「もう一度生きるため、泣いてきたのね」インサイド・ヘッド 奏枝さんの映画レビュー(感想・評価)
もう一度生きるため、泣いてきたのね
レビューをみると、カナシミにイラついたという評価が多かったけど、私は所々ヨロコビにもイラっとしました。う、うるせ〜って思ったところもあった。
私が捻くれてるからだろうな!と思ったんですが、私は小さい時カナシミがメインで操縦席に座っていたのかもしれないなぁ。でもヨロコビが誰よりもライリーのために頑張ってたし、切なかったなぁ。
何で涙が流れるんだろう、生物学的な話じゃなくて。
人体の大切な水分を犠牲にしてまで起こしている現象。
小さい時は泣きたくないのに涙が出て、止まらない、止められない!!ってこと多かった気がする。
大人になったもたまに涙がじんわり、、ってことあるんですけどね。
中島みゆきさんの「誕生」という曲で、赤ちゃんは泣きながら産まれるので、生きるために泣いてきたのね、という歌詞があります。生きるために、涙は必要なものなんだと、だから人前で泣く事を恥ずかしいことだとしないで欲しい。
いや〜それにしても、感情と記憶の整理をこんなコミカルタッチで表現しちゃうなんてすごいなぁ。
倫理の授業で使えそうな映画ですね。
予告見た時にもっと色んなところを大冒険するのかと思ってましたが、思ったよりシンプルな世界でそれが良かったのかも。これ以上長かったりゴチャついてたら鑑賞自体が疲れちゃっただろうな。
脳内ポイズンベリーを思い出しましたが、そういえばあれも5人でしたね。
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