映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんのレビュー・感想・評価
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最近のシリーズ中では秀逸!
どうしても最近のシリーズは昔に比べると面白さや感動、引き込まれる感じが半減してしまっているイメージでした。しかし、今作では昔のクオリティが戻ってきた感じがします!来年以降の新作にも期待したいです。
久しぶりにしんちゃんで泣ける映画だった!
こないだテレビでやっていたB級グルメ
サバイバルをみて、なんかありがちな
話だなー、なんて思って、
所詮しんちゃんなんてこんなもんかとおもいましたが今作はさすが!!
まず脚本がグレンラガンの中島かずき
でテンションが上がり!あのグレンラガンらしい熱い演出!しっかり笑のポイントを抑えての泣けるとこはほんとに泣ける!
いままでのしんちゃんの映画のなかで
多分TOP3に入ると思う。
ちょっとおしい所は武井咲が完全に
浮いてたこととキャリーの主題歌が
あわなかったこと。
さすがしんちゃん!!!!
正直、予告では泣かせに来てる感じがして少し白けていたのですが、やはりさすがしんちゃんです。
笑わせて、泣かせて、泣いてる途中で笑わせて、ギャグのテンポが良いので全く飽きがきません!!!
このあとはどうなっちゃうのかな、、、と、子どものように楽しませていただきました。
ただ、ひろしへの燃料補給のくだりは、、、アウトかな、と思いました。
クレヨンしんちゃんの下ネタは、爽やかなのが特徴なので、今回は生々しくて、少し不快に感じました。
また、コロッケのネタを無理やり入れた感が強く、このシーンはいらないんじゃないかなー、と少しだけ冷めてしまいました。
まあ、場内ではウケていたので、個々によりますね。
感動するシーンはたくさんあります。
この作品は、本当に子どもではまだまだ深くまで理解することが出来ない作品だと感じました。
ひろしを助けるだけだと思っていたので、、、登場人物の心情を考えると、とても辛い状況でしたね。
それぞれの視点で考えると、涙を抑えるのが大変でした。
この作品は、クレヨンしんちゃんのシリーズでも、かなり良作品だと感じました。
また観たいと思わせる作品です。
涙を流さざるを得ない『“子供”も楽しめる大人向け映画』でした。
良かった。
確かに良かった。
…ですが、違和感や小聡明さも感じる作品でした。
劇場版のクレヨンしんちゃんを鑑賞するのは実に12年ぶり。
02年公開 第10作目『嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』以来。
まず12年観ていないシリーズモノを自然に観ることが出来た点に驚きました。
12年間変わらない、そのブレなさに若干の感動すら覚えました。
本作の主軸はロボットひろし。
ロボットとなった父 ひろしが招く混乱を描きつつ、事の原因となる組織の陰謀に立ち向かう野原一家が描かれています。
ここで或る設定が咬まされることでロボットひろしの存在が厄介なモノに。
中盤から煽りに煽って迎えた終盤。
正直、泣きました。涙ボロボロ出ました。
が、鑑賞後暫く時間がたち思い返してみると。
言い知れぬ違和感が。
元のひろしとロボットひろしの違いは何であろうか。
人格も記憶も同じ。その違いは身体、つまり生身か否か。
その点こそが重要かつ大きな違いなのかもしれませんが。
じゃ、同じく生身の体を持つクローンひろしだったら本作のような結論になるのか。
映画「オブリビオン」のラストに抱いた違和感を思い出すと共に、アトムを身勝手な理由でサーカスに売り払った天馬博士を観ているような気分に。
或る人物の葛藤無き急激な掌返しも含めて、あのような展開になって好都合でしたね、という嫌な印象すら受けて若干のモヤモヤ感が残っています。
また話全体を通して、『“子供”も楽しめる大人向け映画』という印象。
本来は『“大人”も楽しめる子供向け映画』という丁寧かつ深い作りが評価を受けていたはずでしたが。
その評価を意識するがあまり、催涙弾のような強制的に泣かせにかかる話の設定や随所に差し込まれる小ネタは完全に大人向けだったと思います。
鑑賞中の子供の雰囲気を確認できてはいないのですが、本作は子供が楽しめたんでしょうか?
半ば強制的に涙を流さざるを得ない本作。
半永久的に続ける想定のシリーズモノの枠内で大きな挑戦をしたのは確か。
中盤以降の展開に違和感や小聡明さを感じたのは、自分が薄汚れた大人になってしまったからかもしれません。
オススメです。
どうしても大人帝国と比べてしまう
大人帝国と比べると、話が薄っぺらい。
しかも登場してる市民見てると
父親の威厳よりも
公園を選挙してるキチガイ親子を
なんとかしろよと思ってしまう。
でも、ひろしが子供達を助けて
みさえがロボひろしを受け入れる
シーンは感動した。
ちちゆれの目的もよくわからん
安っぽい理由なのはガッカリ。
ひろしーーー!!!
久々のしんちゃんでしたが…コレは大当たり!
「お父ちゃん復権映画」に外れの無いのはあるけれど。
それを十分踏まえた上で、それでも涙腺を破壊される事間違いなしの、2014暫定1位。
世間的立場の弱くなった、今の世の「オヤジ」をネタ取りながら。
父と子、夫と妻、人間とロボなどの対比を盛りながら語られるストーリーが見事でした。
こども向けのギャグアニメ、力技も目立てども。
それを補って有り余るくらいの「人の心の機微」を見せる、小さな演出が…
普段観ない方にこそ、オススメします。
きゃりーちゃん&コロッケさんに感謝♪
とても面白かったです!
大人が ぼっちで 見ても 楽しめます!!
きゃりーちゃんの歌 と、コロッケさん 目当てで見に行って、
すっかり野原家の ファンに なって 帰ってきました(笑)
現代日本の、問題提起(というほど難しくはないけれど)
と、解決法(??)まで 描かれています。
女性の方には賛否両論あるかとは 思うけれど、
個人的には 1票 ☆==
きゃりーちゃんと、伊集院さんの感想の意味が
よく わかりました。^-^
おすすめの 作品です!!!
ロボ!とーちゃん!
ロボカッコいい!
とーちゃん格好良い!(惚れる)
主にこの二つだけでしょう。
それ以外の要素は見られません。
むしろその2つで創り上げた作品力が凄いもの。
適度にリアリティさと切なさが散りばめられているのも良いところ。
しんのすけはやっぱりひろしの息子で。
ひろしはやっぱり野原家の主で。
そういう野原家の姿を確認できただけでも良かったです(演出かもしれませんが!)。
ひろし かっけぇぇ
クレしんは、前から大好きで映画はほとんどの作品をみました。
今回は、レビューなどから期待をして行ったところ、なかなか良かったです。
ひろしと、ロボひろしの戦いや協力、ロボひろしの辛さなど、心に染み感動できました。
素晴らしかった
『あっぱれ大人計画』以来の傑作との評判で勇んで見に行ったら、それほどの傑作とは思えなかった。話はモチーフのつぎはぎのようで、座りが悪く、とってつけたような無理のある展開だった。
父親の復権を目指すという目的と方法がかい離している感じが強くて、飲み込みづらかった。
お父さんがロボットになって、そのロボットがコピーであるとは露ほども思っていないところは切なくてよかった。そこをもっと掘り下げる物語が見たかった。
コミカルな動きやオヤジギャグは面白くて声を出して笑った。
ロボとうちゃんが、髭を着けて暴れ出して、しんちゃんがその髭を取るまでちょっとウトウトしてしまった。
(追記)
劇場で見て以来2回目、当時あんまり面白くなかったのに、今回はめちゃくちゃ面白くて同じものを見たのか疑問に思うほどだ。『ロッキー』ですらコンディションによってはまるで感動しない時もあるので、タイミングが悪かったのかもしれない。映画シリーズを順番に見て来たせいかもしれない。どんどん良くなっている感じがする。
人格をコピーされたロボとーちゃんと実在のとーちゃんが、二人とも内面は全く同じであることがSFとして面白い。二人が共存し続けている生活も見てみたい。ロボットとしての動きもとても面白いし、造形もかっこいい。
敵の警察署長もよかった。ロボ五木もふざけていて面白いし、巨大なお尻で戦うのもくだらなくていい。
クレヨンしんちゃんの映画としては…正直ガッカリ
周りの高評価などに期待して鑑賞してきたのですが、
評価としては映画としては☆4つですが、
クレヨンしんちゃんの映画としては☆3未満位でした。
その前に、ちょっと映画館であったことを
愚痴らせていただきたいので、興味が無い方は
====の線の部分まで飛ばしていただければ幸いです。
===================余談です======================
まず作品の前に少し愚痴なのですが、
作品が作品なだけに周りの親御さんの態度が
物凄く気になりました。
子供向け映画はよく行くので
お子さんが騒ぐのは仕方の無いことだと
その点は重々理解しています。
ですが子供が過剰に騒いだり、席で暴れているのを
「子供だから当たり前」っと言わんばかりに放置。
叱りもしなければ、ろくに諫めもしない。
挙句自宅のテレビで見ているような感覚で
子供と一緒になって喋ったり独り言を言う親御さんが
周りにいらっしゃって驚きました。
錦糸町の午前の回で見てきたのですが、
子供2人づれの女性の方は一度注意したら
それ以降親御さんが大声で喋るのも、
お子さんが騒ぐのを静めてくださったのですが、
隣の親子4人でいらっしゃっていたお父さんは、
まともに静かにさせようともせず、
「ごめんな」っと不服そうに謝って放置。
挙句自分達の座席の補助シートの片付けもせず、
足元には撒き散らかされたポップコーン。
仕方なく補助シート2つを回収して
スクリーンを出たところ、まだご家族が居たので
「これ片付けないと…」っと言ったところ、
お母さんは直ぐにシートを受け取られて
謝られたのですが、お父さんのほうは相変わらず
うるせぇなぁと言わんばかりの態度で
「ごめんなぁ」っと言って終り。
子供の躾の悪さって、やっぱり親の人格を
反映するんだなっと痛感させられました。
ただ男兄弟のご家族鑑賞だったのですが、
お母さんの側に座っていた弟さんは
終始静かに見ていたのに対して、
お父さん側に座っていたお兄ちゃんが
大騒ぎしていたところを見ると、
今回の映画のように「父親」が
「父親」の役割を果たしていない社会なのだな、
子供はよく見ているなっと思わされました。
ご家族での観賞会ですし、子供は騒ぐものです。
周りから文句を言われたら「子供向けの映画なのに」
っと自分達の楽しい時間を邪魔されて
不服に感じるのもわからなくはありません。
ですが、映画館は静かに映画を見る場所です。
騒いでいれば怒られるのも当たり前のことです。
そのことを親が教えないで、周りに怒られたら
仏頂面で自己正当化を図るのであれば、
お子さんはいつ社会のマナーを学ぶのでしょう?
ましてや静かなシーンで子供が騒いでいると、
「静かに見ないと駄目だとよ」っと親御さんが
静かに注意する声が聞こえてきたり、
周りの子達や親御さんは自分達で片付けている中です。
小さい子供を盾に自分達のやりたい放題を通そうとする
そういう親御さんには正直、心底不快感を感じました。
作品の中でも公園で子供を盾にやりたい放題している
馬鹿親が出てきますが、本当に作品で自分達が
揶揄されているのにも気づけないのだなぁっと
今の大人世代にすこしげんなりしました。
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さて作品の評価の方なのですが。
クレヨンしんちゃんの映画らしくコンセプトは
「家族の絆」これに今回は「父親」に焦点が当てられ、
現代社会で威厳を失った「父親」達に対して、
「父親」とは何かを、アニメ界の平均的な
現在家族の父親代表「ヒロシ」を使って、
表現していこうというのが今回の映画のメインだと
思われ、CMや広告等もこれを押し出してきていました。
クレヨンしんちゃんの作品で「大人」を描くというと
やはり「モーレツ大人帝国の逆襲」が一番に出てきます。
特に「父親」「家族」を描いているシーンと言うと
ヒロシの回想シーンとエレベーターでの
ヒロシの台詞が頭に浮かぶ方が多いと思います。
しかし今回の映画での「ヒロシ」と「ロボヒロシ」が
父親としてどうだったのか、そして作品自体が描く
「父親」とは「躾」とはなんだったのか。
っという点に焦点を当てると、個人的には今回の作品は
あの5分の映像に完敗しているように感じます。
ただこの脚本の方「ケツだけ爆弾」の時もそうですが
どうもクレヨンしんちゃんという作品よりも
製作側の意図や現実的な家族像を優先するため、
なんとなく野原一家の家族関係が希薄に描かれるんですよね…。
まず今回の作品の違和感に関してなのですが、
母親である「みさえ」が「しんのすけ」に対して
手を上げるシーンがほとんどありませんでした。
またいつもの作品に比べ無駄にヒステリックです。
これは製作側が意図的に現代は「母親が叱る」
それが故に父親が叱るという意味合いが
減ってきてるのを描きたかったのではないかと思います。
確かにクレヨンしんちゃんという作品において、
父親のヒロシが手をあげることは少ないです。
それが故にヒロシという「父親」は、
いつでもヘラヘラ笑っていて、子供に甘く
どこか頼りない父親にも見えます。
でも、それはあくまで彼ら家族の躾であって、
過剰に叱ったり容赦なく手を上げる
「みさえ」に対して、それを知っているからこそ、
「ヒロシ」は子供を慰めているのだし、
本当に叱らなければいけないときはきちんと叱ります。
それをいまさらになって「手をあげない母親」に
造り変えて「情けない父親」として描くのは、
正直、なんだかクレヨンしんちゃんという世界観を、
製作者の主義主張のために書き変えているような
そんな違和感を強く感じました。
また「ロボとーちゃん」の存在に関してもですが、
自分が「本物」だと必死に訴えて居たりしますが、
なんというかここにも酷く違和感を感じました。
今までの作品の中でこういう異常事態が発生した時に、
野原一家ってこんなに「普通」を気にする家族でした?
普段の野原一家なら意外と早めに順応した気がします。
もちろん「夫」が万能ロボットになって帰ってきても
喜ぶのは子供だけで妻は恐ろしく複雑ですし、
大人であれば余計に簡単には受け入れられない
不気味なものでしょう。その辺りはみさえの表情の
作り込みや言動が本当に繊細に描かれていて、
関心したのですが。
やっぱりこれもクレヨンしんちゃん?っという
印象が物凄く強く残りました…。
また全体的にロボとーちゃんが本人とは違う
「偽物」であるというのを製作側が意識し過ぎているのが
物凄く感じられる表現が多々ありました。
確かに行動はヒロシらしいと言えばヒロシらしいのですが
どこか偽物前提のヒロシらしさが物凄く感じられるのです。
いつも私財の破損等を気にするヒロシが車の屋根外します?
子供と遠足に行きたいっと騒いだこともないでしょう。
無駄に短時間に「父親」らしくしようとしているのが、
偽物臭さを感じさせられて、どうも受け入れづらかったです。
また今回は「ロボとーちゃん」をヒロシらしく
っという製作側の意図が強すぎて、
本物の「ヒロシ」のほうが、全く「ヒロシ」らしくも
「父親」らしくもないのが印象的でした。
いつもは映画では家族の危機になれば
自分の命を顧みず我武者羅に飛び込むのが
親である「みさえ」と「ひろし」ですが。
今回は自分が囮になる!っと言っておきながら、
何故かしんのすけを抱えたまま敵を呼んだり、
ただ単に自分が「本物」だと証明することに
意固地になり、「家族」を全く見ようともしない
そのヒロシの父親象に違和感があり、
これもクレヨンしんちゃんの「ヒロシ」だとは
あまり感じられない作りになっていました。
また映画自体のコンセプトでもある。
「父親」という像に対してなのですが、
これも今回の映画は「父親」を描きたかったのかが
正直わからない作品ではありました。
公園のシーンで「母親」が「子供」を盾にして
親父たちを追い払うシーンがありますが、
これも本来であれば「目上の人を馬鹿にする」
「子供を盾に身勝手をする女性」というのが
問題なのであって。
むしろ「子供がいるんだから煙草は気を使え」
っというのは一理あると思います。
喫煙所は喫煙を許されてはいますが、
喫煙という行為が周りに不快感を与えやすいのは
近年では周知の事実なわけですから。
「喫煙所だから吸っても良いんですよ」
っと平然というのもおかしいですし。
喫煙所なんだから公園で子供が居たって
僕らはルールを破ってないから気にしません!
みたいな態度は正直ただの子供の我儘ではないかと…。
子供を盾にしてやりたい放題する親も大人として
失格ではあるとは思いますが、ルールさえ守れば
他人に迷惑かけても許されるっと考えるのも
正直ただの餓鬼の論理にしか感じられません。
「父親」の立場を主張するのであれば、
「父親」として責任と信念を持って語ってほしかった。
ただおっさんの我儘を騒いで、過去の頑固親父の
おっさんにとって都合の良い部分を「頑固」といい
「父親の威厳」とするのは正直幼稚すぎではないかと。
娘の交際が許せないのは父親が男性であって、
娘の身を案じてのことでしょう。
いちゃつくカップルがむかつくのはただの嫉妬です。
自分達が虐げられていることに関して、
全うに立ち向かおうとしない姿は結局今回の敵もそうで、
ただあの我儘を掲げ暴挙に出ただけの、
なんの正当性も無いデモが父親と家族の立場を
回復させたっというのは正直がっかりです。
何故あの公園にいた影の薄いお父さんが
息子さんや嫁と向い合って会話を交わすという
シーンを作らなかったんでしょう?
何故公園のおじさん達が子供を叱る、
社会の常識を教えるシーンを作らなかったのでしょう?
父親は「大人」として子供を躾ける必要があり、
その確固たる姿が「頑固」なのではないですか?
しんのすけが拷問を受けるシーンもそうですが、
子供向けアニメである、この作品でしんのすけにとって
一番残虐な罰が「家族を失う」ことであるというのを
露骨に出すのは不味いとも思いますが…。
しんのすけはピーマンを時々克服してるのを考えると、
ピーマンを食べるのが一番残酷ってどうなんでしょ…。
ましてや前半の伏線にする部分で一応ヒロシ自身は
しんのすけにピーマンを食べるように叱ろうとする
姿勢を見せては居ますし。
あの場であの行為が「押し付け」だと騒ぐのは
敵の言う「馬鹿親」そのものではないかと思います。
ましてやあの状況を「躾」と混合しているのは、
製作側の意図の押し付けが強すぎて意味不明です。
そう考えると今回のコンセプトに対する
映画作品としては完全に失敗であったと感じます。
もちろん最後のシーンは感動しますし
映画作品としてもヒロシが「父親」という
存在としていかに家族に愛されているか
「夫」としてもみさえに愛されているかというのは
本当に表情の作り込みからよくわかります。
それが故に「本物」と「コピー」の問題は
その言動によりかなりエグい表現がされています。
ただ正直個人的には最後の腕相撲は、
ヒロシが超人的で父親の理想像であるロボとーちゃんから
「父親」という立場を取り戻す戦いなのですから、
ボロボロの状態のロボとーちゃんから取り戻すのではなく
ある程度完全な状態に見えるロボとーちゃんに対し
何度も果敢に挑んで、それも立場を取り戻す、
その背中をきちんとしんのすけに見せてほしかったです。
しかし近年のクレヨンしんちゃんの作品としては
本当にレベルが高く好感が持て面白い作品ではありました。
人にはお薦めしたい作品ではあります。
たぶん、、、
たぶん、作者はラストシーンから作ったんじゃないのかな?あのシーンがやりたかったんでしょ。
感動したんだけど、そこに行く過程のストーリー、ギャグ、がどうも納得出来なかった。
興行的にどうだったか?私が年を取りすぎたか?
お見事っ! 一本とられた。
当初は中学1年生の愚息と一緒に鑑賞予定であったが、愚息は友人と先日の日曜日に見に行ってしまった。
一緒に観るつもりで前売券を親子分購入していたので、残っている大人用の券を財布に入れて一人で出向くことに。
繁華街にある封切映画館の休日昼過ぎ、その窓口の長蛇の列に前売券を座席指定するためやむを得ず加わったのちに、ようやく入場し着席。
いい年をしたオッサンが一人で鑑賞するのは自分だけのよう・・・・・・。
周囲は家族連れが大半で、カップルがポツリポツリ・・・・・・。
エンディング曲は、この映画のために中田ヤスタカ氏がプロデュースしたきゃりーぱみゅぱみゅの9thシングル 『ファミリーパーティー』 だということはもちろん知っていたが、愚息からの情報で、オープニング曲にもきゃりーちゃんが歌うテレビアニメ版「クレヨンしんちゃん」の主題歌 『キミに100パーセント』 が流れると言われていたのでさらに期待が高まっていた。
はっきり言うと、きゃりーちゃんの曲を大画面で聴いてみたかったのと、ポスターのキャッチが “親父力、全開!” とあるように、しんちゃんの父親である野原ひろしがかなり活躍するらしいということで、はじめて映画版の「クレヨンしんちゃん」を鑑賞しにやってきたのだ。
その結果は、オープニングエピソードである “超伝導カンタム・ロボ” のバトルシーンからこちらの感情をグっと補足され、しんちゃんワールドへやすやすと引き込まれてしまった。そして、テンポよく話が進み今回のストーリーが終盤にさしかかるにつれ、瞳のうるんできてしまうことがどうしようもなく、エンディング曲の 『ファミリーパーティー』 が流れるころには、瞳に溜まっていまにもあふれ出しそうになるものを指で拭うこととなってしまった。
う~~~ん、やられた。一本とられた。
帰宅したのちに、 『ファミリーパーティー』 のCDを再生していると、その歌詞のさまざまが胸に迫ってきてしまい、自宅でも思わずホロリとしそうになって弱った。
映画の内容も優れたものだったし、その映画の持つ世界を見事に音楽化するヤスタカ氏のプロデュース能力、とくに歌詞の作詞力にもあらためて感じ入ってしまった。
さらに、きゃりーちゃんと、しんちゃんというアニメとの親和性も極めて高く、次回作もぜひこのコンビを起用してほしく、それならば、ふたたび映画館へ足を運ぶことはまちがいない。もちろん、そのときも一人で。
泣いてしまった
脚本がグレンラガンを書いてる中島かずきさんというので期待しましたが。
所々熱い展開。みさえがロボとーちゃんをすり抜けひろしに抱きつくところの寂しさ。
最後は自分がロボと納得して戦うロボとーちゃん。
そして、最後の一家の大黒柱を決める腕相撲から感極まり泣いてしまった。
とにかく良かった!
しんちゃんっぽいギャグでもとても笑わせて貰いました。ストーリー的にはすごく感動しました。家族の絆の深さや大切さを考えさせられました。とにかくとーちゃんがかっこよく、良かったです!すごくいい作品だと思います!!
泣ける!!!!!!!
ラストのシーンは絶対こうなるって予想して泣かないようにしてました。
でも、ストーリー全くその通りだったのですが、泣いてしまいました。(中三です)
昼頃の上映だったので周りは小さい子だらけで少々うるさかったです。できるだけ遅い時間にすると見やすいと思います。
全87件中、61~80件目を表示