「体の断面苦手です。まさかの世界を救う系?」寄生獣 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
体の断面苦手です。まさかの世界を救う系?
漫画は楽しく読んだ記憶があるけど、ストーリーを全く覚えてないまま見てきました。
山崎貴監督作品は初体験です。
脚本が古沢良太さんだというのも選択の決め手でございました。
音楽と効果音でズドンズドンと見るものを刺激する映画ですね。大変苦手です。
そして食べられた人間の残骸が、予想以上のグロテスクさで見てられませんでした。
免疫ありませんので…すみません。
臓物と体の断面は無理です、ごめんなさい。
正直なところ音がうるさい、グロテスク、ってあたりで気が散って、ストーリーが頭に入ってこない。や、あらすじは追えましたが、脚本家の企みのようなものは感じられず…
喋る人の多くが寄生されてる人だから、声も表情も硬いし、リーガルハイやデートのような切れ味鋭い言葉のパワーは感じなかったです。
そして、漫画と映画で、あらすじに違いがないならば、私は一体何を面白いと思って漫画を読んだのかと思います。今更ながら。
謎の生物に人間の脳が乗っ取られ、人間が駆逐されようとしている。そこに異能を得たが人間の心を持つ僕が、人間の世界を守るために戦う!って話ですよね。
苦手な話だったんですよー。
全く興味が持てない話なんですよー。
出来が良い悪いは関係なく、ただただ興味の持てないお話なんですよー。
ふさわしくない観客でしたー。
染谷くんのミギーと混ざってからの顔つきの変化はよかったけど。
ママの顔がエコバックに入ってた伏線が、どう拾われるか気になる…
でも完結編は多分見ないですね。
ポイント鑑賞とかで見られて、時間あったらもしかしたら見るかもってくらいです。ハイ。
人間は多種多様な生物を食べるのに自分たちが食物になることを何故拒絶するか、地球にとっては人間が寄生獣ではないか、というあたりが思想的なテーマなんですよね?
それはわかるのですが、そこに肉付けされる考察が読み取れなかったです。
完結編には出てくるのか?