「つまらない。」ぶどうのなみだ さくさんの映画レビュー(ネタバレ)

メニュー

ぶどうのなみだ

劇場公開日 2014年10月11日
全54件中、47件目を表示
  •  
映画レビューを書く

つまらない。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

追記します。
映画の観方なんて人それぞれ。
人のレビューを読んで裏を見るんですねってコメントがあったのですが、裏からでも表からでも公開された以上どんな観方をされても制作側に言われる必要はないし、ましてやそこら辺の他人に言われる筋合いもありません。
不愉快ですので削除しました^^
これの上に書かれたレビューの主がコメント主でないことを願いますが、上記レビューの中に書かれているような、パンフレットを読まないと内容がわからないような映画なら作る意味がないと思います。

しあわせのパンのひどい駄作っぷりにこちらも期待せずに観ました。

結論から言うと、北海道に観光客を誘致したい市町村の思惑と、三島監督が好き勝手自分好みの映画をつくりたいという思惑が一致してできあがったものなので、非常につまらない映画だということです。
しあわせのパンと同じコンセプトなんだって、そりゃつまらないに決まってるw

『空を知る』と書いて空知。
そんな美しいフレーズを使いたかったのは制作側ですが、一方で岩見沢市のワイナリーでつくられたワインなのに、岩見沢でつくられたワインとせずに空知でつくられたワイン、と言っているのはエンドロールに流れてくる数々の協力市町村に不公平感を与えたくなかったのだろうと思います。
あと空知空知言っているけれど、空知というくくりは、天気予報の区分けであり、税金関係の届け出や納付の管轄であり、普段の会話で『ねぇ、今日は空知までドライブしようよ!』なんて使わないわけです。
北海道発信という割に道民には違和感だらけというこの矛盾…
ロクの『幾春別川に捨てたんだ』とトロフィーを捨てたことをアオに告白するシーンも同様。
兄弟が幼い頃から育ってきた土地の川のことを2人で話すときに、わざわざ幾春別川とは言いません。ただの『川』といえば通じるからです。
エリカは現実離れしたキャンピングカーでやってきて、突然人の畑の土を掘り返してアンモナイト探しです。
アンモナイトをモチーフにしたのは三笠市がその産地だからでしょう。
三笠でアンモナイトがよく出るのだということ、日本のどれくらいの人が知っているのでしょうね?
ダウジングでアンモナイトって見つかるんですかね?私は金属探知機のようなもんだと思っていましたが。
なぜエリカの母親が幼いエリカにアンモナイトを渡したのか?
なぜ母親に捨てられたのか?
なぜ突発性難聴になって音楽の道を絶たれたアオが、小麦づくりじゃなくてワインづくりに執心しているのか?
そのどれもが描かれておらず非情に消化不良です。

パトカーは外国の絵本の中に登場するようなかわいらしいものでしたが、エリカがアオたちの前から姿を消すときに走る車の窓の外には、ごくごく普通の北海道のリアルな住宅街の景色が流れていきます。
ぶどう畑で楽器を奏でるときのメルヘンな衣装然り、きたろうの床屋さん然り、監督のこだわりがわかりません。
そここだわってるのに、こここれでいいわけ?っていうのがあちこちに出てきます。

前作同様、この監督が北海道の美しい景色を気に入って使いたいというのはわかりました。
使ってくれていいので、せめて映画の中では、別の架空のどこかの物語にすればよかったのにと思います。
変に北海道を出してくるから、地元に住む人間としては違和感ばかりが募ってしまうんです。

洋ちゃん、染谷君、安藤裕子、みんな別に悪くない。むしろ俳優たちに難はない。
ただこの3人がどうしてもこの役を演じなければいけない必要性ってあったのだろうか?
洋ちゃんはキュー社長(元副社長のミスターの奥さんね)の持ち込み企画だからまぁ主演は当然か。
ただこちらもしあわせのパン同様、大泉洋の良さは活かされないという役柄でした。
それを寡黙とかかっこいいとか言っているけれど、それだと別に洋ちゃんが演じる必要性がないんですよね。
そしてロクもあの程度なら無名の俳優がやっても変わりませんでした。(染谷君に出演いただいて申し訳ないくらいです)
エリカも別に安藤裕子を使う必要性が感じられず…役のせいで私の中の安藤裕子のイメージが悪くなりました。
主役級3人の役が、どの俳優がやっても別にいいんじゃないの?という印象しかないので、ますます物語の魅力がなくなります。
結局三島監督の脚本や出てくるキャラクターに魅力がないんだと思います。
俳優の名前と北海道の美しい景色だけで売ってく映画です。

☆1つ付けたのは、北海道の美しい景色と、無償で作品を提供した作家さんたちへ、です。
ただ、きれいに撮れそうな場所に行けば携帯カメラでもそこそこ美しい画を撮れるのが約束されるのが北海道の景色なので、プロのカメラや腕があればあの映画くらいのクオリティは当然とも思えます。

ちなみに、ぶどうのなみだ上映前の予告で流れた、ささらさやは青天の霹靂に次いで洋ちゃんが演じるにふさわしい役で予告ですでに私泣けました。
あと実写化を恐れた寄生獣でしたが予告見たらかなり期待できそう!と思いました。染谷君の演技も十分堪能できそうです。
本編よりもこの予告2本に心は持っていかれましたね。公開が楽しみです。

さく
さん / 2014年10月7日 / PCから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  寝られる
  • 鑑賞方法:映画館
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 2 件)
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi
採用情報