ジュラシック・ワールドのレビュー・感想・評価
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劇場で観てこその作品です
ものすごい興業収入を稼ぎ出している本作。
一応時間かなり開いてるけど、シリーズ4作目。
昔のファンから子供まで、老若男女問わず楽しめる作品だ。
それはあたかも『ジュラシック・ワールド』というテーマパークに自分がいるかのような気持ちになる。
ある意味ジェットコースター・ムービーである。
前作を観てた人は勿論、本作から観る人にも、十分楽しめる作品と思います。
特に難しい話でもないですしね…。
本作のような映画は、家のテレビで観ては迫力が半減してしまうので、やっぱり劇場で観なければいけない1本なのは間違いないと思ってます。
ラスト、クライマックスで(んっ!?)って思ったことがあって(なんでコイツが出てくんだ?)って思っていたら、なるほどアレは第1作目に出ていたアレなんだと分かって「オーーッ!そうかーーっ!」ってなりました。
いやいやうまく作っています。
さすがです。
映画の楽しさを満喫です!
遺伝子は商売道具ではない!
頓挫になったジュラシックパークが、ハモンドからマスラニに引き継がれ、いよいよ開園している。舞台はシリーズ1と同じイスラ・ヌブラル島。シリーズ2,3の、ジュラシックパークで展示する恐竜を育成するために使っていたサイトBは今回は出てこない。
懲りずに造られた恐竜テーマパークを舞台に、より歯が多く、より恐い物をと様々な生物のDNAが掛け合わせられた試験管ベイビーの恐竜達が暴れ回る。女性が仕事で活躍するためにどんどん強くなってしまうご時世を反映したかのような、強情ともとれるほどの少々利己的キャリアウーマンクレアが、恐竜と対等に対話を試みどんなピンチでも仲間を守るオーウェンと共に、目の前の人を大切にする謙虚な気持ちと、物見台からではなく現場で使える強さを取り戻していく。スリルと迫力と海猿のように立ち向かうオーウェン達。展開も軽快で引き込まれる!実際のテーマパークオーナーはインド系マスラニに代わり、DNA操作でゲテモノ凶悪恐竜を作り出し手に負えなくなるとあっさり逃げる中国人、大活躍しているようで現場で踊らされている白人、と世界の縮図のよう。作中でもあるように、遺伝子操作で例え作り出したとしても、感情もあれば食欲も性欲もあり、繁殖もする。管理下に置いているようで実は遺伝子「操作」なんていかにおこがましいか、予想外の事態に瀕して、遺伝子操作された恐竜に逆に命を弄ばれる登場人物達を通して学べと言われているよう。
それこそ、ジュラシックパーク創設時の狙い、「人間がいかにちっぽけか思い知る」を体感できてはいるのだが。毎回犠牲者多数でそれを言っても。。
今回メインに出てくるインドミナスは、ティラノサウルスに、擬態できるコウイカや、熱感知できるアマガエル、極めつけはラプトルの遺伝子が組み込まれている。
試験管内で産まれ、クレーンで与えられる肉しか知らず、母性も社会性も知らないインドミナスが脱走した時、予想以上の知能で弄ぶように他の恐竜や人間を殺戮しながら、弱肉強食のどの位置に自分がいるのか探り出す。
たまたまその日に居合わせてしまった、クレアの姉の子供の兄弟2人は、親の離婚に不安を抱えながらも、兄弟で助け合ってパークから生き延びようとするうち、強い絆を再確認する。弟が、インドミナスの歯を見て、足りないよ、もっと強いのがいる!と気づいた事で、ティラノサウルスの存在を思い出し、身の危険を顧みずにティラノサウルスを放して、最後にインドミナスとティラノサウルスを決闘させたクレア。そのティラノサウルスはおそらく1で出てきたもの。クレア自身も、最恐と作り上げられたインドミナスよりも、最強としてティラノサウルスを認識しているのが、シリーズ全作通して掲げている過去への敬意のようで興味深い。そのティラノサウルスも、数十年前に人間が化石のDNAの欠損部分に両生類のカエルを入れたもので、自然ではないのだが、試験管内でこねくり回されたインドミナスよりは自然に近い。
途中、オーウェンが手懐けたラプトル5頭がインドミナス終息に兵器として駆り出されるが、インドミナスに流れたラプトルの遺伝子により、オーウェンの5頭がインドミナス側について人間を襲い出したりと、力関係の変化が面白い。ラプトルはブルー1匹以外は、巨体インドミナスにやられてしまったが、ティラノサウルスとブルーが結託してインドミナスに挑むクライマックス。
そして。あれだけ最強恐竜と恐れていたインドミナスを漁夫の利的に水中から現れパクリと食べて最後まで生き残る歯が88本もあるモササウルスを、水族館のイルカショーのように間近で見世物にして楽しんでいたなんて。
人間の浅はかさを思い知る。
一貫してサブキャラとして登場するプテラノドンも、今作でもパークの展示物として存在するが、翼竜館が壊れていっせいに飛び出し羽ばたきながらパークの観客達を弄ぶシーンは恐怖そのもの。自然にいる姿こそが1番美しいと実感する。共存も管理も無理。
最後までパークの司令室に残ったメガネ男性ローリー。一見さえないけど恐竜への敬意があり、勇敢だった。過去の頓挫ジュラシックパークグッズをオークションで落として着ていただけあり、このシリーズの意味をよく理解しているキャラクターとして存在していた気がする。
すっかり様変わりし更にハイテク化されてオープンしているパーク。1で巨大標本があったところには3Dテレグラム、いまだ存在するゲノム操作説明のATCGを説明するイモムシみたいなキャラ、1で観客がコースに出る時乗っていたジープはガラス球体に変わったが、兄弟が逃げ込んだ小屋でジープは乗り捨ててあり復活を遂げるし、1で創設者ハモンドの孫の少年が使っていたヘルメット式電子双眼鏡を兄弟が見つけるシーンも。今作はグラント博士もエリーもマルコム博士も出てこないが、過去作オマージュが満載で存分に楽しめる。
うん、映像綺麗!
ジュラシックパークはテレビでしか見たことがなかったので、まず映画館の大画面、大迫力でみるジュラシックワールドに圧倒された。
ストーリー自体はジュラシックパークとほぼかわらないんじゃないかな〜流れも。
あ、この人恐竜にやられる人やん!とかソッコーわかるし(笑)
でも今回は身内グループで死んでいく人のなかにそんなにメインキャラがいなかった。。CEOだっけ?は、勇敢やけどそんなに情が湧くキャラでもなかったので、ジュラシックパークで亡くなった黒人の人にくらべると何も悲しくなかった。、
(笑)
アトラクションムービ
大好きなシリーズ物のひとつである、ジュラシックパークの最新作。
公開前からこれは必ず4DXで見ると決めておりました。
これは4Dで、見るべき映画だ。という内容です。
元祖を彷彿とさせるシーンもあり、前作までの主要キャラは出ては来ませんが、所々にその人達の要素が含まれており、2時間ワクワクしっぱなしでした。4Dの特殊効果も相まってまさにジュラシックパークにいるような感覚を覚えました。
是非みなさんも4Dでこの映画鑑賞される事をオススメします!
ストーリーも単純ですし、心から楽しんで頂ける作品です。
アトラクションとしてはいい
数多く出てくる恐竜が雄大に動く様と、「あったらいいな」と思わさせられるテーマパークという設定は楽しく、知ってはいてもワクワクはさせる。
だがそれを超える感覚を持つことができなかったのが残念。
読めてしまう展開と登場人物たちの無理のある行動。
登場人物たちと環境が、まるで作り手の思いに動かされてる感を感じずにはいられなかった。
そして余計な伏線の存在が邪魔をする。
両親の離婚、コントロールセンターの職員感の気持ちの肩透かしと笑いのくだり、お兄ちゃんの彼女との別れとか必要性を理解できないことも多く、ほかに時間を使って欲しかったとも思えてしまう。
表向きの表現力は楽しめた。
だとしたら、そちらに絞って擬似テーマパーク感を強調してもらえたらもっと楽しめたのかなというのが、一視聴者としての感想。
3Dで鑑賞したが、4Dの方がもっと楽しめるはずとは感じた。
とにかく大迫力
時代が進化してる!
前作までの人物はもはや誰も出て来ず、パークもすでに軌道にのっていて、映画の中で時代が進んでるのを感じた。
パークのシステムやら、乗り物や、登場人物がスマホで連絡を取り合うところも前作からかなり進んでいた。
恐竜はもう出し尽くした感あるのか、今度は人間が掛け合わせで作った物が出てて、ややリアリティーに欠けてた。
もはや普通のSFになってしまった感じ。
ラプトルを調教してみたり。
1とは別物みたい。でもこれはこれで面白かった。
オーウェンさんがカッコよすぎた。
相変わらずの迫力。映画館で観てよかった!
元祖に戻った面白さに拍手
お粗末すぎる設定
前半のテーマパークの紹介部分だけが引き込まれた映画だった。
こんなテーマパークあったらなあ、という懐かしい子供心を刺激される映像で、テーマパークに到着したときのわくわく感を、子供はもちろんきっと多くの大人も主人公と共有したのではないだろうか。
しかしその後の展開は突っ込みどころが多すぎる。
あれだけ巨大なテーマパークを管理してるシステムがポンコツすぎて、映像はリアルなのに設定にリアル感がない。
GPSがあるのにそれの確認もせず檻の中に入っていき、恐竜の脱走を許した危機意識がなさすぎるオーウェン。そして驚くべきことにこの人物が、映画内一のキレ者設定というのだから余計に始末が悪い。
客の球体車?をリモートコントロールできないという現代のディズニーランド以下のシステム。
基本的にこの映画の「危機」は、恐竜を蘇らせるテクノロジーがある割にはお粗末すぎるシステムや間抜けな登場人物によって引き起こされており、そうした点が気になり出すと、この映画の面白さは激減する。
次々に襲ってくる恐竜達の恐怖が、そのようにご都合主義なお粗末システムによってお膳立てされた作り物に感じてしまい、いまいち恐怖を感じなくなるからだ。
とにかく書き出すとキリがなくなるくらい、そのような設定の甘さが目に付く映画だった。
すげー!すげー!
推薦状なんて書けませんよ
「ジュラシック・パーク」を初めて見た時の驚きと感動は期待していなかった。なぜなら、この22年間の間に我々は中つ国へ指輪を捨てる旅に出掛けたし、パンドラという未知の惑星を飛び回ってきた。今更、恐竜が大暴れしたところで驚くことは何もないだろう…
しかし、映画を見て驚いた、いや愕然とした。「ジュラシック・ワールド」は恐竜映画ではなく、紛れもない怪獣映画であったからである。
「ジュラシック・パーク」の勝因は“恐竜”を“リアルな生き物”として描いことが大きい。主人公が恐竜博士だったこともあり、彼は恐竜の生態を知っていた。当時の学説に基づくトピックも多く盛り込まれており、そのことが、CGやアニマトロニクスの恐竜たちに生き物としての信憑性を与えていたのだ。
「ジュラシック・ワールド」にはそれがない。新種のハイブリッド恐竜は銃弾をものともせずに人に襲いかかるし、ラプトルの生態はご都合主義的に描かれる。主人公が恐竜の飼育員であるのなら、もっと恐竜たちの個性や生態を知ってて然るべきなのに、ただ逃げ惑う、ただ利用するでは、芸がない。もっとも肉食恐竜だけが活躍すること自体、恐竜=獰猛な生き物というステレオタイプな演出であり、もはや恐竜であろうと、エイリアンであろうと今作の話は成立してしまうのだ。
「ジュラシック・パーク」のラストで博士が社長にこう告げる「慎重に検討してみましたが、(パークの)推薦状なんて書けませんよ」。私はこのセリフをコリン・トレボロウ監督に伝えたい。
子供も大人も楽しめます
進化したジュラシック!! 今作は人間の手で作り出された恐竜が暴れた...
力入れるところと抜くところが両極端。。
CGはさすがとしか言いようがなく、恐竜の動きも完璧なリアリティーでしたね。
迫力も申し分なしです。アクションシーンやハラハラドキドキも、かなりシンプルに絞っていた割には満足出来ました。
ただ、せっかくCGであんなにリアル感を出しているのに、なんで、あんなつまらん演出でぶち壊すかな? 子供たちが襲われてるかもしれないところを救出に向かっている筈なのに、恐竜撫でたり、女とじゃれあったり、緊迫感が消え去る演出。。。どう考えてもタイミングが違うでしょ! 人が次々と喰われて死んでいるのに、クリス・プラットは何故かいつも半笑い!? このシーンで何故その表情? ちょっとあり得ないんですけど。。。演出家が仕事放棄してるのか、ちょっと感性が違うのか。。。 よい部分は良いだけにちょっと批判的になりすぎました。スミマセン。
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