寄生体Xのレビュー・感想・評価
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妄想なのか本物なのか・・・
精神安定剤に頼っている、内気でひ弱な青年クリス。彼の見ているものは妄想、幻覚?と考えているうちに、クリス自身が寄生物体に侵されてしまっていることがわかる。
グロい映像、特にロールという女性の顔が溶けだすシーンが凄い!まぁ、クモ女みたいなのも登場するし、イカみたいなクリーチャーの触手しかわからないほど、正体不明・・・しかも因果関係やら人間関係の感情線というものがさっぱりわからない前衛的なホラーといったところだろうか。
おフランスのおバカムービー
彗星が地球の近くを通過する日が刻一刻と迫るなか、お祭り騒ぎに沸く人々。その傍ら、ある理由からトラウマを抱え、薬まで服用している主人公。
彗星が最も接近したその直後、突如気が振れたように凶暴化する人々の姿がー。
いわゆる、「終末系」のSFホラーだ。
映像的にはかなり頑張っている方だろうが、その反面ストーリーや構成がグダグタでイマイチ入り込めない駄作だった。
彗星接近をお祭りのように考えている一般市民が多くいるのだが、(実際そうだろう)
そのパーティーやらどんちゃん騒ぎ等が序盤でダラダラダラダラ描かれるため、非常に退屈する。それに時間をかける割には寄生生物が蔓延していくさまに時間をかけず、
知らぬ間に狂人で溢れかえっているのである。予算の都合なのか、時間をかけるところにかけないという勿体ない作品だった。
キャラクターも何とも言えない微妙な存在で、魅力潰しにも程があると思う。しかしこういう監督が化ける可能性は十分なので、そこは少し期待しても良いだろう。
突っ込みどころがありすぎ
彗星?隕石?のせいで謎のクリーチャーが出現。
クリーチャー造形は悪くないです。B級映画なりに頑張ってます。
予告編を見ると期待に胸が膨らみますが、実際は…
爆発感染のような状況になったのも説明がイマイチで、何でこの人が助かったの?と突っ込みたくなる場面も何度もありました。 全体が説明不足でチープですが、B級映画だからしょうがない、と割りきって観れば悪くないです。ですが、「遊星からの物体X」とは比べ物になりませんよ。
それは頭に入れておいて下さい。
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