スティーラーズ(2013)のレビュー・感想・評価
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くだらない割にはよくできてる
グロい悪ふざけに満ちたくだらない映画だったが、意外とよくできていて面白かったす。
マッド・ディロンとドノフリオは豪華キャスト(笑)だけにとてもいい味が出ていた。
ヤク中の妄想で「裸の女性のゾンビ集団が見える」が、まさかの伏線として活きてくるとは。
サンタクロースのエピソードとか、いろいろとクスリとするシーンは多い。
邦題はいい加減すぎるなあ、と思うんだけどなあ。私ならどうするかな?
「質屋と指輪をめぐるある物語」....もう少し軽薄に。
「指輪高く買い取ります!」.... 「いまどきの質屋」....うーん。
どいつもこいつもB級役者並み(^ワ^)
タランティーノ絶賛 と言うだけあって、これほどひどい作品にお目にかかったことがないです。
ハリウッドではまずまずの役者揃いなんですけど、この内容では、どいつもこいつもB級役者並み (^o^;:
2014.4.19
好きな人は好き
質屋を軸に複数のストーリーが絡み合うストーリーテリングが絶妙で面白かったが、こういう群像劇は入り込めない人も多いだろうなと思う。
パルプフィクションが好きな人は好きだと思う。
タランティーノやロバートロドリゲスが好きな人にはたまらない面白さがあると思う映画です。
イカレタやつら
故ポール・ウォーカーとちょっと旬は過ぎたけど気になる面々に惹かれて鑑賞したのですが、まさかこんな映画だったとは!
登場人物のほとんどがイカレタやつらで、ファ○ク連発なバイオレンス映画、エログロ多数でかなり好みも分かれそうですが、往年のタランティーノ映画を彷彿とさせる作風が妙に懐かしく感じられて、私は結構楽しめましたね。
まあ勿論タランティーノ映画と真面目に比べてしまえばいささか足りて無い感じではありますが、一見全く異なる3つのエピソードが最後に巧妙な繋がりを見せる辺りなんかは変な爽快感もあったりで、なかなかの見応えを感じました。
ゾクッとするようなオチもいいですね!
しかしポール・ウォーカーがこんなおマヌケ野郎を演じるなんて、ちょっと新鮮でしたね。
ジャンキーな強盗仲間とのやりとりもまたバカ丸出しで最高でしたし、その強盗の顛末や他のエピソードとの繋がりもアホッぽいけど妙に気持ち良かったりで、このパートは結構好みのエピソードでした。
マット・ディロンとイライジャ・ウッドのエピソードは女性の裸率とグロ率高しで要注意、イライジャが拷問されるシーンは本当に痛そうだったなぁ・・・。
でも、イライジャの変態っぷりは結構な嵌り役だった印象です。
最後のブレンダン・フレイザーのパートは、肥えた腹に痛々しさすら感じられたプレスリーへの成り切りぶりが、何とも哀愁たっぷり・・・しかしここで他のエピソード2つがまさかこうも巧妙に絡んでくるとは、まさしくミラクルな結末でしたね。
一時期流行った作風で、まあ今更感はありましたけど、でもこう言うの嫌いじゃないんだなぁ。
ブラックユーモアたっぷり(笑)
この映画の内容は質屋にくる男たちのそれぞれの短編の物語で、全部の物語がバカッぽくて笑える!!
それぞれの物語が最後には繋がっていてびっくりした!!イライジャ・ウッドのキャラは強烈。笑
サングラス取ったら
ブレンダンフレイザー!わからなかったー。キャストを見たら、ノーマンリーダスも!、、?どこに出てた?と思ったらガスマスク!いやはや、役者の使い方が面白過ぎ。マットディロン以外は。この役を個性的な演技が出来る役者だったら良かったのに残念。普通の狂気で面白くない。しかしポールウォーカーはやたらとヒゲをぼりぼりかいたり、仕草や台詞の言い方も天然役で凄く良い。その二人の会話はタランティーノ調。ピエロのマスクの怖がりようには笑った。ストーリーは3部作。前半はガイリッチーもどきの映像で期待度大だったがマッドディロンが出始めたら失速。しかし話のつながり方は好き。締めの花火は大満足。2度目に観たら、前半の台詞がよくわかり、更に面白かったー。しかしマッドディロンじゃなかったらホント面白い作品だったのにー。
行列の出来る訳あり客の質屋
金欠男、ヤク中、失踪した妻を捜す男、プレスリーのモノマネ芸人…アメリカ南部の田舎町の質屋を訪れる訳ありの客たち。
彼らのドラマが交錯する群像犯罪コメディ。
バイオレンスとブラックユーモア。
男たちの欲望と、豪華キャストが演じる癖のある登場人物。
リンクするストーリー展開など、「パルプ・フィクション」風。
しかしと言うか、当然と言うか、「パルプ・フィクション」には遠く及ばず。
何だかパンチに欠けるゆるい作品だった。
印象に残ったのは、ポール・ウォーカー、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー、イライジャ・ウッドら豪華な面々。
そして、イライジャ・ウッドのアレ。
あんな拷問はヤだなぁ…。
キャラクターは新鮮!
アメリカ南部の田舎町のシケた質屋という舞台も面白いし、食えない質屋店主のヴィンセント・ドノフリオ、間抜けなジャンキーのポール・ウォーカー、サイコパスのイライジャ・ウッド、似てないエルヴィスのモノマネ芸人のブレンダン・フレイザーなど今までのイメージを払拭するようなキャスティングとキャラクターはとても新鮮!
特に、間抜けなジャンキーのポール・ウォーカーはもっとこういう路線の彼も見てみたかったと思わせる。
質屋に出入りする人間による三つのエピソードが少しづつ交錯する構成は『パルプ・フィクション』辺りの影響なんだろうが、
それぞれのエピソードに見られるご都合主義とブラックな内容(特に二つ目のエピソード)は笑うに笑えないし、ストーリー展開のもたつきが辛い。
こういうブラックな内容なら、もっとテンポのいいスピード感ある展開が欲しい。
しかし、ノーマン・リーダスの顔を見せないってどういうこと!!!
キング/なんぶ
マットディロン、イライジャウッド。キングオブロックンロールとはチャックベリーのことではなく、当然エルビスのことを指す。エルビスはドーナツを食べ過ぎて死んだと聞いた。サウスカロライナ出身のエルビスのものまね芸人が、星条旗を羽織ったスレイブ(イライジャウッドが拉致監禁していた白人娘)を従えアメイジンググレースを熱唱し、背後では自家製のドラッグ精製工場が吹っ飛ぶ。南部ジョーク満載。
アメリカらしいブラックコメディ
「ワイルド・スピード」のポール、「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ、「ハムナプトラ」のブレンダン・・・大物俳優たちが出てくるというので、リリース開始されてからすぐ借りて観ました。
内容は、それぞれの男たちが犯罪や復讐に走っていくという話です。
ストーリーとしては、僕個人としてはあんまり好みではなかったですが、予想を裏切るような展開があり、退屈にはならかったです。
ただし、後半になると、雰囲気がかな~り重くなるので、苦手な人が見ないほうがいいかもしれません。
アメリカ人がウケるようなブラックなコメディという感じなので、日本人には、ついていけるかどうか・・・。
俳優たちがイメージをぶち壊すような薄汚いキャラクターを熱演してみせてくれるので、他の作品と見比べて楽しめると思います!
とくに、甘いマスク(?)のイライジャやイケメンのはずのブレンダンときたら・・・!!!(笑)
アメリカ
表紙は一見サスペンス・アクションのようだが、実はコメディー映画。
内容はさほどのひねりもなく、むしろ無茶苦茶だが、面白いのはそのキャスティング。
素朴で温厚なイメージのイライジャ・ウッドが狂気的な性犯罪者を演じたり、イケメン俳優で知られるブレンダン・フレイザーがデブで醜い姿のセンス無しの歌手を演じたり、ポール・ウォーカーが自由気ままで天然な白人主義者を演じたりと、それぞれがイメージと違う役をこなしているが、それがまた見事にハマっています。
前半はゆるいコメディ映画のようでしたが、中盤から重い展開になっていき少し気持ちの入れ替えが大変でしたが、まあまあ楽しめる感じです。
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