「紅茶を飲みながら家族と話がしたくなる」アバウト・タイム 愛おしい時間について 王様のねこさんの映画レビュー(感想・評価)
紅茶を飲みながら家族と話がしたくなる
タイムトラベルの才能を持った主人公が能力を活用して、日々の素晴らしさに気づく話。
タイムトラベルネタなのに、殺人もレイプも強盗も無い平和な世界。
些細な「ああしとけば良かったな」を訂正したり、同じ日を二回味わえたり。
日々、生きているだけで毎日後悔する事が山程ある。
時間は有限であり限りがある。
どのタイミングで自分の決断で未来へ進むのか。
映画を見た後は、自分以外の人はみんなタイムトラベルの才能を持っていて、人生の何が大切かをわかって生きているように見える。
自分だけが毎日を後悔して生きているのではないか?とネガティブになる一方で、万人の幸せだと思い描く幸せに乗っかりたい自分もいる。
何が言いたいかと言うと、恋人を作ろうと思う。
家族をもちたいと思えるようになる不思議な映画だったなぁ。
パッケージだけを見て、よくある恋愛ものでしょ?と思って避けていたけど、ストーリーのテンポも良くて飽きずに観られました。
まだ鑑賞していない人は是非ご覧ください!
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