「びんぼん」インサイド・ヘッド ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
びんぼん
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びんぼんのところで泣き始めたら涙腺ゆるゆるでした(笑)
悲しみがどうして必要か、というようなキャッチフレーズで、感情たちの大冒険があるのかなと思っていたのですが
絶対大人向けの作品でした。
思い出のゴミ箱に捨てられて行く無数の思い出は小さい頃の大切な思い出です。でも、成長するためにはその思い出をいつまでも持っているわけにはいきません。だから小さい頃大切な空想の友だちだったビンボンも大人になるステップとして忘れなければならなかったのかもしれません。自分にもそんな思い出があっただろうし、捨てたくなかったものだってあったかもしれないけど、大人になるにつれ忘れてしまったのかなと思うと本当に切ない気持ちになりました。
ライリーにとって転校は一つの壁でした。そこで感情がコントロールできず性格の島を壊していってしまいますがそれも成長のために必要なことです。
反抗期思春期を過ぎて感情の起伏が少なくなって、小さい頃の思い出もたくさんは残っていない今、大人になることの切なさというか子ども時代のはかなさというかまぶしさ、を感じてしまいました。
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