チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像のレビュー・感想・評価
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"劇場版"の良し悪し
地上波初放送で鑑賞。
原作は未読、連ドラは「螺鈿迷宮」のみ未視聴です。
ストーリーは面白い。さすが連ドラ版をつくって来たスタッフだけあってツボを押さえた安定感が素晴らしい。
しかし、果たしてスクリーン映えしたのかどうかを考えると正直微妙だったのではないかなと思いました。
テレビで観たせいかもしれませんが、スケールが連ドラと代わり映えしない。カメラワークは映画的でしたが…
ファイナルだからと気負わず、従来通り連ドラとして描いた方がもっと見応えがあったのではないかな、と…
連ドラの人気があるからと言って、すぐに映画化しようとするのは、昨今のトレンドですが、その手法には良い面もあれば悪い面もあるし、なんでもかんでも映画化すればいいと云うものではないと、本作を観て心底から実感させられました。
命を無駄にするな!
このシリーズ映画しか見てなくて…
突然竹内結子&阿部寛チームから伊藤&仲村トオルチームになってしまい少しだけ残念。
でも、仲村トオルが鉗子の手術を見て見ぬ振りしたところで、きちんと謝っていたところは胸を打たれました。遺族的には今更謝ってもらってもって感じかもしれませんが、ね。
薬と厚生省と医者と患者と副作用の問題って訴訟の報道でチョイチョイ聞くきがしますね。
なかなか直面しないからニュースでしか知るすべがないけれど…
竹内結子&仲村トオルでも良かったかも!笑
取り敢えずの出演者の流れは理解しましたが、展開は読めなかったので観るには良かったです。松坂桃李も西島秀俊も良かったですね。
西島と堺雅人どちらも適任ですね。
最後のシーンで伊藤が桐谷に、命を無駄にするな。
生きたくても生きられない人が大勢いるんだ!
これこそドクター冥利につきる言葉ですね。
腐った社会人だから週末にバチスタシリーズを観て本当に良かったです。
大衆向け娯楽作品
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
戦車に乗って登場したり、ひどい発音の中途半端な英語でわざとらしい登場をするアメリカ帰りの教授がいたり。前作に引き続いて、人の生命を扱う話なのに演出が軽くてくだらない。
人を上手く操って特定の日に家に集めて、重水を入れ替えて地下に閉じ込める。病院のシステムに潜入し自分の計画に沿って自由に操る。そんなことは机上では出来たとしても実際に実行するのは大変だけど、それを実行できる犯人像というのが長年母親の介護をしていた記者一人というのには全く説得力が無い。犯人側を追い詰める推理も中途半端だし、犯罪作品という意味ではたいしたことはない。
薬の認可と副作用で苦しむ人々という主題はいいのだが、その描き方が軽薄だし強引。『ケルベロスの肖像』という大仰な題名といい、無理な犯罪を絡めてくる展開といい、深刻な作品というよりは大衆受けを狙った娯楽作品という点では前作と代り映えしない。そしてこのような路線は映画として質が高いとは思わない。前作を見た時点でもう次は観るのはやめようと思っていたのに思わず観てしまったが、やはり自分の趣味には合うものではなかった。
おもしろくはないよね。
「チームバチスタ FINAL ケルベロスの肖像」見ました。
仲村トオルと伊藤淳史の大袈裟演技はドラマからの引き続きといったところ。話しの中のミステリー要素はかなり薄めで、どの疑惑をなか掻い摘んでも無理やり感は否めない。結論は、超絶つまらない。ただ、ラストのあの寂しい感じの作りは映画化ならではの工夫を感じたし、ドラマから見ている人にとってはサプライズとなったと思う。
まずやっぱり言いたいのは、厚生労働省の役人と医師が事件を追うことの必然性。ドラマ版では100歩譲って院内の事件だから良しとしても、今回の事件は外部で起きた超凶悪事件。これを彼らが追うのは、いささか無理がある。生瀬勝久に難癖つけて犯人に仕立てようとする場面も、あの理屈は誰がどう見てもないと思いますよ。あー、適当に考えてんだな、と思わざるを得ない。生瀬勝久を含めて、松坂桃李も桐谷美玲も怪しいっちゃ怪しいよ。でも、こいつ犯人かも...という所まで疑うことが出来ない。こんな面白くなくてハラハラしないなんてサスペンスとして成立してない。総じてキャラクターが薄いからなのか、どいつもこいつもどーでも良すぎてしゃーない。
あとは犯人。勝手に捕まりに来ますからね。この作りは「踊る大捜査線」でもありましたが、もっと正義側を引っ掻き回してくれないと。
ぶっちゃけ少しも面白くないです。長々と続いたチームバチスタの終わりがこれかと思うと、かなり寂しいです。
バチスタの特徴というか
犯人が一人でないというか、怪しい人が何人も出てきて最初の目的を見失うから観ててちょっとキツイ…ドラマ版では松坂くん気にならなかったけどかっこよくなってた。西島さん、モズのためかムキムキで、そこが気になった。帰ってきたバチスタすればいいのに^_^
これで最後は、寂しい。
まあ大好きな白鳥&グッチーコンビを映画で見れたんで・・・それはそれで楽しかったんですが。
事件的には、そんなに複雑でもなく、犯人も意外性もなく・・・ちょっと残念。
なんせ、病院のシ○テ○が単純に乗っ取られ過ぎ~!!
面白かった‥‥けど
面白かったし、西島さん&仲村さんはかっこいかった(/ω\*)
ストーリーはテレビ見てない人はなぜ?、っていうシーンが多々。
原作読んでたので、なんとなく分かった感じ。
白鳥役は原作のがいいんだけれど‥‥。
あと、犯人役はもうちょっと演技上手い人じゃないと...(笑)
あまりにもストーリーに絡むのだけど、演技が不自然ですぐ犯人てわかるしヽ(`Д´)ノ
あとあと、白鳥さんの過去みたいのも出てきて、飄々キャラが崩れるのも個人的には残念でした‥‥(ノД`)
バイバイ、バチスタ。
TVシリーズ版、映画版、と観てきたファンとしては、
え~?ホントに終わっちゃうの!?という残念な最終回。
でも…そのうちスペシャルドラマ枠でやりそうだけどな~^^;
映画版をTV版の出演者で構成しているので大変観易かった。
何といっても今作で大ブレイクしたのが白鳥役の仲村トオル。
彼の繰り出すグッチー節♪が聞けなくなるのは本当に残念だ。
田口役の伊藤淳史と合わせて名(迷?)コンビだった二人、
ドラマではかなりしつこい(4の螺鈿迷宮とか)演出の謎解き
までの引っ張りがあったけど、やはり映画ではズバッと解決!
意外な犯人像であれど、その原因自体に考えれば考えるほど
医師はどちらを選ぶべきだったのか?が一概に言いきれない。
助けるべき命はすぐ目の前にあって、少しでも早くと望むのは
誰もが同じ想いに行き着くことから本当に難しい問題である。
冒頭でいきなり敬礼するグッチーがお笑い要素として出てくる
ご愛嬌に始まり、それをじっと見つめるすみれ先生、院内には
ジェネラル速水のチーム♪、滝沢・和泉とオイシイとこだらけ。
全部出してきましたね~と言わんばかりの最終回大サービスに
いや、もうリヴァイアサンの有効性も霞むほどだった(冗談です)
もともとこの画期的な死因究明システム(MRI)のお披露目式が
メインになるはずだった東城医大、その頃、医療関係者9人が
密室で変死体となって発見される事件が起こり、ハーイ我らが
嫌われ者・白鳥が参戦、グッチーの前には女性ジャーナリスト。
いよいよ真相究明だ!と気合が入る。
難事件を解決するためにもリヴァイアサンは有効活用されるが、
お披露目式であの白鳥が窮地へと追い込まれる。初めて白鳥が
うなだれて頭を下げる姿を見たので?かなりショックだった。
この〆は最高に面白かった。その後の巻き返しと緊急事態から
一致協力体制に運ぶ素晴らしさ。メンバー其々が一丸となって
患者を救う姿を最後に東城医大で観られたことが何より嬉しい。
さて、白鳥とグッチーの今後はどうなるんだろう。
立場が逆転したかのようなラストの二人のやりとりは楽しかった。
(またスペシャル版で帰ってきてね。それまでバイバイ、グッチー)
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