her 世界でひとつの彼女のレビュー・感想・評価
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美しく悲しい映画
恋の形
これは予想外
それでも世界は美しい
えぐられる、でも何度も観ちゃう
会話自体はつまらない!!
次第に生身の女性のようになっていくのが上手く伝わってきました。ただ、ほぼ全て会話が占める映画ですが、会話自体はつまらなかったです。主人公は一人で考えるよりも四六時中色々な女性と会話せずにいられない性格なのは、かなりチャラく感じました。
ルーニー・マーラが思ってたよりキレイだった
コミカルでちょっと不気味
結構SF
人工知能が人間と恋愛するなんて考えもつかないけど、
「ヘイ!Siri」「オッケー、Google!」が当たり前の今、
その呼び名が個々で違う様になっても不思議じゃない未来。
人工知能の名前のトレンドとか、キラキラネームとか、
でも「サマンサ」は自分で名前決めちゃったから、
キラキラネーム無いかもね。
「サマンサ」みたいに、家でも職場でも外でも、
いつでも好きな時に話せる相手がいるのは嬉しい反面、
自分一人になる時が全く無いのは恐怖。
そんな「彼女」が感情を持つことが、
プログラムなのかリアルなのか悩むとか、「心の形」を語るとか、
ストーリーはアニメの世界に似ていて、
これはリアルの皮を被ったSFなんだと気付いたのは、
ラストでしたね。だから違和感なく見れました。
名言も頂きました。
「心の形は箱では無いから、心はどんどん大きくなるの」
あとでSiriに心の形聞いてみようと思う。
全体的に意外とエロティックなのが残念かな。
序盤のチャットルームはエロいけど爆笑でした。
設定は面白いとは思うけど少し絵空事?
実体のない出演者をメインに据えるということへの面白みや絵的な工夫をものすごく感じたし、それ故にかなり魅力的な作品だったけれど、何となくリアリティがなかったような…
一人芝居のようでしっかりと相手が居るような難しい演技をするホアキン・フェニックスは見事なもので、結構役柄も合っているように感じたので見た目には全く違和感はなかったけれど、あんな社交性がある人間が仮想の彼女だけに入れ込む説得力がイマイチかなーと。
作品を特徴づけていた、暗く寂しげな音楽や音は結構好きだった。
こういった設定に没入していっちゃう人間は、実際もっと自分の中に閉じこもっているんじゃないのかなと、少しだけ偏見めいたことを思ってしまったわけで、おもしろい作品だとは思ったけど、どうも絵空事にしか見えなかった。
【スパイク・ジョーンズの作家性溢れる、AIとの恋を描いた王道ラブ・ストーリー。スカーレット・ヨハンソンのハスキー・ボイスの魅力にやられた作品でもある。】
セオドア(ホアキン・フェニックス)は幼馴染だったキャサリン(ルーニー・マーラ:Wao! 仲良しじゃない!)と離婚調停中。
親友エイミー(エイミー・アダムス:ちょっとWao!)は新しい女性を紹介しようとするが、セオドアは今でもキャサリンに未練たっぷり(そりゃ、そうだろうよ!と突っ込む。この辺り、二人の当時の関係と完全にごっちゃにしながら観ていた・・)
セオドアはある日、AI型OSの広告を目にし・・購入。
「ハロー!」 起動したOS”サマンサ”の明るくセクシーでユーモラスな声に魅了されるセオドア。
恋に落ちる二人・・。二人の声だけでのセックス・・。
(取り分け、スカヨハの声にはやられました。映像があるより、余程エロティックである・・・。気になる方は、是非大音量で彼女とセオドアの”シーン”をお聞きする事をお勧めする。但し、ヘッドフォンをしていないと大変なことになります・・。)
いやあ、面白かったなあ。この作品。
<スカーレット・ヨハンソンのセクシーなハスキーボイスの魅力に完全にやられたのと、彼女が”声”だけでローマ国際映画祭最優秀女優賞を受賞した事にも納得した作品である。>
<2014年9月6日 劇場にて鑑賞>
恋愛の形
AI時代の葛藤
宙を漂う無感情な言葉を紡ぐ
哀しい男ってか痛い男
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