LIFE!のレビュー・感想・評価
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オスカー狙い?は不発
公開時の予告編は、オスカー狙いを思わせるモノだったような。
でも、カスリもせず。
作品は、コメディとしてはぼちぼち面白いが、「主人公の成長物語」としては、イマイチ心に残らない。
登場人物は皆、魅力的なんだけどね。
もう一度見たくなる
トム少佐・・・デヴィッド・ボウイの名曲「スペイス・オデッセイ」のもの。宇宙飛行士を歌ったものだが、酔っぱらい操縦士のヘリに乗り込むときに上手く使われていた♪
全体的には楽しいアドベンチャーものだけど、最初から「財布の中を調べろよ!」と言いたくなる作品・・・
大好きな映画。バイブル的な・・・
2度3度と観るたびに良さがわかり、
しみじみ心に染み入る映画です。
手元に置いておきたい良い映画なのです。
ベン・スティラーが監督&主演という思い入れの強さがよくわかる、メッセージ性の高い映画ですが、そこは決して邦画のように押し付けがましくなく、クサくなく、さらりと観せてくれる上に、テーマである【人生を楽しもう。冒険しよう】をまさに体現してくれる主人公の物語にワクワク&ドキドキ!!展開が予想できず、自分もつられてアイスランドのヘリコプターに飛び乗っちゃう気分!
特筆すべきは、この映画のキーマンである世界的な写真家を演じるショーン・ベンに助演男優賞を差し上げたいほどの存在感と、ニヒルな魅力ったら・・・
言葉少なでもその色気にクラクラきます。
お母さん役のシャーリー・マクレーンも大好きです〜こんな素敵なおばあちゃんになりたいです〜
雑誌「LIFE」の最終号の表紙を飾るネガを巡り、42年間地味に控えめに生きてきた真面目男の冒険が始まる。
いや、人生自体がアドベンチャーのようなもの。
その舞台をどうするかは、あなた次第。
一歩踏み出す勇気次第。
今のまんまで、いいの?あなた?
自分らしく生きてる?
というクエスチョンを突きつけられますよ。
そう、映画はこうでなくちゃ!
主人公がどんどん自信に溢れ男らしく魅力的になっていくので、当然恋も実ります!笑
ベン・スティラーの映画と言うことでもっと喜劇っぽいのかなと思ったが...
ベン・スティラーの映画と言うことでもっと喜劇っぽいのかなと思ったが、結構、ストーリーは、ほろっときたり笑えたり良い映画 彼女の家にスケボーを持って行ったときに中から男性が出てきたときは、がっかりしたし、でも、最終的には、ありきたりなストーリーながらハッピーな気持ちにさせてくれた 旅行中にでてくる国の景色はとてもきれいで、主人公が住んでいる街と全く違うのが、余計に旅しているという感じが出ていた まじめにやっていたら良いことがある そう、思わせてくれい映画だった 人生100年時代、まだまだ、冒険するぞー
日本語吹き替え版 まあ賛否両論でしょうね
素晴らしい映画です。
ベン・スティラーがちっぽけな勤め人の役を好演しています。
空想癖があり、人の話を聞いていない。コミュニケーションが苦手で、でも仕事の手は抜かないから、周りの信頼は厚い。それは、まるで自分自身のステレオタイプのように、多くの人が共感し、自分を投影出来るキャラのかたまり。
彼の空想は、ジェイソン・ボーンやスパイダーマンの映画さながらにアクションを展開し、見る人を飽きさせない。
それでいて、ストーリーはきっちり地に足がついていて、彼が体験することと、空想との境目があやふやになることもなく進みます。
登場人物もムダがなく、すべてがストーリーにきれいに絡んでくるのは、脚本のワザですね。
特に、ショーン・ペンの演じる写真家が吐く最高のセリフは忘れられません。
これは、小説でも、写真でも、歌でも表現出来ない、映画ならではの醍醐味だと思います。
唯一、気になるのは、岡村隆史さんの関西弁ですが、私はラジオで馴染んでいたので、本当に違和感なく入れました。
映画を純粋に楽しみたい人は、字幕版を見た方がいいかもしれません。
2014.3.20
人生は冒険や!
この映画の面白いところは主人公の妄想の中の話、男子なら誰もが妄想したであろうことを映像として流してくれる、例えば爆発寸前のビルから好きな人のペットを救出、そこに好きな人が来てくれて、ありがとう😊みたいな笑妄想シーンではアクション映画かと思うくらい、迫力のある素晴らしい映像です。あと様々な地を冒険する中での大自然の映像美は最高でした。人生とは何かを考えさせてくれる映画でもありましたね!
勢いは良い
広大な自然の映像や、冒険のスケールの大きさは素晴らしいのですが、ストーリの深みがそれに見合ってないところが肩透かし感が否めない…
まあそのギャップに一種の魅力を見出せないわけではないが…
妄想シーンは最初5秒くらいは楽しめるんだけど、さすがに長すぎるし、その妄想癖が命がけの旅に出たら治りましたっていう心理も、正直ちょっと掴みにくい…
あまり深く考えずに、綺麗な映像と音楽を楽しんで、スリリングな冒険に出た気分を味わいたいなら最適。ラストも良い。
話の流れが読めてしまった
前向きになれる映画。平凡な主人公がたくましくなる姿、最後の方は妄想かと思いきや現実だったり、妄想並みにスリリングなことをしてしまう姿がかっこよかった。
ただ、どうしても途中眠くなるシーンがあったり、悪くはないけどそこまで心揺さぶられることもなかった。
あとおちが読めてしまったのもある。
カメラに邪魔されずに見ときたいよね。
冴えない感じの主人公ウォルターが、思い切って行動してるうちにどんどん精悍な顔つきになっていくのが印象的。
妄想癖があってぼーっとしてて野暮ったい挙動から、ヒロインの前でも物おじせずに内面を曝け出せるようになったり、会社から追い出されたりやられ放題やられてた相手に真正面から物言いできるようになる変化が描かれている。
流石に酔っ払いの運転するヘリに乗ったり、そこから海に飛び込んだり、サメと闘ったりはネタですね。
ただカメラマンは最初から主人公を信頼していたし、ヒロインも最初から主人公を受け入れていた様なので、ダメダメな冴えない人間がカッコよくなるサクセスストーリーという感じではない様な気がする。
現代の評価される事の難しさ、世の中の仕事に対する短絡的な評価の仕方への批判と捉えたり。
The SECRET LIFE of WALTER MITTY
音楽、ユーモア、アクション、セリフ、そして素晴らしいラスト。
ウォルターの口下手感を出す演技も良い。
影で支えてくれる人への感謝。
ある瞬間が自分にとって最高の瞬間だと感じたら、その瞬間をしっかりと味わう。その瞬間はカメラにも邪魔されたくない。
ウォルターの苦労が報われた。
To see the world.
Things dangerous to come to.
To see behind walls.
To drow closer.
To find each other and to feel.
That is the purpose of life.
とてもおすすめ
この映画は綺麗さとか音楽のはまり具合とかトータルで楽しむ映画です。
画面全体が青みがかってるフィルターのかんじも相まってすごく壮大な雰囲気が出ています。
シークレットウォルタータイム(空想シーン)はなくてもよかったかな笑
特に目標へのモチベなくなっちゃった方とかに是非みてほしいです。
ふう、よーしって気分にしてもらえるはず!
あらすじ:雑誌社の写真部で働く主人公が、失った「人生の真髄」と言わ...
あらすじ:雑誌社の写真部で働く主人公が、失った「人生の真髄」と言われる写真のネガを探す冒険の物語。
feeling:勇気、好奇心、冒険、畏敬の念
needs:挑戦、成長
何かをやるとき、
いつも「できない」の声が大きくて
「したい」の声はなかなか聴こえてこない。
でも、「できるできない」ではなく、
「したいしたくない」の基準で選び取る人生を生きたい。
今日は、そのことをずっと考えていて、
そのとき思っていた「したい」の内容が、
たまたまなんとなく観たこの映画の中に表現されていて、
鳥肌がたった。
だから、この映画は僕にとって大切なものになった。
映画の内容とは直接は関係がないけれど、
でもそういう映画。
映画より引用ーーー
世界を見よう
壁を越える勇気を持とう
いろんな人と出会い、お互いを知ろう
そして感じよう
それが人生の目的だから
スケボーシーンは見どころ!
ちょっとお洒落に作ろうと頑張りすぎたのか
妄想のシーンがしつこく感じた。
でも街中に溢れる啓示の言葉の数々なんかは結構すき。
中盤のスケボーシーンからのショーンを見つけるあたりは心躍る!
そこから一転してまたテンション下げての会社や彼女とのやりとりがあり、黙々とショーンを探す旅に出る展開も良いと思う。
はじめと終わりのウォルターの顔の変化❗️
ショボいオヤジがカッコよくなんだなー。
冒険心は幾つになっても必要と思える映画
なかなかの良作
主人公が会社で具体的にどんな仕事をしているのが描いてなかった。だから会社にとって彼が貴重な存在だとか、彼にとって会社や仕事が何なのか?どんな風に一生懸命働いてたとか、 そういうものがリアルに伝わってこなかったのが残念だ。そういうものがきちっと描かれつつ物語が展開していたらもっと面白かったと思う。また一枚のフィルムを探して冒険をするわけだがなんでその一枚がそんなに重要なのかよくわからなかった。例えば他の写真が全部クズで表紙になるのはその1枚しかありえないとか、そういうシチュエーションならよく理解できたと思うんだけど。ただ物語の流れとか主人公の周りの雰囲気とかそういうもので何が起こってるのかよく分かる映画だった。そういうものがそれらの説明不足を上手く補っていて映画に入っていくことができた。
個人的にはこのような名作映画名作している映画はあんまり好きじゃないです。でも、僕みたいなひねくれた映画ファンでなければ感動できる映画だと思います。
感動!!!
冴えない空想大好きサラリーマンが一大決心をし、なくなったネガを見つける為にカメラマンを探す大冒険をして逞しくなる物語。まぁまぁいい話だなぁ。なるほどと思って油断してた。最後の最後めちゃくちゃウルッときました。やられました。
爽快なダウンヒル
閉じて余韻にひたっているところへ、Jose GonzalezのStay Aliveがかかる。しずかなバックサウンドに雪解け水のようなヴォーカル。エンディングクレジットと同時に、劇中スチールがつぎつぎに流れる。ああほんとにいい映画だったなあ。──の余韻が胸中いっぱいに拡がる。何年ぶりかでサウンドトラックが欲しくなった映画だった。
おなじみ俳優だが監督業としてはズーランダーであって、それは必要充分な映画だったものの、深化した野心は感じなかった。
潤沢な予算で、楽しい映画をつくるひとだと思っていた節がある。かんがみればトロピックも本作も、厖大な製作費がかかっているであろう──ことはわかる。
その監督業の未知数が驚愕へつながった。シーンひとつひとつに、そのままライフのコマーシャルフォトになりそうな充溢がある。見たことのないほどスタイリッシュな映画だった。
ハリウッドでは、俳優に監督ができる。
それも優れた監督になりえる。
ベイティやイーストウッドやレッドフォード。ショーンペン、ベンアフレック・・・兼業がよく見られるので、そういうものだと思いがちだが、ふつう、俳優に監督ができるものではない。ほとんどハリウッドだけにある現象なのも不思議といえば不思議なことだ。かれらは映画システムに慣れやすい──のだろうか。
俳優が監督をする→どうなんだろうかと思いながら見る→驚嘆する。──ということが、個人的には何度かあった。
かつてショーンペンのThe Indian Runner(1991)を見たとき、クリスエヴァンスのBefore We Go(2014)を見たとき、ベンアフレックのGone Baby Gone(2007)を見たとき。あるいはワイティティの映画を見たとき。・・・
それらに監督専業でいけるほどのペーソスを見た。──わけである。
すなわち、映画システムに慣れる/熟知する、のもさることながら、かれらはペーソス=人情の機微を知っていたから監督ができた──はずである。慣れで人を感動させることは出来ないからだ。
ひるがえってみると、映画監督とは、そういうものではなかろうか。何年やってこようと、わけのわからない映画を・・・──ここからの海外上げ日本下げの論調を割愛──。
──というわけでThe Secret Life of Walter Mittyはベンスティラーのペーソス=人間味にあふれた一大絵巻だった。
かつてダニーケイの元ネタを見た記憶があるが、ほとんど忘れてしまった。筋は異なる。と思う。
空想癖は同じだったがポケタポケタとは言わない。
ちなみに戦後の日本人のアメリカ映画にたいする代表的感慨に「こんな映画をつくる国と戦争やったらそりゃ負けるわなと思った」というのがある。その感慨をもっとも集めた映画が1947年のダニーケイのThe Secret Life of Walter Mittyだった──はずである。
──その空想癖を、ほんとにやってみせる青天井なプロダクトマネーがある。とうぜん、スティラーの長期スターダムが予算を捻出させたのであろう、と同時に、広い人脈がキャスティングの巧さにあらわれていた。──と思う。
現像部の相棒のAdrian Martinezという俳優、たたずまいがすごくよかった。
パットンオズワルトが、出会いサイトのオペレーターをやっている。鷹揚でのんきで、楽しい。本業はスタンダップらしいが、ジェイソンライトマンのヤングアダルトもよかった。
また、物静かな人柄なときショーンペンはいい。
賢くしとやかな印象の女性が、辛辣や淫奔をまくしたてるのがクリステンウィグのスタイルだが、女優業では、シリアスもコメディもドラマもできる。ものすごくちょうどいい感じの嵌まりかたをするひとだと思う。
デイヴィッドボウイのSpace Oddityが狂言まわし風に使われている、ことに加え、誰にたいしてもその人生を奮い立たせる、鮮やかなライフのモットーが映画を彩っている。
To see the world, Things Dangerous to come to, To see behind walls, To draw closer, To find each other and to feel.
That is purpose of life.
(世界を見ること、危険に立ち向かうこと、ものの裏側を見ること、近寄って互いを見いだし感じ合うこと。それが人生の目的だ。)
なんど見返しても楽しい映画です。
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