「ナカメキノでサスペンス(((((((・・;)」プリズナーズ 恩田かーやさんの映画レビュー(感想・評価)
ナカメキノでサスペンス(((((((・・;)
幸せなラストが思い浮かばない?!
そんな映画でした。
上映前に中井圭さんが「嫌な思いを抱えて帰る事になるかも?」というような話をされたので「え~!私、『母なる復讐』も避けて通ってたのに~!( ´△`)」と不意討ちを食らった気持ちで見始めたのですが、これが案外、私、平気でした。
とにかく全編ガチガチのサスペンスで、逆に余分な感傷が入り込む余地が無いというか。
登場人物達が「あー、やっちゃったね?どーすんの?そこから?」と突っ込みたくなるような行動をおこしても、突っ込むのを忘れるとゆーか……そーゆー気持ちにさえならないとゆーか……
元々シリアスと笑いは紙一重だと思うのですが、観ている間は「おい!おい!」と突っ込ませない強い緊迫感がこの作品にはあります!
終盤はレイ・ブラットベリの一編を思い出してしまいましたが、私的には冒頭に書いた通りの感想で……
果たして神は人間をお許しになるのでしょうか?
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