「だから何?」ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 マサミチさんの映画レビュー(感想・評価)
だから何?
少しボケてる年老いた頑固な父親とダメ息子が道中で心通わせてゆくとゆう有りがちなパターンのアメリカン・ロードムービーだが、イマイチ琴線に触れるモノがないのは、主観的な目線による脚本のせいだと思う。
小津が優れていたのは定点観測とゆう徹底した客観性にあったから。
その距離感に観客が感情を乗せる隙間があったからだと思う。
この映画は作り手の目線がキャラに近寄り過ぎてて逆に入り込めない。
この監督の作品は評価が高いモノが多いが、あまり好みではない。
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