ミケランジェロ・プロジェクトのレビュー・感想・評価
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面白い内容をここまで破壊する監督
知っておいてよかった話
実話だから見れたかな。
ヨーロッパでの第二次世界対戦時の状況をあまり理解していないせいか、いまいちな感じがした。
しかし、今、ヨーロッパで名画や彫刻、歴史を見ることかできるのは彼らのお陰。
それをハリウッドが映画化したから世界に知ってもらえたと思うから、よし
見る事が出来て良かった
芸術品を守るには。
様々な事情?によって幾度も公開延期のうえ、上映中止になって、
どうしてか今になって公開された本作。しかし観られて良かった。
「黄金のアデーレ」と同じナチ略奪美術品返還ものだが、こちらは
戦争の時代になるため緊迫感がゼンゼン違う。だけどジョジクル
兄貴の作品なので所々に笑いもある。実際にどうだったかは知ら
ないが、命懸けで美術品奪還を目指す戦争現場でのプロジェクト
で、本来大真面目な実話なのでこれはこれでアリだなと思うのだ。
未だに持ち主の手元に戻らない美術品も多いのだそうだが問題は
持ち主が戦前に(例えば美術館など公共の場に)寄贈したものは由
だったのねという、美術品奪還戦争が未だ続いている現実の世界。
(しかし焼かれなくて良かった。国宝級の美術品が次々と見つかる)
人生二度目の寝入り
見入りました。
「文化や生き方を守るたたかい」
なんだか
題材はいいが、脚本と演出が残念
ジョージ・クルーニーと言えば、オーシャンズシリーズ以来、ダンディでいながらソフトでどこかコミカルなイメージが定着しているが、彼がプロデュースしたり、監督している作品は、「グッドナイト・グッドラック」「スーパー・チューズデー」など意外にもシリアスな社会派ドラマが多い。
第二次世界対戦末期に、ヒトラーに奪われた数々の美術品を奪還した〈モニュメント・マン〉の活躍を描いた今作も、軍人達に馬鹿にされながらも、美術品という文化遺産を命懸けで守ろうとした男達に光を当てた彼の目の付け所は、さすがである。
が、コミカルな会話で彼らの絆を描いたり、肝心の奪還作戦が意外に淡々として盛り上がりに欠けていたり、作品としては今はひとつ。なんと言っても、昔のコンバットシリーズのような音楽がやけに耳障りで、さらに今作を迷走させている。
せっかく軍人とは程遠い、美術オタクの集まりなのだから、もっと専門的会話のバトルで美術品を語らせるとか、美術品そのものバックグラウンドに焦点を当てるとか、奪われた美術品の見せ方(カメラワーク)ももう一工夫欲しかった!
そんな中で、硬質なインテリ女性を演じたケイト・ブランシェットは存在感を放っていて、さすがである。ただ、相手役がマット・デイモンではちょっと、ねぇ…。
主なき部屋の肖像画
ナチに奪われた美術品を取り戻すため、前線に赴く男達の物語。観て良かったです。
戦時下にあっても文化人らしい鷹揚さと情熱で作戦に臨むモニュメンツ・メン。
豪華キャストの競演を楽しみました。作戦の鍵を握るフランス女性を演じたケイト・ブランシェット、カッコ良かったです。
本作では美術も主役だと思いました。たいへん見応えがありました。
ナチが多量の美術品を略奪した事は知っていたし、そのとんでもない数字も目にした事がありましたが、映像を目の当たりにして事態の深刻さが身にしみた。
これほどとは。しかも、総督の死と共に葬るつもりだったとは…!
一方で、主なき部屋に掛けられた、作者も知れぬ肖像画にも心が震えました。
ほとんど戦闘シーンは無いけれど、戦争映画でした。
助かった多くの美術品。
第二次世界大戦の最中、こんなことがあったのか、という話である。
ナチスがヨーロッパの絵画や彫刻などの美術品を強奪していて、それを取り戻そうとする男たちがいた。
一般の兵士には少しバカにされながら、それでも自分の信じる道を、彼らは行く。
とまあ、心躍る設定なのだが、映画はあまり躍らない。
ジョージ・クルーニーの演出もそんなに悪くないのに。
結局は、エピソード集になってしまったということのようだ。
ここが終わったら次はこっち、みたいな。
ただ、本作のプロットでは致し方のないことかもしれない。
途中、ナチスが多くの絵画に火炎放射器で炎を放つシーンがある。人として、何故あんなことができるのか、大いに憤りを感じた。
儲からないからといって古くからある文化を踏みにじろうとしているどこかの政党のようだった。
ジョージ・クルーニーの目のつけどころは、相変わらずいい。
今もどこかで破壊される文化財
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