激戦 ハート・オブ・ファイトのレビュー・感想・評価
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母娘との暮らしのシーンはなんとなく雑多なのにお洒落で原付に2人乗り...
母娘との暮らしのシーンはなんとなく雑多なのにお洒落で原付に2人乗りのシーンも良かった。
お洒落映画の片鱗をみせつつもメインは格闘技で
たった2ヶ月半で勝利なんて甘くないだろと思ってた通り、奇跡は続かない。
母娘への関わりも入り込みすぎないところがリアルで良かった。
主役がずっとパンサー尾形にみえちゃった(´-`).。oO
格闘シーンよりドラマが熱い
誰かのために闘うと言うのは尊い。
その日暮らしの主人公に弟子が出来て、入居先の母娘と絆を深めて、それらのために闘う事で自分を取り戻す様は熱くて良かったが、見せ場の総合シーンがまずかった。
作りもの感が強くて、こんな風に決まらないだろ、そんな手打ちで決まるか?と熱くなるべき所で冷めてしまった。
僕的には最初に出て来た出来損ないのボンボンの二代目、アイツを総合で成り上がる事で見返して欲しかったが、それきりだったのと、その時に出て来たスーツの美人な女の子との恋愛が始まるかと思ったらそれも最初だけで、読みと全く違った。
日本では野球賭博が裏社会との繋がりや八百長に発展するから問題となっているが、
中国では八百長でキャリアを棒に振ったのに、まだ賭けはしているところに驚いた。
主人公の再生がテーマとしてあると思うのだけど、そもそも根は良い人だから、再生の過程にさほど感動出来なかったと言う印象でした。
脱臼のとこまで似てるマカオ版「ウォーリアー」但しこちらは格闘技映画
ラストのニックチョンの鍛え上げられた肉体‼
サウンドオブサイレンスの中国語カバー曲が泣かせる
香港の総合格闘技版『ロッキー』
香港の総合格闘技版『ロッキー』とでも言ウベキ負け犬達のONCE AGAIN映画の快作!涙を禁じ得ないドラマは言うまでもなくトレーニングシーンにBGMで"The Sound Of Silence"を流すという反則技!最後は『ロッキー3』なのもいい!
一つ多分アウトテイクをそのまま使ったところがあると思ったんやけどどうなんだろう?主役の2人が思わず素の笑顔を見せてしまっとるという…まるで『その男、凶暴につき』のたけし。なぜ警察になったのかと問われ「友人の紹介」と半笑いで答えるあの
ニックチョン
ダンデラムらしいキザなスタイル。舞台は香港じゃなくてマカオ。ジョニートーが前面に出てきて以来、ツイハークやダンデラムの影が薄まった感あるのだけれど、やっぱりちゃんと活劇させてて素晴らしい。女の子との交流とかもういかにもな感じ。香港歌手がカバーしたっぽいサウンドオブサイレンスが微妙で良い感じ。ニックチョンの肉体がすさまじい。
魂を揺さぶる作品
香港版ロッキーという触れ込み、
そして格闘技アクション。
その要素だけで、観賞前から期待度が
日々上昇し続けた作品。
プロレスファンなので、
今作の舞台となっている総合格闘技
は実はあんまり好きじゃないのですが・・・
試合シーンの多様な技の数々、
そして肉体と肉体がぶつかり合う衝撃、
痛さ、死と隣り合わせの戦いが
伝わってきました。
目をそむけたくなるシーンもあります。
でも、その一つ一つがこのドラマの演出を
彩っていたのは
間違いないです。
くどいほど、繰り返される練習シーン・・・
もう少しドラマパートに時間を
割いてもいいのでは・・・と
観賞しながら、演出方法に心のなかでケチを
つけてました。
だけど、これがこの映画のポイント
だった気がします。
演出のジャブが、戦いを盛り上げるのに
一役買ってました。
見事に集約していたと思います。
人生の挫折を味わった3人の男女の物語-
もう一度、取りも出したいともがいても・・・
なかなか前に進むことが出来ない。
3人の物語が交錯することによって、
運命が動き出す
人って、1人の力だけでは生きていく事って
不可能なんだと
改めて感じました。
ようやく手に入れた幸せも、
跡形もなく消えてしまう。
地位や名誉、お金のためでなく
そんな状況の中で、何故、人は戦うのか・・・
最後の戦いに挑む、胸中は・・・
魂が揺さぶられるほどの感動を覚えました。
たまに人生に挫折を覚えるときが
あるのですが・・・
あっ、ごくたまにね。
この映画から生きる勇気をもらった気がします。
最後までは観れる
俳優が子役を含めて良かった。そしてストーリが単純だが、どうなるか気になるという点も良かった。格闘映画といえばトレーニングのシーンだから、そのシーンは余程のことがないと失敗しないだろう。
ということで、最後まで観れる要素はあった。
総合格闘技のストーリー部分では、10回勝ち抜けるのか?そんな単純にはいかないからどうするのかという、この勝ち抜きというルール的にも話の展開を、あえて観客に読みやすくして、興味を引っ張っていくという点では上手くいっていと感じた。
しかし、そこまで引き込まれなかった理由が分かったのは、主人公が試合に出るとなったところからだ。
結局、弟子も病気の母親と子供達も、この為の小道具でしかなかったと分かったからだ。
もっと単純に主人公だけに焦点をあてたストーリーであれば、潔く入り込めたと思う。
最後に主人公を盛り上げる為に登場しているだけの人物たちの話だからどうも乗れないし、そもそもその部分に時間を費やし過ぎだろと、結局なってしまう。
そういう意味では、ネタを何度も使っている点も、それが伏線というか分かりやすさになって、観客が感動などをすると、作り手が思っている節があった。
全体の見せ方は上手くは無いが下手でもなかった。
そういうことで最後までは観れる、観させられる、という映画だった。
ここに見た!男の熱い闘志! 一生のうちに一度は背にもの変えて闘わな...
ここに見た!男の熱い闘志!
一生のうちに一度は背にもの変えて闘わなくてはいけない時がある。それをこの映画はボクシングという形で表しているにすぎない。。。
鍛え抜かれた肉体に俳優魂を感じました。
熱き魂は立ち上がる
八百長で落ちぶれた元ボクシング王者ファイと、父親の会社の倒産で無一文になった青年スーチー。人生どん底の男二人が師弟となり、総合格闘技MMAに挑む!
警察モノや犯罪モノのアクションを得意とするダンテ・リム監督が描く、熱き男たちのドラマ!
やはり最も盛り上がり熱くなるのは試合シーンだが、単なる格闘技映画に非ず。
二人の背景、背負うもの、それぞれの交流のドラマがしっかり描かれているからこそ、クライマックスへの興奮と感動がより熱い。
ファイが間借りする部屋の主のとある母と娘。この親子には悲しい過去が。
孤独な男と孤独な親子の交流は束の間、無惨に引き裂かれる…。
ファイのトレーニングで試合出場を果たしたスーチーは、粘りに粘って連勝する。
その理由を問われ、諦めない姿をある人に伝える為だと。
強豪との試合で、スーチーは重傷を負う。
とっくに峠を過ぎたファイは試合への出場を決意する。
弟子の為に、母娘の為に、己の為に。
ファイターを演じるにあたって過酷な肉体改造と格闘訓練をしたニック・チョンとエディ・ボンが、文字通り体を張った熱演!
試合シーンはガチ・アクション!
手に汗握り、力が入り、本当に骨が折れてしまうんじゃないかとハラハラ、そしてエキサイティング!
自分には何が出来るか、何の為に闘うのか。
諦めなければ、希望を持てば、熱い魂を見せた時、人は必ず再起出来る!
奮えるぞ、ハート!燃え尽きるほどヒート!!涙
一言では語り尽くせぬ、極盛り激アツ這い上がりムービー史に1ページを刻んだ一本。
基本は「ロッキー」の系譜に連なりながらも、登場人物全てにハードコアな運命の満漢全席をブチ込むダンテ・ラム節が炸裂!
まぁ〜出てくる人間みんなに「もう勘弁してあげて!涙」なんてデスティニーが、最後まで物語をダレさせない。
リアルで痛い格闘シーンに、そして過剰な(これ大事!)な修業シーンで燃えさせ…
異様なまでに可愛い娘役で萌やし尽くす心憎さ!笑
見掛けは確かに「男臭い」し、今の日本じゃニーズに合わないと思う。(だからこの公開規模…涙)
でも、野郎だけに観せとくのは勿体無い…
一筋縄ではいかない、噛みごたえ抜群の傑作!
痛い痛い
こんなに痛みの伝わる格闘アクションは他に無いのでは。
ジャッキー映画やレイドシリーズも痛みの表現は秀逸だけども、この映画の格闘シーンは観ているこちらも絞められているかのようにギリギリと力が入ってしまう。
そして、ストーリーも痛い。登場人物誰もが痛みを抱えているが、終盤いくらなんでもあんまりな"痛み"が畳み掛ける。
そうか、痛みと克服がテーマなんだな。
格闘シーンで熱くさせ、クライマックスで涙を絞り、エンディングでほっこりさせる。こう書くと何だかベタだが
、他に無い良い映画だと思う。
こんないい作品が公開が2年遅れな上に、東京でももう一館しかやってない。
何かが根本的に間違ってやしないか。
ニック・チョン48歳、マッチョな俳優じゃなかったはずだが見事なビルドっぷり。
娘役の子役は初めて見たけど、愛らしさが際立ってる。子供で泣かすのは反則だよな(笑)
オススメ。
激熱!MMA映画!
(私は)初めて本格的なMMA映画を観た!飛躍の部分も含めてリアリティーラインの設定が抜群!また総合格闘技が観たくなった。主人公と少女の交流が胸熱。足を踏むシーンが伏線になって…うまい!かーちゃんもうちょっとしっかりせー。トレーニングシーンは最高!最高!百円の恋以上!クライマックスまで体見せないようにしてるのに、ポスターで見せちゃダメでしょ!てかウォーリアーはいつになれば日本で観れるんだコノヤロー!?
八百長ボクシングで落ちぶれた師匠のもとで成長する弟子の物語かと思いきや全然あさっての方向に舵を切る漢気漲る壮絶な格闘技ムービー
かつてのボクシング王者で八百長試合に加担して前科者となった師匠と、事業に失敗した父を立ち直らせるために総合格闘技のリングに立つ決意をした弟子のまさしく人生を賭けた勝負に号泣しました。ワケありの母娘のため、リングに倒れた弟子の代わりにリングに上がる決意をしたニック・チョンが決死の思いで肉体を鍛え上げる様が涙で滲むところで静かに流れる”Sound of Silence”が狂おしいばかりに美しいです。
不屈の精神が生んだ奇跡。二人三脚で挑んだ〝戦う理由”。
【賛否両論チェック】
賛:どん底だった主人公達が、戦う理由を見つけ、何度倒されても立ち上がっていこうとする姿勢が感動を呼ぶ。試合のシーンも迫力満点。
否:格闘技が苦手な人には向かない。後半の展開もやや好みが分かれるところか。
最初はどん底で、生きる目的もなくなっていたファイと、父親になんとか立ち直ってほしいと願う一心だったチーが出逢い、お互いに〝戦う理由”を見出していく過程が、とても心に響きます。そして、そんな2人の姿に感化されていく、シウタンやチーの父親の姿もまた、観る者の胸を打ちます。時々入るコミカルなシーンも、非常に微笑ましいです。
後半の怒涛の展開は、やや賛否ありそうなところかとは思いますが、ド迫力の総合格闘技の試合も堪能出来る、まさに一石二鳥の作品です(笑)。是非ご覧になってみて下さい。
良作ではある
良作ではあるが泣かせ所はダメ。感動はするけどあんな間がない流れ方は良くない。
後半のガタつき以外はほとんど良かったのに…
格闘シーンは痛みをなかなか感じさせる見せ方。
子役がなかなか良い仕事してたかな。
ドラマ部分も丁寧に描かれていてそれぞれの登場人物のリベンジが主人公の決意に変わっていてその辺もなかなか良かった。
でも満足はするけどあまり印象には残らない。人によるけど自分にとってはそれくらいの作品かな…
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