超高速!参勤交代のレビュー・感想・評価
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ゆるかった・・時代劇にしては・・
最近・・時代劇にハマっていて、とっても楽しみにしていました。
豪華キャストで、最初から胸がいっぱい!
ストーリーもコミカルで笑いが絶えない・・。
しかし・・・ずっとゆるくて・・台詞も今っぽくて
途中・・「コレ・・時代劇?」ってどこか残念に思う私。
もっと・・王道で固い時代劇だとおもっていたので
期待とは違っていました。
でも、キャスト陣の持前の良さで最後までひきつけられ
楽しめました。紅一点の深田さんも、可愛くっていい。
深田さんのツンデレっぽいのが好きなので満足です。
エンディングの曲だけは納得いかず・・なんで時代劇にこういう曲をもってくるのか?最近の傾向でしょうか?
でも、やはり主演の佐々木蔵之介さんが全編を通して見応えあったので
すべては、キャスト陣のちから強さに押された。
時代劇初心者にはおススメで、気軽にみれる作品だと思います。
テレビ時代劇的気楽さ
セリフ回しや演出が完全にテレビ時代劇的。殿と家臣、農民などの距離感があまりに近すぎて違和感。が最初からこういう「なんちゃって時代劇コメディ」と思えばテンポも良く話が進んで行くので飽きる事なく見る事ができる。
陣内さんのあまりにテンプレな悪役っぷりも笑えた。なんだよあのアイメイクは!笑(陣内サイドはビジュアル的にもテレビ時代劇感全開で笑える)
飛脚は大名行列を横切って良い、正室がいなくても側室をとっていいなどへーっと思うことも。
深田恭子はとにかく綺麗でかわいい。縛られ庭に放置されているところなんてチラっとみえる膝がエロいし、最後にきれいに着飾った姿なんて文句なし。キャットファイトも迫力がある。
薄紫の着物の女郎さんもめちゃかわいかったし自然な演技でよかった。番頭さんの「上いっちゃったよ…」は何回かみたけど毎回吹く
十三人の刺客を思い起こさせる大人数での切合いシーンも迫力があってよかった(ワイヤーは除く)あれ絶対参考してますよね。キャストも被ってるし。
地元の蓬莱橋が出てきてテンションが上がった。
宿場で役人の目をごまかそうと四苦八苦するところは面白い。
西村さんが川で死んだと思われた時の周囲のあっさりした切り替えっぷりもいい。
かなりのお気楽テイストで進んで行くのに殿が普通に人切り殺しまくるのもいい。
以下、気になった事。
冒頭のナレーションはとても重要な役割だとおもうのですが「参勤交代」がいくら誰でも知っているような事だとはいえあまりに個性的な声質すぎて長々聞かされるのは結構しんどい。
あまりにおちゃらけ過ぎ過剰演技すぎてて逆に鼻につく時が。特に西村さん。「おぬしは武士かー」なんて寒々しくて。陣内さんと比べても方言でしゃべるせいもあるのかも。
佐々木さんは力が入っている時の顔の表情がいつも一緒。目ガン開き。
ワイヤーアクションがあまりに陳腐すぎる。真横にとんだぞ。
鍛錬を欠かさず武芸に長けるという設定なのにみんな体がゆるゆる。
矢で鐘を打つシーンは無理がありすぎる。「ごーん」と鳴らないでしょ。
フカキョンが江戸城で籠からおりた時、いきなり老中に罵声を浴びせるのもあまりに唐突すぎ。
でもこのシーン、フカキョンが出てきたとたん画面ぱーっと暖色になり緊張感が抜けてホッとする。「お」っとおもっていたら上記のつまらない罵倒があるのでがっくりきてしまう。
一度言ったセリフ(敵であったり味方であったり)を場面と意味を変えてもう一度言うというシーンが把握しているだけで3回もある。しつこすぎて萎える。
吉宗がすべて計算ずくだったのもなぁ。腸煮えくり返るわ!
そして吉宗のセリフ「いわきの土を汚してはならん、永久にな」
湯長谷藩は現在の福島県いわき市にあたります。素直に「うんそうだね、よかったね」と思えないこの感じ。
おちゃらけ時代劇コメディなら最後まで通してほしかったなぁ。
正直1800円を払って劇場で観るものではないとは思う。
テレビでみんなで笑いながらがちょうどいいのでは。
素敵な素敵な江戸時代
ザ・娯楽映画
映画の題名が残念な良作!
まず、主役の湯長谷藩主・内藤政醇を佐々木蔵之介さんが演じておられます。
この映画自体はフィクションだと思いますが、実在の人物のようです。
昨日、蔵之介さんの年齢を知って驚いたのですが、とても46歳には見えません。
とても若々しい演技に好感が持てました。
それに、ベストマッチした西村雅彦さんの家老が笑いを取っていて、最後まで映画館内を笑いの渦に巻き込んでいました。
話は、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の時、磐城の国にある湯長谷藩という小藩の藩主・内藤政醇は、1年間の江戸での勤めを終えて湯長谷に帰国します。
ところが、老中・松平信祝より、帰国したばかりの政醇に対し、「審議したい事があるので、5日のうちに再び参勤交代せよ」という不可能と思える指令が出ます。
石高1万5000石の湯長谷藩には、参勤するための費用がない上に、日数的にも不可能です。
信祝は、湯長谷藩の金山から金が出たと思い込み、湯長谷藩を取り潰し、金を独占しようと企んでいたのです。
そこで湯長谷藩の立てた参勤交代の計画は、宿場町の前を通る時は、大名行列に見せるため、50人くらいの中間(ちゅうげん)と呼ばれる奉公人を地元で雇い、それ以外の場所では、政醇と少数の家臣達とで山越えするというものでした。
そんな折、雲隠段蔵という忍者が現れ、みんなの山越えの道案内をしますが、老中の忍者も現れ、それを阻止しようとします。
段蔵に扮するのは、伊原剛志さんですが、自分は内藤剛志さんと伊原剛志さんは、名前も雰囲気も似ていて区別が付きにくいです。
この映画では共演されていなかったから良かったのですが。
さて、湯長谷藩は江戸城に、5日以内に参勤交代出来るんでしょうか。
出来るに決まっています。
映画ですから。
お色気部門は、深田恭子さんが担当されていました。
女郎役ですが、途中まで恭子さんだとは気付きませんでした。
なんだか別人のような色気があります。
理由は解りませんが。
肩の力を抜いて
懐かしい香り
笑いも脚本のまとまりも今ひとつかな
笑って泣けるアドベンチャー時代劇
悪どい江戸家老の策略によって、たった5日で
江戸へ出向く事を命じられた湯長谷藩(現在の
福島県いわき市あたり)の藩主・内藤政醇(まさあつ)。
江戸へ到着できなければ藩はお取り潰し。
だが湯長谷藩から江戸までは通常なら9日掛かる……。
しかも藩は財政難で人を雇う金も無い……。
さらには家老の雇った隠密部隊の妨害工作も……。
藩主・内藤政醇(まさあつ)と少数精鋭の家来たちは、
あの手この手で江戸を目指す!――といったアラスジ。
* * *
結論。予想外に面白い!
時代劇のタイトルに『超』が付くってなかなか無い訳で、
そのタイトル通り、時代劇ではあるけれどそこまで
ずっしりしてないというか、ポップなノリがある映画。
笑いあり、アクションあり、ロマンスあり、涙あり、
たぶん若い方も年配の方も楽しめるんじゃないかしら。
吊り橋を渡ったり大勢の敵と渡り合ったり、もはや
ちょっとしたインディ・ジョーンズ並みの冒険映画(笑)。
まずは、佐々木蔵之介演じる殿様が良い!
いつも快活。大根の漬物大好き。
年貢を上げるより自分の飯を減らし、身分が
上だろうが下だろうが分け隔てなく接するナイスガイ。
民の為なら将軍に意見する事すらいとわない熱さもある。
偉い方々は見習ってくださいよホント。
大事な仲間と見れば家宝もアッサリ渡しちゃうし、
不遇な身の上の女にも心底優しい。
例え金が無くても、自分の命が危険に晒されても、
相手への恩には全力で報いるというその心意気が泣ける。
そんな優男だが刀の腕は……まあ見てのお楽しみ。
* * *
参勤交代に参加する少数精鋭の家来たちも、
西村雅彦、伊原剛志、寺脇康文、六角精児、上地雄輔
などけっこう豪華な顔ぶれ(亀山くんVS米沢さん(笑))。
なかでも、西村雅彦には一番笑わされた。
無理難題をふっかけられた時の困り顔がおかしい。
「こんな時こそお知恵をッ!」って、揃いも揃って
自分で考える気がまるでない家来ばっかで可哀想(笑)。
落ち武者の登場シーンには会場じゅうが沸いた。
あとは伊原剛志演じる雲隠段蔵もカッコ良かった……1人
だけヒーローものの主人公みたいで若干浮いてたケド。
ま、可愛い猿も大活躍するような映画だしいいか(笑)。
次々に降り掛かるトラブルを奇策・ハッタリ・力業で
乗り切る様はコミカルで楽しいし、
主人公一同がそれぞれの得意技で大暴れする
最後の大チャンバラシーンも楽しい!
チャンバラの出来自体は正直ちょいと粗いが、
アドベンチャー映画の締めに大掛かりなアクション
が入るのと同じ感覚ですごくワクワクする。
* * *
以上!
実はあまり期待してなかった映画だったけど、
やっぱ観なきゃ分からないもんですね。
笑って泣ける、予想外に楽しいアドベンチャー時代劇。
それに、思いやりのある人にはきっと誰かが
味方してくれるという優しく温かな気持ちになれる。
観て良かったです。大満足の4.0判定。
あ、けど、全く時代劇っぽくない
エンディングテーマは微妙……。
〈2014.07.02鑑賞〉
平凡とは違う『楽しい映画』
頑張った事は無駄にはならない!
上司や部下関係無く信じる人の為に一人一人が出来る事で努力を重ねて一つの事やり遂げる事の大きさも感じられるストーリーでした!努力は消して無駄に成らない力はドンドン大きくなり奇跡的な事を起こせる終わった後の笑顔にも繋がると想いました
昭和の時代劇って感じが今に受けるかな?
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