ぶどうのなみだのレビュー・感想・評価
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ワイン飲みたくなった。映像キレイ。
映像がとっても綺麗です。
景色やブドウ畑や料理。すごくきれいです。
ストーリーが重いのが気になりました。
個々が問題を抱えており・・なんか暗い。
突然来た女が穴掘り出して・・ちょっと理解しがたかった。
大泉洋さん演じる男と寄り添っていくにかなーーなんて期待していたが
あっさりお別れ?
うーー・・ラブストーリーに至らず悶々・・・
しっとり大人向けな作品なのかなー。
ワインが本当に飲みたくなります。
お料理も美味しそうだったー。
お部屋でまったり♪DVD本編かけっぱなしで飲みたい。
そんな楽しみ方はいかがでしょうか?
ファンタジー
最初大泉洋の二枚目な役どころに自分のなかで違和感がすごかったですが(いつも三枚目な役をされていることが多いので)こういう映画もいいなぁって思いました。
設定に無理があったりしますが、ファンタジーというかおとぎ話の世界みたいで無理な設定もまあ良いのかなと思いました。安藤裕子のナチュラルな演技がすごく良かったです。
最後の皆で演奏するシーンが好き
何故にワイン?
主人公がワイン作りに没頭するのは良いとして、何故にワイン?
そのあたりが全く語られることもなく、ワインが上手く作れないなら生活の糧すらないのに…と、言い出すとキリがないか…。
なんだかよくわからない話だった…。
のんびりとした気持ちになれる映画です
時間がゆっくりに感じられる間のある作りでした。個人的には好きなタイプです。
ただ、みんなで演奏する音楽がどうにも合っていないような気がして最後まで微妙でした…和風な昔話風なのがちょっとした違和感を感じるのは自分だけでしょうか。
対していろいろな効果音は自然で心地よかったです。
観客の失涙。
おかしいな、なぜだろう?と思った。
「しあわせのパン」も観たが、内容はさほど記憶に残ってない。
老夫婦に終いに出すのがポトフかよ?なんて思いはしたが、
とりあえず作品内に出てくるパンが、全て美味しそうだった。
今作も前作と同じフードスタイリストが担当しているようだが、
え、だったらなんで、あのワインと料理なの?と思ったのだ。
飲食物を題材にした映画で、それが美味しそうに描かれていない
映画を観るのは(私的に)かなり苦痛。少し前にアイドル女優が
東北の山村でひたすら手料理に励む映画を観たが、あっちの方が
数倍は面白い。それはなぜか?別段あちらの作品の構成がいいと
いうわけではない、ストーリーなどあってないようなもんだったけど
とにかく作る料理が全部美味しそうなのだ。本当に食べたくなる。
なにがいいたい映画かというと、料理がいいたい。それが明瞭。
どうして今作にはそれがまったく感じられないんだろう。
物語はあくまでファンタジー。ヨーロッパあたりでは
こんなお洒落な服を着て農夫をやってる人がいそうな気もするが、
北海道だって決して風情では負けていない。美しいんだと思う…。
いや、やはり何か風景も私的にガツンとこなかったなぁ。
だってひたすら穴と畑とワイン蔵だけだもの。あとは服飾関係か。
とにかく勿体なさが鼻につく。ナチュラルファッション雑誌に出て
きそうな色合のファンタジーは、明らかに俳優・大泉洋と染谷将太を
無駄遣いしている気がしてならない。アンモナイトだ?それで食べて
いかれるなら苦労はない(爆)少しは料理でも作ったらどうなんだ?
謎の穴掘り女登場にも落胆。ぶどうのなみだよりこっちが泣きたい。
…と、いたたまれぬ音楽隊も含めてまだまだあるのだが、
北海道・空知の大自然と豊かな農作物の恵みに感謝しようと思う。
美味しいワインは自分で探しにいくぞ!(爆)
(兄弟二人が天パなのがいいねぇ^^;似てるのはそこだけだったけど)
リアリティが感じられなく、入り込めなかった。
北海道の自然と、素材を活かした料理の数々はとても心地いいものでした。
ただ、残念ながらそれ以外のあらゆる要素にリアリティがなく、そのおかげで、肝心なブドウ・ワイン作りの大変さにも真実味が感じられませんでした。
かろうじて気迫ある大泉洋の演技から感じられたくらいで、それ以外は監督の独りよがりな中途半端なメルヘンに走っている様に感じました。
・やたらとかわいい警察の車
・かわいすぎる郵便屋さん
・不自然に大きなぶどう園(一人でやってる?)
・不自然に大きな麦畑(一人で収穫してる?)
・やたらとお洒落な服装(スタンドカラーのシャツばかり?穴掘るのが好きなのにその格好?)
・突然の恋愛展開(いらないような)
・アンモナイトを掘って生活(趣味ならまだしも・・・)
・ブドウ作りに四苦八苦してると思ったら、やる気出したら次の年には満足できるものができちゃった?(ブドウ作りって10年単位の世界じゃ?)
これが大泉洋を全面にフューチャーした娯楽映画ならいいのですが、娯楽に走っているわけでもなく、かといってリアリティもなく、全く入り込めない映画でした。
トドメは最後の恋愛シーン。ほとんど(というか全く?)作品中のテーマとして無かったのに、最後の最後でそれ必要??という残念な展開。
きっと色々な周囲からの期待とかあったんだろうなぁ、とスタッフロールを見ながら思いましたが、それにしても少々残念でした。
テーマは理解できるが中途半端
音楽で身を立てようとして夢破れた青年が小麦農家である実家に戻って新たにワイナリーを立ち上げようとして苦闘する様子を描いた作品です。ピノ・ノワールという葡萄品種の栽培の難しさやワインのテロワールの解釈、さらには親や兄弟、周囲の人との人間関係の機微を織り交ぜて、若者の成長を描いています。
今人気の「大泉洋」だから話題になるか?とでも思ったのかどうかはわかりませんが、他のキャスティングは弱い個性の集まりです。
映画は収穫祭華盛りのタイミングの封切はよかったかも知れませんが、扱おうとした複雑なテーマのどこをとっても表面をなぞっているだけで、結果的に観ているものに感動を与える要素が希薄です。
娯楽映画としても物足りなく、その辺のTVドラマのほうが面白いかもしれません。どうして映画の鑑賞料が一律なんだろう、って疑問を想起させる程度の映画でした。
とても心地のいい癒される映画
北海道の大きな自然とゆっくり流れる時間にとても癒されました。
本当に心地よく寝れました(笑)
この映画の不思議と普段は眠くなるとあかん!ちゃんと起きて見なきゃってなるんやけど、何故かこれはちょっと寝てもいいかーって気持ちになってしまいちょいちょい寝てました。
染谷将太くん目当てで見たのですが、まるでペーターの様な服装に小麦を育ててて、お兄さんを優しく見守るというホント天使のような役できゅんきゅん出来てそこは満足です。
安藤裕子さんも歌をよく聞くのですが演技も素晴らしかったです。
でも、話としては別に何も思うことはなかったです。映像も綺麗で心地よくはありましたが、大泉洋さんの感情をしめす演出とかはちょっと分かりにくかっです。
アンモナイトと、赤ワイン。
優しい映画ですね。爽やかな涙を誘うというか。
北海道の広大な大地で繰り広げられる人間ドラマで、またその雄大な景観に倣って登場キャラクター達もセコセコ生きてないんですよね。ベラベラベラベラ心情を語ったりもしない。だから冒頭からそれほど多くの個人情報を与えてはくれないんですよ。けども、きっちりと心の機微は描いてくれてます。決して観客を突き放しはせずに、行動で語ってくれるというか。勿論ね、全くの無口って訳でもないですから。適度に喋っております。
年の離れた兄弟と、突然現れた旅人の女性がメインで、彼らの紡ぎだす心の交流が話の主柱なんですね。彼らの過去に一体何があったのか?彼らの行動目的は?てなことを少しづつ解き明かして行きながら、時節の景色を楽しみ、彼らと取り巻く人々の暮らしの営みに目を細める、みたいな。
三人には各々の事情と、背けたくなる過去があり、涙を流した日々があるんですね。そういった自ら伏せてきた出来事と向き合い、それらが自然と溶け合う時に、やっと幸せな時間が訪れるという。
ほっこりとする作品でした。あと鑑賞後には赤ワインが飲みたくなります。
雰囲気に癒され、主人公の成長に涙。
【賛否両論チェック】
賛:景色や料理に癒され、主人公がワインの出来の成長と共に変わっていく姿に、心が洗われる。
否:展開が単調なので、眠くなりそう。無口な大泉洋というのも、賛否ありそうなところか。
普段は饒舌な大泉洋さんが、寡黙で仕事一筋な主人公を好演されています。なかなか美味しくならないワイン作りと、主人公の人間的な成長が見事にシンクロしていて、なんだか心が洗われるような印象を受けます。
物語の展開は極めて単調で、同じようなシーンも続きますので、興味がないと高い確率で眠くなるかと思います(笑)。
キレイな風景や美味しそうな料理も沢山出てきますので、雰囲気に癒されたい方に、是非オススメです。
ぶどうのなみだ 見てきました♪
衣装や美術がとにかくおしゃれで、でてくる食べ物がみんなすっごく美味しそうで、写真がみたくて、パンフレットも買っちゃいました。
パンフを読んだら、内容もさらによくわかりました。
空の青さ=アオ 大泉洋
ぶどうがよく育つ荒地=エリカ 安藤優子
ぶどう畑の緑=ロク 染谷将太
という豪華キャストが見応えありましたね。名付けが素敵。
とても好きな雰囲気でした。
わたしもワインが飲みたくなりました✨
つまらない。
追記します。
映画の観方なんて人それぞれ。
人のレビューを読んで裏を見るんですねってコメントがあったのですが、裏からでも表からでも公開された以上どんな観方をされても制作側に言われる必要はないし、ましてやそこら辺の他人に言われる筋合いもありません。
不愉快ですので削除しました^^
これの上に書かれたレビューの主がコメント主でないことを願いますが、上記レビューの中に書かれているような、パンフレットを読まないと内容がわからないような映画なら作る意味がないと思います。
しあわせのパンのひどい駄作っぷりにこちらも期待せずに観ました。
結論から言うと、北海道に観光客を誘致したい市町村の思惑と、三島監督が好き勝手自分好みの映画をつくりたいという思惑が一致してできあがったものなので、非常につまらない映画だということです。
しあわせのパンと同じコンセプトなんだって、そりゃつまらないに決まってるw
『空を知る』と書いて空知。
そんな美しいフレーズを使いたかったのは制作側ですが、一方で岩見沢市のワイナリーでつくられたワインなのに、岩見沢でつくられたワインとせずに空知でつくられたワイン、と言っているのはエンドロールに流れてくる数々の協力市町村に不公平感を与えたくなかったのだろうと思います。
あと空知空知言っているけれど、空知というくくりは、天気予報の区分けであり、税金関係の届け出や納付の管轄であり、普段の会話で『ねぇ、今日は空知までドライブしようよ!』なんて使わないわけです。
北海道発信という割に道民には違和感だらけというこの矛盾…
ロクの『幾春別川に捨てたんだ』とトロフィーを捨てたことをアオに告白するシーンも同様。
兄弟が幼い頃から育ってきた土地の川のことを2人で話すときに、わざわざ幾春別川とは言いません。ただの『川』といえば通じるからです。
エリカは現実離れしたキャンピングカーでやってきて、突然人の畑の土を掘り返してアンモナイト探しです。
アンモナイトをモチーフにしたのは三笠市がその産地だからでしょう。
三笠でアンモナイトがよく出るのだということ、日本のどれくらいの人が知っているのでしょうね?
ダウジングでアンモナイトって見つかるんですかね?私は金属探知機のようなもんだと思っていましたが。
なぜエリカの母親が幼いエリカにアンモナイトを渡したのか?
なぜ母親に捨てられたのか?
なぜ突発性難聴になって音楽の道を絶たれたアオが、小麦づくりじゃなくてワインづくりに執心しているのか?
そのどれもが描かれておらず非情に消化不良です。
パトカーは外国の絵本の中に登場するようなかわいらしいものでしたが、エリカがアオたちの前から姿を消すときに走る車の窓の外には、ごくごく普通の北海道のリアルな住宅街の景色が流れていきます。
ぶどう畑で楽器を奏でるときのメルヘンな衣装然り、きたろうの床屋さん然り、監督のこだわりがわかりません。
そここだわってるのに、こここれでいいわけ?っていうのがあちこちに出てきます。
前作同様、この監督が北海道の美しい景色を気に入って使いたいというのはわかりました。
使ってくれていいので、せめて映画の中では、別の架空のどこかの物語にすればよかったのにと思います。
変に北海道を出してくるから、地元に住む人間としては違和感ばかりが募ってしまうんです。
洋ちゃん、染谷君、安藤裕子、みんな別に悪くない。むしろ俳優たちに難はない。
ただこの3人がどうしてもこの役を演じなければいけない必要性ってあったのだろうか?
洋ちゃんはキュー社長(元副社長のミスターの奥さんね)の持ち込み企画だからまぁ主演は当然か。
ただこちらもしあわせのパン同様、大泉洋の良さは活かされないという役柄でした。
それを寡黙とかかっこいいとか言っているけれど、それだと別に洋ちゃんが演じる必要性がないんですよね。
そしてロクもあの程度なら無名の俳優がやっても変わりませんでした。(染谷君に出演いただいて申し訳ないくらいです)
エリカも別に安藤裕子を使う必要性が感じられず…役のせいで私の中の安藤裕子のイメージが悪くなりました。
主役級3人の役が、どの俳優がやっても別にいいんじゃないの?という印象しかないので、ますます物語の魅力がなくなります。
結局三島監督の脚本や出てくるキャラクターに魅力がないんだと思います。
俳優の名前と北海道の美しい景色だけで売ってく映画です。
☆1つ付けたのは、北海道の美しい景色と、無償で作品を提供した作家さんたちへ、です。
ただ、きれいに撮れそうな場所に行けば携帯カメラでもそこそこ美しい画を撮れるのが約束されるのが北海道の景色なので、プロのカメラや腕があればあの映画くらいのクオリティは当然とも思えます。
ちなみに、ぶどうのなみだ上映前の予告で流れた、ささらさやは青天の霹靂に次いで洋ちゃんが演じるにふさわしい役で予告ですでに私泣けました。
あと実写化を恐れた寄生獣でしたが予告見たらかなり期待できそう!と思いました。染谷君の演技も十分堪能できそうです。
本編よりもこの予告2本に心は持っていかれましたね。公開が楽しみです。
素直な感性に好感☆
一齣一齣に三島有紀子監督のこだわりが滲む。
繊細に丁寧に作られていて、女性が撮ったんだろなと容易に想像できる。
リリカルな作品は苦手なんだけど、感性が素直で気取りが無いからか、すんなりと入っていけた。
一番印象に残ったシーン。
曇った空から雨が一粒落ちてきて、アオの頬に当たる。
大空がホロリとこぼした一粒の雨が、地上の一人の人間の頬を濡らす…
幾度となく経験している出来事が、実は凄い奇跡だったのだ!
… と気付かせてくれた。
地球上の夥多な人間の中から、愛を育む人と出逢う奇跡と似ている。
だから、ぶどうのなみだは愛おしい。
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