パンク・シンドローム

劇場公開日:

パンク・シンドローム

解説

フィンランドの知的障害者4人で結成されたパンクロックバンドの日常を追ったドキュメンタリー。それぞれ知的障害を抱えたペルッティ、カリ、サミ、トニが結成し、4人の個性がぶつかり合うパンクロックバンド「ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト」は、施設や社会への不満をシンプルかつパワフルな音楽で表現し、障害者や健常者の垣根もなく聴衆を魅了している。そんな4人の練習風景や仲間同士のケンカ、結婚、失恋、CDデビュー、海外公演などを追いかけ、彼らの魂の源泉をたどる。日本では2013年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映され、観客の選ぶ「市民賞」を受賞している。

2012年製作/85分/フィンランド・ノルウェー・スウェーデン合作
原題または英題:Kovasikajuttu
配給:エスパース・サロウ
劇場公開日:2015年1月17日

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(C)Mouka Flimi Oy

映画レビュー

4.5ロックに境界線は無い

2015年12月3日
iPhoneアプリから投稿

知的障害を持つ男たちが放つ究極のロックンロール!すぐケンカするし、ライブで間違えるし、ダメダメなバンドなのに、一音一音に感情がこもってる気がする。

一番好きなのは、路上でライブをやってて、「一発ぶち込んでやるぜ!」と叫んだ瞬間、たまたま通りかがった、おばちゃんが驚いて嫌悪感たっぷりの顔で振り返るシーン。あれは、笑った!

ロックには、よくあること!

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ごん

5.0笑える!共感する!!ダメでダメなオッさん、女性関係にユルい兄さん、...

2015年3月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える!共感する!!ダメでダメなオッさん、女性関係にユルい兄さん、音楽性において意見が行き違い、仲間の絆も険悪になり、時にハデにやらかす。そう、その実、彼らはダウン症だったりするんだけど、でもそれの前にひとりの個人として生きて感じて生活してる訳で、周囲のヒトも友人として説教したり、呆れたり、慰めたりしながら暮らしている。
それを「アチラ」と「コチラ」として対比するのは失礼だよね。思い切り笑って「あるある!」と共感して欲しい!

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メイザ