBIに追い詰められた真犯人がベルツリータワーの展望台で蘭園子少年探偵団を巻き込み歩美を人質にとり遠く離れたコナンは何もできず大ピンチ
するとコナンの協力者の謎のスナイパーが真犯人を狙撃し歩美は解放されたが懲らしめようとした蘭がピンチ
展望台は真犯人が仕掛けた爆弾のため停電し天才スナイパー赤井でも真犯人の場所が特定できず狙撃できない
そこで阿笠博士が開発し当初はあまりのバカバカしさに酷評された花火型サッカーボールが役に立つ

FBI3人組
世良真純
沖矢昴
劇場版初登場
ここに来てますます増えるキャラクター
この頃は神谷明の件もありTVアニメの方は全く観なくなった
ついていけないがなんとかついていく

今回のゲストは英会話も堪能な福士蒼汰
ハーバード大学出身のインテリだけあって英会話もできるパックン
パックンのバーターのマックン
かつて盗塁王を五回獲得した元阪神タイガースの外野手で引退後はコメンテーターとしてミヤネ屋に出演している赤星憲広

元米兵やその関連者が多いため英語の台詞と字幕がやたら多い
漢字に振り仮名があるのは『名探偵コナン』がいかに子供向けだということがわかるが聞き分けがない大人はそれを理解しようとしない

真犯人はケビン・ヨシノ
尊敬するティムの代役として復讐を始めた
ティムは頭部を負傷した後遺症で目が不自由でスパイパーなんて無理だった

この作品の見どころはいくら阿笠博士の発明のおかげとはいえやってることは人間離れしている花火サッカーを蹴り上げタワーに灯りを灯す一連の曲芸

話としてはあまり好みではない
阿笠博士のクイズは今回はいつもにも増してイマイチだった
それでもコナンだから星3

声の配役
黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になってしまった「東の高校生探偵」工藤新一の仮の姿の江戸川コナンに高山みなみ
新一の幼馴染かつGFで空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親かつコナンの保護者で警視庁捜査一課の刑事だったが訳アリで探偵に転職するが推理に関してはてんでダメでコナンのおかげで「眠りの小五郎」として名を馳せているが高所恐怖症の毛利小五郎に小山力也
コナンの本来の姿で高校生探偵の工藤新一に山口勝平
コナンや少年探偵団のためにユニークで便利なメカを開発し無償で提供してくれる発明家の阿笠博士に緒方賢一
元黒の組織の一員かつAPTX4869の開発者で姉を殺害した組織に反発しコナン同様に小学生の体になり脱走し阿笠博士に保護され少年探偵団に合流する灰原哀に林原めぐみ
少年探偵団の吉田歩美に岩居由希子
少年探偵団の小嶋元太に高木渉
少年探偵団の円谷光彦に大谷育江
蘭の同級生かつ親友で鈴木財閥の令嬢ながらとても気さくでユニークな性格の鈴木園子に松井菜桜子
蘭の同級生かつ女子高生探偵で截拳道の使い手であり一人称は「ボク」で赤井秀一の妹の世良真純に日髙のり子
アメリカの連邦捜査局 (FBI) の捜査官で世良真純の兄で一時期黒ずくめの組織に潜入捜査をしていたものの仲間のミスでそれがバレのちに殺害されたとみられる赤井秀一に池田秀一
東都大学大学院工学部博士課程の大学院生で住んでいたアパートGF全焼したため工藤邸に居候することになった赤井秀一の仮の姿の沖矢昴に置鮎龍太郎
日本警察には内密で黒ずくめの組織について捜査をしているFBIの捜査官で赤井の消息を知っていると見られる3人の中ではリーダー格のジェイムズ・ブラックに家弓家正
帝丹高校の英語教師ジョディ・サンテミリオンとして潜入捜査をしていたため正体を明かしたあともコナンたちから「ジョディ先生」と呼ばれているFBI捜査官のジョディ・スターリングに一城みゆ希
FBIの捜査官で傷がないフランケンシュタインのような風貌のアンドレ・キャメルに梁田清之
警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部の目暮十三に茶風林
警視庁捜査一課の刑事かつ警部補で格闘技に長け洞察力も鋭く射撃の腕も一流で高木刑事と交際中の佐藤美和子に湯屋敦子
警視庁捜査一課の刑事かつ巡査部長で佐藤刑事と交際中の高木渉に高木渉
警視庁捜査一課のキャリア組警部の白鳥任三郎に井上和彦
警視庁捜査一課の刑事かつ巡査部長で高木刑事の後輩の千葉和伸に千葉一伸
京都府警警部の綾小路文麿に置鮎龍太郎
かつて海軍特殊部隊ネイビー・シールズの狙撃兵で中東の戦争でシルバースターを受賞したが武器を持たない民間人を殺害した疑いで勲章は剥奪され戦場に復帰したものの頭部を負傷したため除隊し妻や妹に先立たれ破産し連続狙撃事件の被疑者としてマークされていたが何者かに射殺されるティムことティモシー・ハンターに中井和哉
元横須賀基地司令官（階級は少将）で退任後は元米軍兵の良き相談役になっているマーク・スペンサーに大塚周夫
元ネイビー・シールズの海軍兵曹長で顔に大きな傷がある髭面の黒人男性で東京町田でバイク店を経営しているスコット・グリーンに辻親八
元海兵隊2等軍曹で右眉の端に傷がある日系アメリカ人で東京福生にて米軍払い下げ品のミリタリーショップを営んでいるケビン・ヨシノに福士蒼汰
マーク・スペンサーの運転手で元海兵隊の狙撃手でアジア系のカルロス・リー にマイケル・リーヴァス
元陸軍特殊部隊大尉でサンディエゴで軍装備品の製造会社を経営していたが妻と娘のと共に京都旅行のため来日していたジャック・ウォルツにパトリック・ハーラン
ジャック・ウォルツの秘書で元陸軍3等軍曹の眼鏡をかけた黒人男性で栃木県日光市のホテルに滞在中だったが電車に乗っている最中に何者かに射殺されるビル・マーフィーにスティーブン・ヘインズ
英語が得意で外国人を相手に不良物件を売りつける悪徳不動産会社社長で日本での連続狙撃事件第一の被害者の藤波宏明にグレッグ・アーウィン
元商社マンでハンターの妹の婚約者だったが婚約を破棄し料理研究家安原奈美と結婚しそのショックで妹は自殺しハンターから恨みを買っていたためか連続狙撃事件第二の被害者になる左目の下にほくろがある森山仁に置鮎龍太郎
森山について調べている世良真純にそろそろ閉館と伝える米花図書館の館員に半場友恵
俊足が持ち味の警視庁捜査一課の刑事の赤星に赤星憲広
綾小路警部の部下に吉田眞
スマホを取りに来たコナンに応対する東京都墨田本所吾妻橋交番前の警官に松本大
スマホを取りに来たコナンに応対する東京都墨田本所吾妻橋交番前の警官に岸尾だいすけ
テレビ番組のコメンテーターに浦山迅
テレビ番組のコメンテーターに大西健晴
連続狙撃事件の最重要容疑者であったティモシー・ハンターが射殺されたことを伝えたキャスターに蓮池龍三
東京中がパニックになった騒動の為に錦糸町で5名の負傷者が出ていたことを伝えている女性キャスターに柚木涼香
ベル・ツリータワーで藤波から物件の紹介をされていたアメリカ人の老夫婦にカート・コモン&レイチェル・ウォルツアー
森山仁を狙ったと思われるビルに入って来たコナンと世良に記帳をするように言っていた受付係に甲斐田ゆき
マーフィーが乗車していた電車の車内放送に柳沢栄治

コナンファンの人に「赤井さんが活躍する映画」と聞き見ましたが、全体的に面白い印象です。
なかなか登場しないので、間違ったかな？と思っていたのですが、最終的に赤井さんがいないと解決できない事件でした。
シルバーブレッドと呼ばれる所以などわかったので、より楽しめました！

•スケボーのシーン色々あるけどこの映画は特に良い！
•赤井さんかっこよすぎ！

TVシリーズの、病院でのFBIと黒の組織の攻防が面白かったので、世良真純が出る本作もその流れかと期待しましたが、個人的には全く面白くなかったです。流石にここまで来るとコナンには物語を牽引できず、ストーリー自体が小学生や高校生探偵には全く関係ないと感じました。YouTubeで、テキサスタワースナイパーの話を聴いた方が、遙かに有意義な時間を過ごせると思います。

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アメリカの凄腕スナイパーが来日、恨みのある敵を次々に殺す。
と思ったら真犯人は別にいて、スナイパーもそいつに射殺された。

紆余曲折の末、犯人はスナイパーの弟子的存在の奴と判明。
自身の射殺も含めてスナイパーから依頼されてのことだった。
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うーん、相変わらず命がけのアクションが多過ぎて嘘くさい。
何回死んでてもおかしくないっちゅーの。

しかもコナンが頭悪過ぎて引くわ。
ターゲットを守るため、スナイパーを妨害しようとして銃に背を向ける。
いやいや、その場所で邪魔したらお前もターゲットにされるだけやっての。
奇跡的にセラに助けられたが、セラが撃たれて死にかけてるし。

他にも、ターゲットを守るためにスケボーで高速道路に行ったりする。
そのせいでセラのバイクが廃車になり、他の車も玉突き事故・・。
ホンマに害にしかならへんなあ。

そしてあの目の細いおっさんが実はFBIの狙撃手だったってことになり、
相変わらずのご都合主義ですべてうまく行って終了。

浅草界隈に住んでいたことがあるから、映る景色の数々が懐かしく、そんなところも楽しかったな。

劇場版で初めて赤井さん出て来た回！

そしてまた思う、素手ではやっぱり蘭が最強😂

【あらすじ】
日本一の高さを誇るベルツリータワーにやって来たコナンたちの目の前で、突然一人の男が銃弾に倒れる。常識では考えられない遠距離からの狙撃。
日本の警察とFBIが手を組み、合同捜査態勢を敷くが…

上映中の映画を見ようか迷い、とりあえずジャッジのつもりで録画してあった本作を見た。
やっぱり見始めると面白いな～と思い見ていたのだが、最後に萎えた。
表題にもあるが、蘭のバトルシーンをちょいちょいクライマックスにねじ込んでくるが、
そんなに需要があるのだろうか・・・
本物の戦場、死地を経験した軍人上がりの屈強なアメリカ人男性をボコボコにする部活で空手やってるだけの超細身の女子高校生って何ぞや？
狙撃で無力化させたところをFBIの二人が取り押さえるでは駄目なのだろうか。
その方が探偵ものの作品として全然納得感がある。
バトル漫画なら別よ？違うからなあ。別の映画では、とうとう拳銃をかわしてしまった。
上映中の映画見る方に傾いてたけど、一気に白けて見ない方に逆転した、それ程白けた。

あと、他の人も書いてるけど、コナンのスケボーも大概にした方がいいんじゃないかな。
警察でも何でもない一般人が交通ルールガン無視で暴走して他の車両達を事故らせる。
自分が犯人を追いかける為なら、全然関係ない人間が何人交通事故で死んでもよいのだろうか。
必要なシーンだとは思わないなあ。博士の発明補正があるとはいえ、蘭と同様、意味不明の身体能力だしな。小1の体なんだよね？

とまあ、目に付いたハテナなシーンばかり書いてしまったが、自分も幼かったら何も気にせず見ていたのだろう。
少年少女向けのド派手シーン、盛り上げシーンといった所なのだろうか。

原作の重要人物も出てきたり、緊張感、緊迫感もあり、劇場版らしいアクションで今作はけっこうおもしろく観れた。
やはり蘭は強すぎです（笑）

多作なので謎解きの面白さに欠ける作品もあるが、これは緊張感、ストーリ展開とも優れている部類の作品。毎度の信じられないアクションシーンは仕方ないとして、飽きない出来でした。
初見20150429

2021年8月18日
映画 #名探偵コナン #異次元の狙撃手 (スナイパー) 2014年 鑑賞

コナン君たちと一緒にタワーみたいな高い所に登ると危険な目に逢うわよね！しかも、うちの子は殺人事件に何回も遭遇してるし！

と歩美、元太、光彦の親たちは言わないんだろうか？不思議です

「了解」は何度見ても痺れるが、それまでのスナイパー同士の小競り合いのくだりはうーん…赤井秀一上げのためのスパイスとは言え、つまらない…。
劇場版初登場の真純がとても可愛い。

金曜ロードショーにて。

この映画はFBI関係という点で緋色の弾丸と共通している。
評価に関しては、こちらの異次元の狙撃手の方が断然良い。

ミステリーも確りしているし、アクションも見ごたえある。

五角形は名前のとおり５つの頂点と５つの辺という情報を持っているが、平面図形として規定するためには、描き始めた点に終結させなければならない。
だから６つの位置情報が点をつなぐのに必要。
だからサイコロを用いた。
なかなか面白い発想だと思った。

ただ、外国人のセリフが日本語だったり英語だったり統一感がない。
不満点はそこだけである。

昔から蘭の空手シーンが大好きなので、
全シリーズの中で強敵の部類に入るであろう、今作の犯人を制圧する蘭に惚れてしまいそう♥
犯人をボコボコにするシーンは瞳の中の暗殺者に次いでの爽快感！
昴さんも勿論格好よかった！
私としては赤井さん(昴さん)の見せ場は、最新作を越えて今作が一番だと思う。
肉弾戦も好きだが、シンプルにスナイパーとして活躍する赤井さんが何だかんだ良いな。

しかし何と言っても蘭姉ちゃんに全部持っていかれました！
ごめんなさい…昴さん

推理の場面もしっかりしていて最後までハラハラしながら観ることができました！
狙撃手とタイトルにもある通り、狙撃シーンが多くとても見応えがありました。特にちらっと登場する沖矢昴の狙撃がたまらなかったです！
キャラクターもバランス良く出演し、それぞれの良さが出ていて楽しめました。

タワーで狙撃された。現場に居合わせたコナンは狙撃手を追ったが逃げられた。
4人を殺すカウントダウンが始まったが、犯人は予想されたハンターではなかったんだけど遠い所からスナイパーに狙われると防ぎようが無いよね。誰が犯人か分からないし、次に誰が狙われるかも分からない。コナンも狙われたんだけど、いちいち和訳を見なきゃならないのは面倒だね。

クライマックスの蘭には手に汗を握りました。
面白かったです。

悪徳不動産業者が射殺された。FBIと警察が容疑者として追う元海軍兵をコナンと世良は追うが…。
劇場版18作目。最新作前の復習で鑑賞。事件のテンポが早すぎて中盤まではバンバン射殺されていく。京極さんに次いで世良が好きなので大活躍に満足な作品です。

　世良真純、沖矢昴、誰？という生半可な状態で見ると置いてけぼりにされてしまう。しかも、犯人や被害者が元米軍関係者ばかりなので、名前さえ覚えきれないのだ。どうせ一般人を巻き込まないのなら、勝手に殺しあってくれ！と思うと、妙に疎外感を覚えてしまうのです・・・

　あぁ、もうコナンはモチーフにされているだけで、本来の作品じゃなくなったのね。英語を喋る人たちは妙に棒読みだし、ストーリーもスナイパー対スナイパーというものになってくる。ダイスの数字が人数かと思ったら、実は奪われた勲章に関係あるという。ん～、そんな推理の面白さだけはあったけど、外国人心理がよくわかんないしね・・・

　ベルツリータワーが635mというスカイツリーより1m高いというところは、飛行船ベルツリー号がヒンデンブルグより各辺が1m長いという設定と同じだな・・・なんて見栄張りなんだ、鈴木さんは。

コナンが、ベルツリー周辺で発生する米軍関係者連続射殺事件を追うストーリー。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。

大きな欠点もないですが、面白みにも欠ける「可もなく不可もなく」といった作品に感じます。
恐らく、コナンの推理が入る余地がほぼなかったこと。
コナンと狙撃手の直接対決に乏しく、結果クライマックスでのアクションが地味になったこと。
狙撃場所のメッセージなど、かなり無理な設定が盛り込まれたこと。
そんなことが、今一つに感じられた理由だと思います。

逆に、上述のメッセージ以外では取り立てて悪い部分も感じられず、普通に楽しめた作品だったと思います。

赤井秀一カッコよすぎた
了解。