劇場公開日 2015年11月6日

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ミケランジェロ・プロジェクトのレビュー・感想・評価

全126件中、41~60件目を表示

4.5社会派映画

2016年8月24日
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日本語吹き替え版は声優に重厚さがいまいち。声が軽い。女性の美術館員は林原めぐみ?

カントクのジョージ=クルーニーは父親がニュースキャスターで、本人も本来はジャーナリスト志望。なので社会派映画をよく作る。

この映画もそうした一作。
第二次世界大戦では多くの美術品が戦火で失われた。
ドレスデン空襲ではギュスターヴクールベの石割人夫が、神戸空襲ではゴッホのひまわりが失われている。

この作品は戦火から美術品を守ろうとした、特殊部隊の話だ。実話ベースだ。隊員は建築家や学芸員、美術品修復家など凡そ戦争に向かないメンバーばかり。時に間抜けだし、ドラマチックさに掛ける所もある。
スペクタクルやアクションもないので、血湧き肉躍る娯楽作品を好まれる向きには向いてない。
彼らの仕事は困難を極める。司令官に貴重な美術品のある教会への攻撃を避けるように依頼しても、鼻であしらわれる。
美術品は命がけで守らねばならないか?
然り、それがクルーニーの答えだ、
美術品は人々の生きた歴史そのものだからだ。
マットデイモンがナチスによって奪われた肖像画を、今は無人となった元の持ち主の住居に返しに行く場面ではっきりしめされる。元の持ち主はもういない。壁に乱暴に書かれたダビデの星が彼らの末路を示している。収容所で死んでるだろう。その場で殺されたかもしれない。だが、その肖像画はそこに彼らが住んで生きていた事を証言する歴史の証言者なのだ。マットデイモンの役どころが美術品修復家である事もそれを指し示している。

数々の美術品を完璧に再現した、この映画の美術スタッフは素晴らしい仕事をしている。

それだけに、美術品を火炎放射器で焼き払うナチス将校はぶん殴りたくなる。

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カンタベリー

4.0史実映画の割におもろい

2016年8月23日
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史実映画ならではの勘苦しさがなく、娯楽要素がしっかりしている。戦闘シーンが少ないのもいいところ。キャストもよくなかなか面白い作品だ。

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素子

4.0文化遺産の破壊

2016年8月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

ヒトラーが戦況悪化により、欧州諸国から撤退する際、有名な美術品をドイツ国内に運ばせ、最後は破壊せよとの指示を出していた。
連合軍側は美術品を守るためだけの部隊を編成し、隠し場所を探り、略奪するソ連よりも先に確保しようとしていた。
一部の作品は間に合わずナチスにより破壊されたが、このシーンはとても悲しい。
現代も同じ事が行われていることに絶望感を覚えてしまう。

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いやよセブン

4.0史実の映画だが・・

2016年7月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

ジョージ・クルーニー監督・主演の作品。史実の映画だが、日本では評価がイマイチ。ストーリーは、第二次世界大戦中にナチスドイツが欧州、主にフランスの美術品を略奪したが、連合国アメリカがルーズベルト大統領の指令を受けて7人のチームでそれらを取り戻すといったもの。評価が低かったのは、テーマが社会派の割にコミカルな箇所が多かったこと、日本人の欧州の美術品に対する文化的価値に理解があまり無いことが挙げられるかと・・ドイツ軍が美術品の一部を火炎放射で焼き払ったのは惜しいばかりだ。個人的には、口笛が鳴る戦争映画を意識したテーマ曲はあまり良くない(笑)2014年のアメリカ映画。

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亮一君

5.0偉大な男たち

2016年7月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

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タカハシ

2.0もう少し...

2016年7月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

こうやって美術品が守られたんだな、と関心しました。
淡々と進んで荒波もなく新風もなく...話が進んでいったからかあまり内容が頭に入ってこなかった(;▽;)
もう少しハデな場面があると思ってたから残念

役者さんのやり取りはクスッとなる感じで観てた♪

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Ely

3.5味わい深いが

2016年7月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

有名な美術品を我々が目にできるのは、彼らの仕事のおかげ。
その一点を知り、畏敬の念を抱くには良い映画。

でもせっかく映画にするのなら、
“モニュメント・マン”それぞれの個性をもっと際立たせた方が良かったと思う。

全体的に薄味な感はありますが、僕は好きな作品。
そこまで面白いって感想ではないのに、
なぜかもう1回鑑賞したくなっています。

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mar

0.5タイトルで釣ろうとするなよ

2016年6月22日
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saron

3.5もう一つの戦い

2016年6月9日
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失われてしまったら二度と元に戻せない、大戦の最中こういうもう一つの戦いもあったことを知る。

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上みちる

2.5ナチは、人間より絵を大事に扱っている

2016年5月21日
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難しい

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shimo

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2016年5月21日
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天秤座ルネッサンス

3.5美術品を守ってくれてありがとう!

2016年5月18日
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興奮

名画は、こうやって守られてきたから、今の私たちが鑑賞できるのか!

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海(カイ)

3.0ノレない

2016年5月17日
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dragonmizuho

3.5Do you think it's worth it?ジョージ・クルーニー&フレンズの一風変わった戦争映画

2016年5月9日
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アキ爺

3.0エンタメとしては弾けないけど、美術品と名も無き英雄たちに…

2016年5月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

当初の日本公開がいつだったか覚えてないくらい続いた公開延期~中止。
晴れて、昨年秋に公開。
地元では上映しなかったので、レンタルになってやっとの鑑賞。(当初通り公開してたら今頃とっくにWOWOWで放送していたかも)
日本公開が決まる前から見たかった作品。
だって、この題材にこのキャスティング。
長い歳月を経て見てみたら、う~ん、何て言うか…。

第二次大戦時、ナチスに奪われた美術品の奪還作戦に挑んだ特別任務隊“モニュメンツ・メン”の活躍を描いた実話。
ジョージ・クルーニーを筆頭に、マット・デイモン、ケイト・ブランシェット、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダンら豪華な面々をスカウト。
往年の戦争マーチを彷彿させる軽快なテーマ曲。
「特攻大作戦」か「戦略大作戦」か、はたまた戦争版「オーシャンズ11」のようなエンタメ作戦開始!

…ア、アレ?

一向に盛り上がらない。
一向にワクワクするような見せ場、展開が無い。
1時間を過ぎてもまだ。
人間模様、美術への思い入れをじっくり、淡々と…いいや、この際はっきり言おう。
ダラダラと退屈な時間が続く。

改めて監督の名を思い出して納得した。
そういや、クルーニーが監督してた。
「グッドナイト&グッドラック」「スーパー・チューズデー」など良質だが、シリアス過ぎる作品が多い。
別に本作もずっとシリアスって訳じゃなく、個性的なチーム、往年のエンタメ戦争映画へのオマージュと見れるライトな作風、ちょいちょいのユーモアを挟んでいるものの、今一つ弾けない。
クライマックス、やっとスリルが盛り上がると思ったら、特に盛り上がらず、いつの間にか作戦終わってた。
もしソダーバーグが監督だったら、もっと巧みに捌いていただろう。
それこそスピルバーグだったら、エンタメ性も緊迫感もドラマ性もメッセージ性も全て見事に演出していただろう。
クルーニー監督はエンタメ作よりシリアス作向きで…。

別につまらない訳じゃない。
そもそも、クルーニー演じる主人公は根っからの軍人じゃなく、美術館館長。
言わば、民間の立場からの奪還作戦。
モニュメンツ・メンも実在なので、アクション映画のような活躍が出来る訳がない。
だから、この作風はこの作風でアリなのだ。

でもやっぱり、映画としてはもっとエンタメな活躍が見たかったという欲が…。
しかし、これだけは言える。

アドルフ・ヒトラーは若き頃画家を目指していた、というのは有名な話。
歴史上最悪の独裁者が美術を愛していたなんて、この独裁者の人間的な一面を垣間見た気もする。
が、それらを独占しようとする辺り、傲慢で愚かである事を裏付ける。

美術品は歴史の遺産。
全人類の財産。
遺し、受け継がれていくべきもの。
戦争は人命だけじゃなく、歴史的財産をも奪った。
そんな戦争から歴史的財産を取り戻し、守った。
名も無き英雄たちが居た事を。

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近大

2.5実話ということで、こんな人達がいたんだなぁーと感心したくらい。

2016年5月5日
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実話ということで、こんな人達がいたんだなぁーと感心したくらい。

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どん

2.5第二次世界対戦下で、ナチスから美術品の奪還を任務とする兵士グループ...

2016年5月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

第二次世界対戦下で、ナチスから美術品の奪還を任務とする兵士グループを描いた実話

監督はジョージクルーニー

オーシャンズシリーズみたいに軽やかな盗みをするかと思いきや

しっとり、じっくり…

途中眠気に襲われることもしばしば

やはり実話を基に…というだけあって全体的に地味な印象

しかし、戦争映画にも関わらず殺しのシーンが一切無いという点で、ある種新鮮さも感じた

戦争という悲劇を歴史的美術品はどのように生き延びたのか?

という点を気にかけたことが一度でもあれば興味を持って楽しめたのかもしれない…

その気持ちを持ち合わせていなかったのが残念。

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りょー

3.0殺し合いのない戦争映画

2016年5月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

ドイツ軍に奪われた美術品の数々を連合軍の色々な国の美術関係者がチームを組んで取り戻す物語。
ジョージクルーニー監督らしい映画です。
こういう事実を知らなかったのでやっぱり映画っていいなーと思いました(^o^)

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ジョージ

3.0美術品好きならぜひとも

2016年5月2日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

予告編だとテンポ早めのコメディタッチでしたが、
案外しっかりしたドラマでした。

後世のために命がけで美術品を守ろうとする人たちの気持ちは、
多少興味のある人であればよく分かると思います。

美術品て、形だけなら贋作は作れるけれども、その時、その人が
その想いでつくられたものを再現することは、本当の意味では
不可能です。
そういう意味では、本物を大切に守っていくことって、
命をかける価値はじゅうぶんあると思うのです。

彼らの犠牲なくしては、世紀のマスターピースを我々が
目にすることはなかったわけなので、本当に、有難や、有難や…
これを観るまで全く彼らの存在を知りませんでした。

芸術作品は作られた過程だけでなく、保護されてきた過程も
ドラマに満ち溢れているのだなあ。
次から美術館行った時の有り難みが倍増すること間違い無しです。

ジョージ・クルーニー、ビル・マーレイをはじめとする、
名優達の演技も勿論素晴らしく…予告編のとおりちょいちょい
笑いもあり、飽きない2時間でした。

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chibirock

4.0いい映画だった

2016年4月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画を楽しむというか、意味を分かち合える方は、大体の美術品の希少性の理解(絵が燃やされているシーンで悲鳴を上げられる程度)やドイツのww2での悪行なんかをざっくりと知っているかたではないでしょうか。救い出すべきヒロインが美術品なので、そこがふーんとなったら感情移入は難しいかなと。
あと画面でさりげなく進行しているストーリー情報量が凄いのでうっかりしてたら諸々見逃してしまうかも。
私はこんな風に映画になって色んな人が知る機会ができて本当によかったなあ!と思える映画になりましたので面白いとか面白くないかはちょっと良く解らないです。
ケイトブランシェットは美しい。

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れお