「漬け大根」超高速!参勤交代 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
漬け大根
佐々木蔵之介が主演ということで鑑賞。
第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞ということなので、期待はしていた。
おっと?
とても日本アカデミー賞を受賞したとは思えないのだが...。どうしてこうなった
参勤交代で江戸から帰ってきたばかりの貧乏藩、湯長谷藩は湯長谷の金山を狙う老中から普通だと8日で行くものの僅か4日で参れと命じられた。
豪華俳優陣ということで、演技はさすが。
柄本時生、六角精児、石橋蓮司を起用したのは大正解。この3人、私大好きなんですよ〜。
特に六角精児はこの映画のコメディの部分を担っており、ちょくちょく笑わされた。
超高速!ということもあってか、テンポがいいので飽きることは無い。次から次へと刺客が。
様々な奇策はどれも面白かったですよ。
評価を落とした最大の理由、演出。
あまりにも迫力が無さすぎる。
血もチョビっと出てくるだけだし、家の屋根から屋根に移るシーンなんて明らかにワイヤー使ったねって分かる。荒いですよ
そして、ナレーションが聞き取りにくい。
紙芝居のような雰囲気にしたかったのか、わざとらしい。はい、始まりますよ。みたいな
私が映画を☆5.0にする基準の1つとして、主題歌がこの映画に合っているのか、エンディングで「この映画、面白かったな」と噛み締めれるのか。という所を見ている。
しかし、この映画は全然合ってない。
☆3.0かな〜と考えていたら主題歌聞いて、ひとつ落としましたよ。何でこうなるのかね。
貧乏は大変。
始まりと終わりで意味が変わっているってのは、よく出来てるな。伏線回収はお上手でした
リターンズもあるようなので、いつか見て見ます...
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