トゥモローランドのレビュー・感想・評価
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ディズニーらしさ抜群だけど...
ディズニーの映画には必ずメッセージがある。本作のメッセージは「夢をみる」そして「可能性を諦めない」ことの大切さ。現代社会問題についても考えさせられた。迫力、感動、何より「夢」があるディズニーらしさ満点の壮大なスケールで描かれた作品だった。
映画には敵役がつきものだ。しかし敵役にも敵役なりの信念や考えがある。この映画にももちろん敵が出てくるのだが、敵の考えがあまり読めない。というより、あまり深く描かれていない。『トゥモローランド』とは何かは理解できるものの、トゥモローランドの問題についてより深く描いてもよかったのではと思った。敵から考えさせられることがあまりなかった。
しかし夢というものを見事に描いた作品なので、多くの子供達にも是非見て欲しい作品だ。配役も素晴らしかった。特にヒロインを演じたブリットロバートソンとラッフィカシディ、はぴったりだと感じた。演技も本当に素晴らしい。ジョージクルーニーはさすがだ。全体的にリアルさがあるため作品に入り込めた。
総合的に見て、劇場で鑑賞してよかったと心から思っている。
空気を読む力が必要な映画
まず正直にいうと全く面白くない
CMからしてディズニーランドやシーに関係あるのかと思ったら1ミリも関係ないです。関係があると思って楽しみにしてる人は見に行かない方がいいと思います。
それと、ディズニー映画だからといって簡単な映画ではないです。
感想的にはなんだかいらないとこ伸ばしまくって必要なところはちょこっとしかない感じがしました。もっと敵はなぜそんなに人間が嫌いなのかとかもっと掘り下げても良かったし、男の子があんなにすさんだのも少し説明不足な感じが・・・・・でも役者は全員よかったです!!
オススメはしません。
よくばりブラッド・バード
しなやかな身体性を活かしたアクションとクリーンにドギツいギャグはいかにもディズニー(/カルアーツ)育ちの鬼子の系譜、ブラッド・バード。
今どき「信じれば夢は叶うんだ」もないと思うけれど、無知ゆえに無限の可能性を持ったブリット・ロバートソンとかつてその可能性を信じ夢破れたジョージ・クルーニーの対比は配置として手堅い。その二人の結節点となるラフィー・キャシディの横紙破りっぷりもとても爽快だ。この三人のチームなら、たしかに願えば叶いそうにおもう。
そんな三人のリズムもタイトルマークである「トゥモロー・ランド」に来た途端に狂ってしまう。
この破調を作品の思想性に求めるのは、やや安易にすぎる。もっと根幹的に、脚本がいけなかった。
ミエヴィルの『都市と都市』を彷彿とさせなくもない二重世界「トゥモロー・ランド」の設定、危機に瀕する現実、ロバートソンのパーソナルなストーリー、クルーニーとキャシディの愛の物語、悪役の物語……130分を費やしてもなお『トゥモロー・ランド』に内在する幾筋ものマイナーストーリーを語りきれなかった。
これは単に詰め込みすぎなところが半分、バードの手癖的なところが半分。舞台設定や悪役のバックボーンを必要以上に切り捨てる傾向は無神経さというより、純粋に悪意なんだろう。そう思って観てみると、アクションシーンで淡白に虐殺される無辜の一般人たちすら彼の冷笑の対象に見えてくる。
そもそもラスボス倒した後に沸いてくるトゥモロー・ランドの住民たちはなんなんだ? いままでどこに隠れていた? 手下が二三人しかいないようなリーダーの暴走をただせない上にそいつをぶっ殺した部外者をいきなり新しい親玉に挿げ替えちゃうとか、未来の地球を託すにはかなり不安な意志薄弱さだぞ?
ディストピアSF批判はどこまで本気で受け取っていいのかわからない。悪役の最期(自分の”思想”に文字通り押しつぶされる)はもはやギャグで、これをもって判断材料にすべきかどうか。
瑕疵はあげればきりがない。それでも作品として(物語としてではなく)救いがある代物にかろうじて仕上がっているのは、キャシディとクルーニー(トーマス・ロビンソン少年)のボーイ・ミーツ・ガールが一本通った筋として魅力的だから。
あんなに直截的な「イノセントな少年時代との別れ」もなかなかお目にかかれない。
あ、あと、ラストカットの清冽さもすばらしいよ。
ウォルトが遺した謎とは何だったんだろうか?
予告編でのウォルトが遺した謎の先入観が強く、映画が進むとSFのブッ飛んだ全く異なる展開になったので、何か『ジュピター』みたいになっていた。
やっぱりウォルトの実話に近いものは『ウォルトディズニーの約束』だったと思う。
今後、日本のTDRで『トゥモローランド』のアトラクションを改修するのだろうか? 気になります。
◎アクション 感動 メッセージ…多彩な映画。
子供と一緒に鑑賞しました。
またみたい!!と思う作品でした。
子供も、良かった!!楽しかった!!と大満足の映画。。
アテナ役の女の子が、オードリーヘプバーンに似てるなぁ~って思いました。
ストーリーは、子供達に 伝えたいメッセージがたっぷりです。
2Dで鑑賞しましたが、3D…4D?で鑑賞したら、迫力満点でしょ~!
映像は、ディズニーシーリゾートの、アトラクションのようでした。
時空間を移動する乗り物のシャッターが閉まる感じが…とくに!!
子供達や子育て中の親御さん達、学校の先生など…に おすすめしたい作品です。
最後…バッジを手にした人達は、どんな映像を見せられたのだろう…(^-^)?
ワクワク!したけど
2Dで鑑賞してしまいましたが、どや!この世界観!と観せてくるシーンもあったのでこれはやはり3Dや4dxで観た方が楽しめたかなぁと^^;
映像はとても素晴らしくエッフェル塔のシーンもすごかったです。メッセージ性を感じた作品でしたが、転からのラストシーンがあっという間すぎてここで終わるんかい!とツッコミをしてしまいました。
ここまで見せるシーンがあったのだから前後編で、もう少し掘り下げた方が勿体無いかなぁと観客目線のワガママを申し上げます笑
関係ないですが、アテナ役の子役の女の子が可愛くて終始見入ってしまいました。
強烈な現代の風刺と希望
ディズニー作品の良さですね。
シンプルな言葉のメッセージと物語のシークエンスの心地よさ!変わらずといったところでしょうか。
子供も見やすいということで、音楽、俳優のリアクションと演技。感情描写や逐一説明が詳しく要らないところなどはややマンネリといったところで、大人な映画しかみないかた、あれこれ想像するのが苦手な批判家の方はみずらいかと。
今回の映画はまさに現代の風刺。不幸で終末論が蔓延してる人類たちは、自らその手で選んでるのではというテーマでした。わたしたちを救うのは、新しい主導者ではなく、希望を持った子供たちでもなく、現状に向き合いながらも夢を描ける『ドリーマーズ』であり、彼らを助けるのはテクノロジーと同志たち。
フラットになりつつある世の中でこれから僕たちはどのようにあの頃の人たちのように希望を描くのか。そんな作品でした。
4DXにて鑑賞
観る前は、4DX向きか?と思ってましたが、観たあとは4DXで観て良かった!と思った。
かなり揺れるので、思考がシェイクされ話がイマイチつかめないけれど、感動系ではないので、まぁいいかと。
予告では「ディズニーの」を全面に出してたのに、映画の中では全く出てこなかったような?トゥモローランドの入口もディズニーランドの中じゃなくて万博会場だったし。(本編の内容としてはどっちでもいいのだが)
ディズニーらしいが
内容は夢と希望があってわかりやすく話にも入り易かったと思う。
ただ、トゥモローランドや敵役がおざなりで説明不足のように感じてその辺はイマイチのように思えた。
結果としては古臭い未来予想世界だけど案外今の映画みたいにゴチャゴチャ作るよりこういう世界観の方が見やすく感じましたがもう少し内容を深めても良かったかな?と思います。
少し飽きた
思っていたのと違ったので、他の観とけばよかったな。
トゥモローランドが舞台かと思ったけど、ほぼ現世界。謎解きのように進み、ファンタジーと思って観たが、アクションの印象が残った。
(アクション苦手(-_-;))
冒頭のフランクとケイシーのやり取りにイラっときた。何度もストップするのとか止めてもらいたい。
未来の地球へ行ったのか、トゥモローランドは地球ではないどこかなのか?
地球はあと56日で滅亡すると言ってたから、あそこは地球ではないの?
主人公は役にピッタリでした。
アテナが可愛い。
ストーリーとは関係ないけど、ポップコーン禁止の上映があればいいのにな!
結構食べる音うるさい。2人連れだと「食べる?」とか聞こえてくるし、ロボットみたいに手が常に動いていて気になって集中出来なかった。
30~40分ハンカチで隣の視界をブロックして耳をふさいで観た。
デザインとアクションと子役
評判あまりよくないみたいですけど言うほどではないです。
みんなブラッド・バードだからハードル上げ過ぎなのは分かりますが。ストーリー、テーマがというのは少し感じますが、緩急つけたアクションはやはり見事。飽きさせずラストまで一気にもってく。少しのだれはありますが、レベルは高いと思います。
そしてデザイン。Mr.インクレディブルでもそうであったように今作もデザインにこってて、未来はこうあってほしいというデザインが見事に再現。エンディングのグラフィックも素晴らしい。
カメラもトロンレガシーやオブリビオン、ライフオブパイ、フィンチャー作品などの方がされてるので◯。
主人公はエレン・ペイジとジェニファー・ローレンスを足してわったような感じ。そして謎の少女がかわいすぎ。
ブラッド・バード初の凡作
天才ブラッド・バードが驚くほど精彩を欠いたなという印象。凡庸なビジュアルと平坦なストーリーテリングが辛い。確かにメッセージは刺さるものがあるが…ではあのラストの「その先」に何が待つだろう?と考えるとやはり突き詰めが甘い。この甘さは『エリジウム』にも感じた
いやわかるよ。こんな時代やさかい理想を語ることが大事なんだってことぐらいわかるよ。でもユートピアとディストピアはどうしても表裏一体。ジョン・レノンが想像してみろと言ったような世界にもいつかは争いが起こるよ多分。って思うのも「頭に刷り込まれてる」からってこと?
そもそもジョン・レノンなんて音楽性の違いみたいなことでケンカしておきながら何が「世界はひとつになるんだ」やねん。まずグループをひとつにしてから言わんかいとは思う。まあ冗談はさておきビートルズは偉大!
期待し過ぎた。でもブラッド・バードやぞ。『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』『M:I GP』の監督やぞ。そら期待するわいや!
『トゥモローランド』と『インターステラー』なら俺は断然後者を取るね。この2作はテーマが結構似とる。やっぱりこれが「こんな時代」のSFってことなんだろうな。俺もジョンが唄ってたようにイマジンイマジン…
古くさい未来?
『トゥモローランド』を鑑賞。
ジョージ・クルーニー主演で贈るウォルト・ディズニーの最新作である。
17歳のケイシーはある日、自身の持ち物にピンバッヂが紛れ込む。そのピンバッヂは、触れた瞬間、自身が夢に見た世界に訪れる事ができるチケットだった。
ディズニーはまたしてもやってしまった。
宣伝文句がズルい。このズルさはもはや病的。
ウォルト・ディズニーが望んだ未来の姿を描いたとか、アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」から未来の世界に移動する映像は、本作がディズニーと何らかの関わりがあるかのように思わせるが、全くそんな事はない。
内容も面白くないわけではないが、ネタが古すぎる。
30年前に観れば感動もひとしおなのだろうが、2015年公開作としては、既視感が酷い。ストーリー上肝心の未来の世界映像も使い古された感が凄く、今更こんなレベルでは観客には驚きも感動も与える事は出来ない。
映画としてはレトロ感はあるものの良くも悪くも凡作なので安心して観られる作品なのだが、やはり宣伝文句が気になってしょうがない。
別にディズニーに限った事ではないが、ディズニーの昨年末のベイマックス以降のそれは少々酷すぎる。
ディズニーファンとしても、きちんとその作品の良さを正しくアピールし、それだけで観客を呼べる上質の作品を期待したいものである。
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