福福荘の福ちゃんのレビュー・感想・評価
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ハッピー
なんていい人なんだ福ちゃん。本当に言動がいちいちいい人で、優しい空気に満ちていた。とてもハッピーな気分になれた。
けどこの人、ほんとに女性恐怖症なのか…?実際はどうなのか分からないが、このくらいならただの照れ屋ではないのかと、観終わって思った。あと『福福荘の』と銘打っている割にメイン以外の住人が全然、大家すら出てこないところがちょっと物足りない。
GYAO!
じんわりと心が温まる
全く期待せずに何となく配信で鑑賞したら、思った以上に良かったです。福ちゃんみたいな不器用なお人好しは、色んな場面で損しちゃうんですよね。
大島さん、とても演技が上手くて驚きました。そういえば、福ちゃんみたいな人いたなあ。
そんな不器用お人好し福ちゃん。ラストはやっぱりそうこなくっちゃね。
最近心が荒んでいる人、人に優しくなれない人、落ち込んでる人。是非鑑賞してみて下さい。
いとおしい福ちゃん
福ちゃんは本当にいい奴。人情に厚い。
女性が演じていたが男性にしか終始見えなかった。好演。周りの脇役が本当にいい味を出してる。東大出の真面目ないいやつ、へび男、おへんろの真面目なんだが病的な男。友人の荒川リョウリョウは友情に厚い。水川あさみとの微妙な関係。どうなるやらと思いきや最後にハッピーエンドが。ずっと終始飽きることなく楽しい気持ちで見ることができた。なかなかのいい映画じゃないかなあ。
絶妙なキャスティング
福ちゃんを演じる大島美幸さん凄い。
全く違和感無く最後まで観れた。女性でおじさんを演じられるって他に思い浮かばない。。
福ちゃんが凧をあげているシーンは本当に癒される。
あの写真集買います!!
福ちゃんの人間性はすごく見習いたいとは思ったけど、思ったほど面白く...
福ちゃんの人間性はすごく見習いたいとは思ったけど、思ったほど面白くなかったかな。
そもそもなんともない日常を描いたようなストーリー自体が退屈であまり好きじゃないからかも。
他人に勧めたくなる
爆笑問題のラジオを担当している放送作家の高橋さんがお勧めしていた作品。
大島美幸がおっさん役って、所謂イロモノ感、壮大なコントとしか観られなかったが、彼いや彼女、いや福ちゃんが寅さんにもマツコデラックスにも見えてきてその存在感は不思議。
内容はコント感プラス人情味溢れるドラマで、爆笑も感涙もしないが漂う空気は爽やか。
正直、テレビドラマでもいいくらいの話だが、
毎回マドンナ変えて、ポスト寅さんでもいけそう。
ただ、何で福ちゃんだけ訛ってるのか引っかかる。
笑う門には福ちゃん来たる
森三中・大島美幸の映画初主演作。
演じた役が驚き!
何と、男役!
監督がTVで大島のおっさんコントを見て、アイデアを膨らませたとか。
最初は幾ら何でも無理あるだろうと感じるが、見てると、おっさんにしか見えなくなってくる…はさすがに語弊。大島の為の役なので、ハマってくる。
作品の方も、おふざけコントでもおバカ映画でもない。
思ってた以上…いや、遥かに上回るほどの好編だった!
福田辰男こと“福ちゃん”。
ボロアパート“福福荘”で暮らしている30過ぎの独身男。
ぽっちゃり体型。
仕事は、塗装職人。
趣味は、凧作りと凧上げ。
性格は、人情の男。
面倒見が良い。
仕事場や福福荘の人間関係のトラブルや問題を解決したり、相談に乗ったり。
いい兄貴。大島に掛けて言うなら、“親方”!
そんな誰からも好かれる福ちゃんだが、自分の恋愛に関しては…。
全く以て無縁。
せっかく親友のシマッチがいい相手と場をセッティングしても、よそよそしい。
醜男な自分に自信が無いからのように感じるが、ただそれだけじゃないような…。
女性を前にすると上がる所か、女性と対する事自体が苦手な、“女性恐怖症”。
実は、過去のある出来事がトラウマになっていて…。
ある日、福ちゃんの元に一人の女性が訪ねてくる。
福ちゃんは相手にびっくり!
その女性・千穂は、福ちゃんの学生時代の同級生で、福ちゃんが女性恐怖症となった原因を作った張本人だった…!
学生時代、肥満体型故いじめられていた福ちゃん。
そんな福ちゃんに告白してきたのが、千穂。
実は、これもいじめの罠。千穂もグル。
幸せ絶頂の福ちゃんを、文字通り落とし穴へ落とす。千穂たち皆、ケラケラ大笑い。
以来、福ちゃんは女性や恋愛が怖くなり…。
その事を謝罪しに来た千穂。
今頃謝られても…と、戸惑う福ちゃん。
そう思うのも当然。何で、今頃…?
一流会社のOLだった千穂。
趣味のカメラが尊敬する写真家の名を冠した賞を取った事で一念発起。会社を辞め、その写真家に弟子入り。
が、神様と崇めていた写真家は…。
カメラも撮れなくなり、同居してる友人の心配をよそに、家に引き籠って、つまらないTVをボーッと見て、昼間から酒を飲む毎日…。
人生、どん底。
そんな時、ふらりと入った喫茶店の一見怪しげなママから、ある指摘を受ける。
昔犯した悪い事のツケが、今払われている。
それに該当したのが、福ちゃんへのいじめ。
随分と虫のいい話である。
今自分の人生がどん底だからって、昔の過ちを謝り、許して貰おうなど。
そんな事くらいで帳消しになるものか。それくらい、福ちゃんの心は残酷に傷付けられた。
また笑いモンにしに来たんだろ!…と、泣き怒る福ちゃん。
が、千穂の謝罪と誠意は本当のようで。
それを知り、気分も晴れ、謝られないより謝られる方がいい…と、受け入れる福ちゃん。にっこりと笑顔。
その“いい顔”を見て、千穂は…。
再び、カメラへの情熱を取り戻す。
福ちゃんをモデルに、福ちゃんの自然体の表情や日常をカメラに納めまくる。
福ちゃんも、千穂も、周りの友人たちも、ほっこり温かい上昇気流に乗った凧のように。
特に、福ちゃんが。
昔、トラウマ失恋となった相手に、再び…いや、今度こそ本気で募る恋心。
時々ポ~ッとなったり、仕事で初歩的なミスをしたり、千穂の写メを眺めたり…まるで、寅さん!
そんな福ちゃんを心配するシマッチ。
千穂へ苦言。
自分の為だけにやってるなら、福ちゃんに近付かないでくれ。
千穂がこれまで撮った福ちゃんの写真が、写真集として出版される事に。
その“作品”の数々を見て、千穂とシマッチは和解する。
仲のいい面々が集った出版記念のパーティー。
そこで、思わぬ事件が…!
大島のおっさん演技も最高にいいが、周りのキャストも皆、好演。
醜男や冴えない男たちの中で掃き溜めに鶴(失礼!)、水川あさみの美貌と魅力が映え、存分に放っている。
時々口は悪いものの、実はとても友情に熱いシマッチ役の荒川良々が、目頭熱くさせる。
千穂の同居人の平岩紙、福福荘の住人・馬渕さんや野々下くん、演歌歌手を目指している仕事の後輩(徳永ゆうき)…皆、愛おしいくらい!
でもまさか、野々下くんがあんな事を…!
千穂が神様と崇めていた奇才写真家、福ちゃんと“カレーに水”でバトルを繰り広げるインドカレー店主(古舘寛治)…風変わりな面々も何だか憎めない。
思わぬ事件が起きたが、おおらかな心で受け止める。
しかし、寅さん然り、愛すべき人情男の恋路はちと切ない。
本作はコメディ。クスクス笑いが滲み、シュールでユルい。
でも、ただそれだけじゃない。
印象的に残った台詞も多々、笑えて、ほっこりして、しみじみと、見事な人情映画!
藤田容介監督のこのセンスも気に入った!
ラストの思いもよらぬ、だが幸せな引っ越してきた人物との“再会”まで、本当に心地よく見れた!
惜しむらくは、
もっと早く見ればよかった~!
ほっこり
大好きな大島さんの作品。
見事な優男を演じてらっしゃった!
どーんと構えて、でも繊細で…気遣いも上手な大島さんにキュンとしてしまう(*^^*) カメラマンの水川あさみちゃんが、大島さんのいい笑顔を集めた写真集を出版して大ヒットする。
元々学生時代にいじめられていた大島さん。
いじめに加担していた水川さんがそれを後悔して謝りに来たところから始まる。
写真を撮影していくうちに次第惹かれ合うふたり。
ほっこり作品。
やっぱりカレーには水が欲しいよなぁ
独特な空気感にとても癒された作品でした。
まあ爆笑するような笑いとかではなかったですが、クスクス笑いしてしまうようなシーンがふんだんに盛り込まれていて、予想以上に楽しめましたね。
脇役に個性派曲者を揃えただけあって、マニアックな笑いが多く、好みは相当分かれそうですが、私は結構ツボに嵌って終始ニヤニヤしながら楽しんで見れました。
どこか昭和を感じさせるような、ノスタルジックな雰囲気漂う作風も好ポイント。
ほんのり幸せな気持ちにさせられる、なかなか味のある映画だったと思いましたよ。
しかし主人公の福ちゃんを演じた森三中の大島は、見事なおっさん演技を見せてくれましたね!
まあ正直予想したよりはおっさんっぽく無かったですけど、逆に女性らしい柔らかさがあったからこそ、福ちゃんの温かみがより伝わってきた気がして、これはこれで絶妙なキャラクターだったなと思いました。
微妙な訛り具合も味があって良かったぁ。
バカが付くほど心優しくいい人で、ホント彼の(彼女の)存在には癒されました、写真集に生きる勇気をもらった人がいたのも、物凄く説得力がありましたね、あの笑顔は本当に素晴らしかったです。
福ちゃんと福ちゃんの初恋の人である千穂の運命の交錯具合も、なかなか面白みのあるストーリー構成で、笑いあり、涙あり、まあ強引と言えば強引ですが、福ちゃんのピュアさ故に思わず感情移入させられました。
福ちゃんが女性恐怖症になったのは、あんな悲しい過去があったからだったんですね、あれは酷い・・・そして大島の演技が絶妙過ぎて、見ているこちらの涙腺も緩みました。
でもやっぱり初恋の人、その後の展開も、男ならよく分かると言うか、別に福ちゃんじゃなくても、水川あさみ級の女性だったら、それはねぇ・・・。
福ちゃんの親友役の荒川良々と千穂の親友役の平岩紙も、この作風に合った見事なザ・親友を演じていましたね。
この2人がいたからこそ、主役2人が引き立ったのではないかと。
他の脇役達も素晴らしかった、古舘寛治のこだわりのカレー店のエピソードとか、ツボ過ぎてまいりました!
徳永ゆうきの演歌にも癒されたなぁ。
そして北見敏之には、ただただ驚かされました、まさかあそこまで・・・。
まあ特別凄いことが起こる映画ではなかったですが、何気ない幸せを実感できる心温まる映画で、ほっこりとさせてもらいましたよ。
福ちゃん
下町情緒を感じさせつつ、ダークでファンタジックなところがちょこちょこあって、その突然のゆるやかなギャップにいい意味で驚かされました。
微笑ましい笑と穏やかな空気感と、突然の狂気(笑)
日常の辛さや悲しみに立ち向かうという、有り触れた日々の中にある世界観がとても好き。
大島さんをそのまま主人公にしたような、主人公の福ちゃんがとても素敵で、なんだか可愛らしかったです。
大島さんの存在感
大島さんが男にも女にも見えなくて、大島さんっていう存在としてそこにいるのが良かった。
あと、水川あさみに盗撮されてて、それに怒るシーンなんかは、大島さんの過去も含めて演技を超えたものになってた。
カレーのシーンなんかは本当に笑った。これが邦画の面白さだと改めて感じた。
ラストはちょっと素っ気ないかなって感じ。でも色々思うところはあった
ウクレレの音色にやられました。
男おばさんで絶賛していたので
観るのが楽しみだった作品。
肩肘張らずに楽しめました。
大島さんと良々さんのやりとりが
特によかったですね。
個人的には映画全編に流れる
エコモマイのウクレレサウンドが
とても心地よく響いていました。
大島さん好きだから見てみた
途中からどんどんどんどん大島さんが本当に男性に見えてきてしまうから不思議。
ですがついついて見れなくなってしまう淡々とした内容のため少し飽きてしまいました。
自分には向いてないだけで、好きな人は好きかもしれません。
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