「子供の頃は」インサイド・ヘッド たけさんの映画レビュー(感想・評価)
子供の頃は
ヨロコビを感じるためにはカナシミも必要。という言ってしまえば説教くさいテーマだが、それを押し付けがましくなく伝えられていると思った。
5人の感情たちが女の子をコントロールしている。と考えるとあまりスッキリしないが、人の感情をもし具現化するとしたらこんな感じ。と捉えるとすんなり観られる気がした。
ライリーの小さい頃の空想上の友達、ダンボン。
自分にも子供の頃、空想上の友達がいたような気がするが、どうにも思い出せなくて、でも多分ライリーと同じように、忘れることによって少し大人になったんだな。と思うと、自分の中のダンボンに感謝したり、ちょっと申し訳なくなったりして、なんだかすごい泣けた。
テーマ的には子供には少し難しいかな?と思ったが、笑えるギャグシーンも沢山あり、映画館の中は夏休みの子供たちの笑い声が響いていた。
笑えて泣けて少し切なくなる最高の映画でした。
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