「説得力ない教訓からの不快感が高い映画」アバウト・タイム 愛おしい時間について ルーヤさんの映画レビュー(感想・評価)
説得力ない教訓からの不快感が高い映画
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この物語では、主人公が特別な能力を使って幸せを追求しますが、終盤で能力を封印し、それなしで幸せになると説くという展開があります。
しかし、この選択は説得力を欠き、教訓が心に響きません。なぜなら主人公は能力に依存した幸せを手に入れながら、妹を不幸な状態のままにしてるからである。
もし主人公が能力の使用により不幸になり、それを教訓として語っていれば意味があったかもしれません。しかし、実際には主人公の幸せ(奥さんとの結婚など)は能力に依存しており、この状態で教訓を語るのは無意味です。
裏技でお金持ちになった人間がお金持ちのままで「お金が無くても幸せになれる」などと貧乏人に説いてる感じがして不快でした。
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