劇場公開日 2015年7月18日

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「前フリ長すぎ、ラストあっさりしすぎ」インサイド・ヘッド kita-kituneさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5前フリ長すぎ、ラストあっさりしすぎ

2015年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

吹替え版を観賞
映画ドロボーから本編が始まるまでが長い。
わざと遅れて行ってもいいかも。

そのくせ、ラストがあっさりで余韻らしいものがない。
ちょっと拍子抜け。

最初、カナシミのうっとおしさにイライラさせられるが、ヨロコビの独善的行動もなかなかのもの。ヲイヲイ、それはいじめだろう、的な。

記憶や思い出の格納などは観ていて面白い。

ヨロコビとカナシミがいないなら、あとは不安と怒りだけ?

観ているうちにうっとおしくてネガティブなカナシミが愛おしく思えてきた。大竹しのぶで正解。

後半、ちょっと泣けてドライアイにはちょうど良い。感情を持たない論理的思考の(スタートレックの)スポック的キャラがいても良かったと思うが、まだ先か。パパやママにもそんなキャラはいなかったような。

その他、女子ならもうちょっと悪魔的キャラがいても良さそうだがムカムカの担当?

後半、ライリーを見てパニックになる男子が出て来るが苦笑するしかなかった。

全体としては起承転結がはっきりせず、盛り上がりにやや欠ける印象。

だいたいの流れが分かったので、ダレた感じのカナシミを堪能するため?もう1回くらい観てもいいかも。元気いっぱいのヨロコビも悪くないが(竹内結子もよかった)独善的なところが結構、鼻につく。

kita-kitune