トゥモローランドのレビュー・感想・評価
全43件中、1~20件目を表示
想像力を掻き立てられる映画
この作品は確かにディズニーのロゴが付いているんだけど、あまりディズニーらしさを求めないで観た方が楽しめると思う。
しかし、もしかしたらこんな未来があるかもしれないと、観た人の想像力を掻き立てるような、そんな映画でもあった。
ロボットのデザインや、近未来的な街並みもカッコいいし、もしかしたらウォルト・ディズニーが思い描いていた未来像はこのようなものだったかも。
最後に、アテナの使命を引き継いだ子どもたちが、夢を持つ人々にバッジをこっそり渡すシーンは何より良かった。夢のある人の元へやって来てバッジを送るというのは、ディズニーが大切にしてきたものの一つである、「夢を見る」ということに繋がっている気がした。夢を持っている人にこそ、未来が見える。もし子どもに観せたら、「もしかすると、自分のところにもバッジが来るかもしれない」と、想像できるようなシーンだった。
ただ、ケイシーが地球を救う方法として「モニターを切ればいいんだ」と思い至った点が、どうも疑問符だらけになってしまい、理解しづらかった。自分の頭が悪いせいかもしれないが、もう少し素人にわかりやすく説明してくれたら良かった。
不明な点もいくつか残り、腑に落ちない部分も人によっては多いと思う。
私は、フランクが追放された理由や、実はロボットだった店の二人は結局何だったのか、モニターとはどういう役割を持つのかなどがわからなかった。
バッヂは希望の種
爪の甘さや説得力に欠ける点がとにかく多い が、ラストはいい。
結局人間ていうのは、自分が死んだあとも人の営みはずっと続いていくことを望むというか、命が繋いでいくことを強く願っているんだよね。
個人的にこういうラストに弱いんだよねぇ。色々な世界の人間が、同じ志を持ち前へ進むという、希望の持たせ方が。
繰り返すが突っ込みどころは多い。 フランクの罠だらけの屋敷や、パリへの瞬間移動は楽しいけれど、スモールワールドの入口は一体どこへ行った?とか、エッフェル塔のロケットはエッフェルらが使った後、誰が再建したのか? とか。あれが未使用なのなら、エッフェルやジュールらはどうやってトゥモローランドに行ったのか?とか。
トゥモローランドの社会構造はどうなっているのか?とか。 選ばれた人間たちが子供を作ったら自動的に永住していいのか?とか。 老化防止薬があるのに人口密度は大丈夫なの?とか。
じゃあジュールやエッフェルや、ディズニーも生きてておかしくないよね?とか、とか(笑)
禁断のマシンを作ったことでフランクを追放したのに、トゥモローランド側(ニックス) はそれを壊すどころか利用していて、それでいて「未来を変えたい」という彼を殺そうとするなんて、なんだかスッキリしない。絶望してるのはわかってるんだけどさ、やってみりゃいいじゃん。
ニュートンが選ばれた根拠も弱いといえば弱い気もするが、まあ彼女の場合、NASAの基地に忍び込んで妨害工作をする高校生なんて中々いないだろうし、あの気の強さも生命力の強さと受け取れるし、アテナが出会ったなかでは最高の頭脳と勇気を持った若者なんだろうと解釈して、深く考えないほうがいいと思った(笑)
それに、映画やドラマで暗い暗い話ばかり繰り返すと、本当に悲壮感や厭世感が漂ってしまうんだよ、というメッ セージを強く発信する、こういう映画がたまにはあってもいい。
ディズニーの予定調和なハッピーエンドに鼻白むこともあるが、それでも、そういう映画を作り続ける会社が一つはないと困るよね…と思うのだ。
フランクの父親のように、夢見る力を否定する人間は嫌い。たとえその人の努力が実を結ばなくても、たとえ世の中の役に立たず自己満足に終わったとしても、後悔せずに生きている人のオーラは周りにもいい影響を与えるんだよ。
子供向けだけど、大人も自分を振り返るいいきっかけになる映画だと思う。
未来への希望、未来は不確定で可能性に満ちて いる。 というディズニ...
未来への希望、未来は不確定で可能性に満ちて いる。 というディズニー映画でした。 冒頭のシーンでフランクがネガティブなことば かり言って、どうなるのかと思っていたが…
希望に満ちた少年フランクが、選ばれてトゥモ ローランドへ出向く。 その後、同じ少女アテナに選ばれたケイシーも フランクのもとを訪れる。 そこには少年期の面影ないフランクがいる。 ロボットに殺されかけながらもトゥモローラン ドに到着した3人。 そこで、少年期フランクの時にアテナと一緒に いたニックスが変わらない姿で出迎えた。 で、ケイシーが連れてこられた理由がわかり、 結末へ向けて話が進む。 ケイシーの破天荒な言動が未来を予測するモニ ターの確率を下げる。 そう、破天荒や型破りって可能性に満ちてい るってこと。 未来に絶望していたおじさんフランクを変えて いく。 なかなか面白い話だった。 あの草原の先にトゥモローランドが見える光景 は、とても綺麗だ。 それと、未来だと思っていたトゥモローランド は別次元にあったのね。 “夢見る人”にはふとしたときにピンバッジを手 にする瞬間が訪れる。 その後どう行動するかはあなた次第。
こんな冒険してみたい!!
問題提起を入れつつも、夢と希望が溢れているところがやはりDisney!!
音楽を聴くだけでワクワクします\(^o^)/
すっごく面白かったけれど、終わり方で星3つに。。
私もあんな冒険がしてみたい!!!
あきらめない人が、未来を作る
ヒューローリーだよ、ヒューローリー!
Dr.House好きなので、反応してしまいました。
死亡フラグたちまくりなのですが、というか痛いシーンが多い。
でも、秘密基地感とエッフェル塔が発射台というのはワクワクした!
なぜか、アテナは笑わないんだけど、襲ってくるAIがクリスチャンロナウドに似てるし、ずっと笑ってるとこが滑稽。
直球でテーマを説明してくれるので、子供にも分かりやすい映画でした。
ストーリーは人類の滅亡、デストピア世界を予期したトゥモローランドの...
ストーリーは人類の滅亡、デストピア世界を予期したトゥモローランドの住人が人類に警鐘を鳴らしてたものの、みんな特に気にしなかったのでしょぼんとするお話。
この終末がカウントダウンなされていて残り60日だか…ということだけど、核爆弾が~というわけでもなく何故そんな急に…という疑問。デストピアという発想自体が警鐘だったというアイデアは面白いと思ったが、温暖化対策やらは現実に行われているものはあるし、十分じゃないにしてもなんでかな…。
主人公のニュートンが冒頭のNASA発射台で手際よく機械を故障させていった所以外ジョージ・クルーニーより秀でたものを感じられず、夢を思う強さという特質もイマイチでまどろっこしく感じた。
バッジに触れている間だけ未来都市が見られたり、64年の万博・トゥモローランドの衣装やデザインは秀逸。なのでディズニーの中には異次元への入り口が…!?という都市伝説っぽいキャッチ―な設定ももっと押し出してもよかったと思う。素材は良いのに構成があんまりよくない印象。もったいない。
ヒロインがロケットで顔面崩壊するシーンは「ダイバージェント」並みに見物。必要以上に敵ロボットをバットで殴打するシーンも笑える。
理想の未来
バッヂに触れるだけで世界が変わるという演出は見た事がなかったので素直にいい!と思った。あと女の子が車を運転したり、立体的なビデオだったり物語の中に"新しい"と感じさせる事が多々あってワクワクする。
良かった所
・少女のロボットの子
・演出の良さ
・完全な敵ではない感じの敵
・クリロナみたいな敵(笑)
・アクション
悪かったとこ
・最後のシーン、リクルーターに選ばれた人間のみトゥモローランドに来れるってのは変わらないんだ。ということはいずれ最初の状態と変わらないよね?
・良かった所にも書いたけど、敵が敵っぽくないというか、彼が言っていたことにも一理あるから殺すのはどうなの?なんか乗っ取った感あるラストで違和感がある
We are looking for Dreamers. 念ずれば花開く。諦めない事の大切さを語る作品。
あまり期待せずに観た為かとても面白かったです。色々なガジェットが出てきたり、人が吹っ飛んでたりと最後のドタバタ劇も含めアメリカ人の子供が好きそうな内容ですね。
作品の中の未来像はとても美しく観る人の心を捕らえます。例えるなら手塚治虫作品やドラえもんに出てくるような一昔前の未来。昨今はSFもリアル思考が進んでいて、単純に華やかな未来を観る事は少なくなったので逆に新鮮な感じがしました。空を飛んだり、上下になっているプールとか超楽しそう!!ブラッド・バード監督はアニメ出身だけあって描写が上手いですね。
何より注目はアテナを演じるラフィー・キャシディ。とても可愛いです。感情をあまり表に出さない難しい役所を上手く演じています。途中ターミネーターしてましたし(笑)。今後が楽しみです。そのアテナに対してはしゃぎまくる主人公ケイシーを演じるブリット・ロバートソン。当時25歳だったので年齢設定には少々無理があるな~と思いつつも、賢く物事を諦めない子役がマッチしています。頭が良い設定ですが、知識が豊富というより適応力が高い感じですね。そしてジョージ・クルーニー。夢破れた冴えない中年設定ですが、色々と発明してて何だかんだと人生楽しんでたと思われます。
途中マニアのお店でやたらスターウォーズが飾ってあったのはあからさまなステマでしたね(笑)
内容に環境問題や人口爆発などを取り入れていますが、基本は勧善懲悪の作品です。メッセージを深読みしなくても単純に楽しめます。将来を夢見る大切さを教えてくれる、子供に見せたい作品です。
途中飽きちゃった...
あれ?何で彼女が、選ばれたんだっけ?バッチを受け取った時の反応とお店のご夫婦とのバトル、フランク家のトラップは面白かった。途中飽きちゃって、見逃したからかもしれないが、何故フランス??ま、可愛かったし何も考えずに見る娯楽作品かな。
メッセージ
関さんのこれはただの映画ではない、メッセージを読み取れの呼びかけにより鑑賞。
プルスウルトラはまだしもニコラテスラが世に表立って出てきたのには驚きを感じた。
これは自分の解釈ですが地球が滅びるのは確実でトゥモローランド=火星に行ける人の選別はもう行われているっていう意味に受け取れた。
今思うとイッツアスモールワールドも世界は手を組んでひとつになるべきと掲げるフリーメーソンの意思にも繋がるのではないか。
BDが出たらもう一回見直したい作品。
ん〜〜…
ディズニーランドのトゥモローランドをテーマにしているということと、予告編を見て「何だかよく分からないけど面白そう!」と思って観ましたが、
何だかよく分からないまま終わってしまった…。
ただ、トゥモローランドの世界観は素敵でした。
もっとこのシーンを見ていたかったです。
台詞が説明的すぎて、ケイシーの質問の全てに答える訳でも無く…最後までもやもやが残ったままでした。
始まり方も、すっと入っていけるような作りでは無かったと思います。
長々と少年フランクの過去を描き、そのまま進むのかと思いきや、ぶっち切ってケイシーの物語へ…。
ケイシーの父親との関係性も、仲がいいのか悪いのかちゃんと描かれていないし、
狼の話がしょっちゅう台詞に出てくるわりに全くピンと来ない…
何もかもが微妙でした。
久しぶりに途中で寝そうになった映画でした。
字幕で観たのですが、吹き替えで見たらもっと分かりやすかったのかなあ?
夢の国計画。
'60年代の人々が夢見た未来には届いていないのが現代である。
様々な技術面で画期的な進歩を遂げたとはいえ、まだ車は空を
飛んでいないし(残念なことに)BTTFで描かれた2015年とも違うx
っていう夢もへったくれもないことをいう中高年にホラ!って
昔のドリーム力を運んでくれたような作品。なんて懐かしいv
発明家のジョジクルにソックリな顔の子供(爆)が登場するなり、
本当にあの頃はこんなこともあんなことも2000年代には可能に
なっているはずと誰もが憧れと確信を抱いてたのだと思い出す。
W・ディズニーが想像した未来へランド内のアトラクションから
入っていけるなんて子供らしくて夢のある発想。ピンバッジが
欲しい!って普通に思っちゃうもんね。ただその先にあるのが
本当に夢の世界なのかどうか…疑わしいと真っ先に思う裏根性。
やはり我ら中高年こそ素直になりなさいと言われているようだx
謎の少女・アテナはそばかす顔がとっても可愛いし、冒険に出る
主人公のケイシーは正に冒険好きとしか思えない行動力が魅力。
やっぱり選ばれただけあって、ピンバッジ保持者は素敵ねぇvと
思ったけど、あのジョジクル兄が一筋縄で靡く優しいおっさんの
筈がない。玄関でポーン!と人をふっ飛ばすあの仕掛けとか、
まぁ観ていて楽しい発明品や仕掛けがいい味出してるんだけど、
やや斜に構えた兄がその悲しき功労者であった事実が判明すると
あぁ~だからこの役がジョジクルなのか。と納得がいく。本人は
何で俺がこんな捻くれた親父の役なんだ!?って怒ってたけど、
合ってる合ってる、みんな似合ってるー(爆)
しかしある程度の昔を知っている人々には、あの頃夢見た未来と
閉塞感いっぱいの現代の落差に堪らない思いも芽生えそうだなぁ。
(だから夢の国があるんだよ?って、あ~それも計画だったのかな)
音楽に引き込まれた
あまり期待はせずに観に行ったが。
期待通りというかなんというか、
ストーリーはごちゃごちゃしている印象です。
トゥモローランドについて知らない部分がいっぱいあるので、イッツアスモールワールドからくだっていくというシーンが必要だったのかはまだ分かんない。
ところどころぐっときてしまったのは、音楽がすごく影響してた気がする。でも楽しかったのでまぁ良かった。
夢を与える映画
賛否両論あるが、個人的には好きな映画だった。
はっきりとした悪役がいない点でスッキリしない人も多いだろうが、強いて言うなら悪い狼、つまり挫折して諦める自分の心と言ったところだろうか。
夢がある映画だし、メッセージ性を強く感じた。
ここからは個人的趣味だが、成長しない永遠の少女であるA.Aともう一人の主人公であるフランクの関係性がすごく良かった。
結構良かった
とにかくこの作品の設定が良い。
こんな世界へ行ってみたいと、思わしてくれる所がまた良い。
アクションや、笑えるシーンも多いので楽しく観られる。
パリでのエッヘェル塔がロケットの発射台になるシーンが特に好きです。
コーラを飲む所はツボ。
スター・ウォーズのオモチャや、サウンドがでてきた。さすがディズニーらしい。
最初から最後までハッピーな気分で観る事が出来る映画に仕上がっており、最後は体がしびれた!
後半になるにつれて微妙に…
前半は、アメリカンジョーク混じりに背景説明をしている感じ。中盤になるにつれ、だんだん話に面白みがでてきます。アクションシーンは、海外にしては派手すぎず、リアリティがあって楽しめました。トゥモローランドの世界観も、夢があって絵も綺麗で良かったです。でも…後半はベタな展開もあり、すっきりしない終わり方で、残念でした。主人公の「特別」感もあまりなかったかな。でも、あの映像は映画館でみれて良かった!
失われたレトロフューチャー
トゥモローランドの描写はいわゆる典型的なレトロフューチャーで、序盤に出てくる描写は非常に素晴らしい。しかし、夢のような時間は束の間、その後は現代でのアクションが延々と続き、しかも長い。後半トゥモローランドに再突入してからは序盤のあの魅力的な描写が嘘のように色褪せた背景を舞台に再びアクションが続く。肝心の脚本も説得力が弱い。一番ダメだと思ったのがケイシーが未来を変えられる可能性を持っていることの裏付けが、諦めないポジティブシンキング以上の何もないこと。せっかくジョージ・クルーニーをキャスティングして、ボーイ・ミーツ・ガールのその後の話をプロットに仕込んだのなら、もっとそこにフォーカスして、夢の未来世界とその変質をじっくり描くべきだったように思う。
んんん
映像は綺麗で俳優さんたちもなかなかはまってるとは思うんだけど、なんかストーリーが物足りない!
途中理解できなくて置いていかれそうになった
そして、題名から想像してたディズニーランドの要素はあまり関係なかったですね
ディズニーの実写の試みは素晴らしいと思うけれど、内容がほんとに残念
何を伝えたかったのか、、、
映画のテーマを探すんだとすれば諦めたらそこで終わりだけど、夢を持って諦めないでやればどんなに大きなことだってやり遂げられるよ!
とまあ、こんなところでしょうか
個人的にはどうやって地球を守ったのかをもっと掘り下げて欲しかった
ラストにかけて淡々と終わってしまったから物足りなかったかな
でもアクションは見ものだったし、家に攻めてくるロボットを倒すシーンとか本当に面白かった
個人的にはあまりの恐怖に車で一人で逃走しようとするヒロインをキーパーソンであるロボット少女がすごい勢いで走って追いかけてくる場面がお気に入り
劇場で笑いがとまらなかった(笑)
それにしてもトゥモローランドの町並みや乗り物がMr.インクレディブルに似てるな、と思ってたら案の定監督が同じでした
そりゃ似てるわけだ!
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