「※がっつりネタバレです ※長い」寄生獣 完結編 ぽさんの映画レビュー(感想・評価)
※がっつりネタバレです ※長い
(役名と俳優名入り混じってます。ごめんなさい。役名忘れちゃった。)
個人的には大森南朋さんがすごく良かったなぁ…
田宮と話しているシーンも良かったし、
ゆみちゃんと一緒にいる場面はジーンときました。幸せになってほしいな、って無条件に思えるような感じ!
だから、ゆみちゃんが殺されてしまった所から泣いてしまいました。
そこから、田宮の身を呈してまで赤ちゃんを守る下り、そして浅野忠信さんとの戦闘での新一とミギーとの別れ、と
怒涛の展開で号泣してしまいました。
感情移入しまくり。
いやー、よかった。星5つ!
……と、いけばよかったのですが…
里美と新一のラブシーン。なんですかあれ…絶対いらないでしょ…。
そこで完全に冷めました。ぶち壊しです。
キスまではまあ…、でもなんでHしちゃうの…。
一緒に見に行った男友達は、「あのシーンは橋本愛の可愛さが爆発してたからええねん!」と言っていましたが…。
そうかな?そんなもんですか?(^_^;)
まず、田宮が死んだ直後の「涙が戻ってきたよ…」みたいな台詞に興醒めしました。
新一の涙を取り戻すために田宮は死んだ訳じゃないでしょうに、その話は後でしてよ、と。(笑)
そんなこんなで里美にあまり良い感情が芽生えず。一番ラストのシーンも冷めた気持ちで見てしまいました。
でも俳優さんは皆良かったです。
上手な人しか使ってないなぁって!
大森南朋さんも良かったけど、
やっぱり寄生獣のMVPは深津絵里さんかな。全編通して!
いないいないばぁや、大声で笑っているシーン、東福山動物公園での長台詞、すごく良かったです。考えさせられました。
駐車場での戦闘シーンは怖かったな…。田宮強し。
新井浩文さんは、ファンなので楽しみにしてました!
浅野忠信さんが建物の上からSATに投げつけた生首、新井浩文さんのかな、逃げ遅れちゃったのか…。って思っていたので、
新一と里美のデートシーンで出てきた時はゾクッとしました。ほんとゾクッとする顔…。(笑)釈放されたのかな?勝手に逃げたのかな?どっちにせよ流石です。
前編は結構グロかったけど、完結編でグロかったのは新井浩文さんの序盤の殺人シーンぐらいかな。ほんの数秒だけど、女の人を追い回す演技だけで、背筋凍りました。怖すぎる。
あと、新井浩文さんが里美を屋上に連れて行った時、サラリーマン1人殺しましたよね?
新一は里美を人質に取られているとは言え、そのサラリーマンを一瞥しただけ。しかもその後、新井浩文さんと何やかんやして里美と寝転がって愛を囁きあってますが。入り口でサラリーマン死んでますからね?!(笑)
エンドロールの時はそのサラリーマンのことがずっと気になってました…。
浅野忠信さんは最強生物の割にそこまで出番なかったしそこまで強そうでもなかったかな。「この種を喰い殺せ…」とか言ってる割に新一に固執しまくり。
ゴミ焼却場?で寄生生物の統率が効かなくなった場面は本当に本当に気持ち悪かった。蘇生しようとしている場面もとても気持ち悪かった。
北村一輝さんが人間だったのはびっくり、想定外!
だから前編の選挙演説シーンでミギーは正確な寄生生物の人数を言わなかったんだなぁ。少し引っかかっていたので、納得!
橋本愛ちゃんは、なんだろう。
キャラクターも好きじゃないし。
あんまり可愛いとも思わなくて。。
感情移入もできなかったです。
そして染谷くん!
これは前編ですが、お母さん(A)に心臓を破壊され、ミギーのおかげで蘇生?し、「夢じゃなかった…」と悶えるシーンなど…ところどころにヒミズの片鱗が見えました。好きだな。横顔が可愛い。演技力、さすがです。
関係ないけど、舞台挨拶か何かのPRの時の「GWは寄生ラッシュ」がとてもうまい!と思いました。(笑)
原作は読んでいません。
でも、読んでみようかな、とは思いました!
すごくすごく考えさせられる作品でした。こんなに考えながら見た映画は初めてかもしれないです。
劇場で見られてすごく良かった。
また大好きな作品が増えました。色んな人に見てほしいです。