「世に出すべき題材」それでも夜は明ける こなさんの映画レビュー(感想・評価)
世に出すべき題材
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奴隷制度
こんな事が法律で認められていた事に嫌悪感を隠せません。
主人公の伝記を基に制作されているとのことで、
Wikipediaなどでノーサップの詳細を見たけど、
奴隷解放後にまた所在が不明になっており(再度拉致、誘拐説や殺されたのではと)死因などは一切不明らしいですね。
邦題のそれでも夜は明けるはその先を知らなかったら
頷けもするけど、実際を知ると夜の深さは計り知れないんだと、とても釈然としない気持ちになる。
壮絶な渦中にいる時は助かりたいとだけ強く願うが
他の奴隷を置いて自分だけ助かることになると
とたんに罪悪感に苛まれる。
戦争などで仲間は死に自分だけ生還した時と同じような心境だと思う。
自分を殺してくれと頼んで来たパッツィーを背にして農園から出て行く気持ちはどんなものだろうか…
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