劇場公開日 2014年9月27日

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「英国貴族とのシンデレラ物語」アバウト・タイム 愛おしい時間について YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5英国貴族とのシンデレラ物語

2024年6月27日
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鑑賞方法:映画館

10年前に見逃して、後悔したので、再上映(特別上映)を機に、観ました。

典型的な英国片田舎の貴族の"お気楽青年"が、典型的なタイムトラベルする話で、
ストーリーは、誰もが予想する範囲で進行する、出尽くされた古典に属する映画展開であるが、
タイムトラベル機能を 恋愛以外に使わない主人公の潔さには感心する。
沢山の事案を、映画に詰め込むと、作品が混沌とするので、あえて切り口を「結婚」の1つだけに限定したようだ。
この映画が言いたい事は「もし あの時。。。」と言って後悔や反省をする事が何事にも多々あるが
人は、"一合一会"に生きることこそが大切であるという事。

ただ、気になった事として
あんなに良くしてくれた祖父とセットである バージョン違いの選択をしない事だ。
確かに、人間は 同じような遺伝子条件から生まれても、顔かたちが、少なからず 変わってくる。
「人間は外見ではなく、心が大事」ならば
同じように育った人間は、姿 形が多少違っても 中身がほぼ同じだという事
その違いよりも、祖父との数々の事柄の方が、下なのか?
僕なら、"思い出"を選択します。

日本人の僕としては、彼女の刺青がどうも、違和感があって。。。
貴族のおぼっちゃんが恋するのが
出会い系に出入りするアバズレで、シンデレラストーリーとしては、上下バランスが取れてよいのだろうが。。。

この映画を観比べるなら、「青春18×2 君へと続く道」のように、
タイムトラベルなく、過去を振り返る映画に共感してしまいます。

YAS!
YAS!さんのコメント
2024年7月3日

きりんさん、コメントありがとうございます。

一合一会 は大切だと、僕も思います。

YAS!
きりんさんのコメント
2024年7月1日

お人のレビューを読むのって、楽しいですね。
ありがとうございました。

僕は「タイム・リープは自分の意思で可能なことだ」と、この映画を観て発見しました。
すなわち、今日という日を 明日から見た過ぎてしまった前日と捉えるならば、明日自分が受け取る結果は今日の作業でほとんど自由自在だってことです。
後悔はだいたい無くなるって事ですね。
もちろん劇中のキティ(妹)の事故は突発的でどうにもならないけれど。

この映画を観てから、知らない初対面の人たちにどんどん声をかけることが日々の習慣になりました。

きりん

きりん