LIFE!のレビュー・感想・評価
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ベン・スティラー色が鼻につく
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のスタジオが贈る感動のヒューマン・アドベンチャー、人生を変える、壮大な旅が始まる!というのが、この映画のキャッチコピーである。思わず真面目な感動作かと見たくなるではないか。ところがどっこい監督主演のベン・スティラーが前面に出た自己PR映画なのである。
駄目中年が冒険に出て自分を発見するというプロットは良いのだが
随時挿入される妄想シーンは「ナイト・ミュージアム」ではないのだから全く必要性がない、便乗商法の臭いすらする。社内の壁の表紙写真のジョン・グレン宇宙飛行士も顔だけベン・スティラーに嵌めかえられている。そうまでして笑いを取りたいのか?
作り方次第で良くできたのに悪趣味でぶち壊した。特にベン・スティラーがコメディアンだからといって吹替えが岡村隆史で棒読みの関西弁とはどういうセンスか!あまりの安直さ、スタッフには恐怖さえ覚える。実際のLIFEの最終号はJFKの胸像写真だったがまたもやベン・スティラー。星なし。
ベンスティラー!
今を楽しむ
風景がとても綺麗で行ってみたくなった
曲ともマッチしていて雰囲気がいい
世界を見よう お互いを知ろう それが人生(LIFE)の目的だから
彼を追っていたのがいつの間にか自分の人生を見直していた
ピアノの傷は凄く驚いた
はじめ別のピアノかと思っていたら傷が同じ位置にあっておお!!ってなった
手がかりを見つけて日記調に物語が進んでいくシーンからは楽しそうだった
世界を見よう
雑誌「LIFE!」の最後の表紙の写真を求めて
主人公が旅をするというストーリー。
主人公は仕事はしっかりこなすが、日々妄想癖の耐えない中年男性。
だが、旅の中での出会いや困難を乗り越えていくうちに逞しくなっていく。
随所に散りばめられた美しい風景と、笑わせてくれるパロディーシーンなどは観た人の心を掴んでくれるはず。
長い旅の末、最後の雑誌の表紙を飾ったのは何の写真なのか?
それはラストで明かされる。
本作の至るところで見受けられる標語
「世界を見よう お互いを知ろう それが人生の目的だから」
観た人はこの意味を理解出来るはずだ。
人はどこかに必ず認めてくれる人がいる。
狭い世界に閉じこもっていないで、思い切って広い世界に飛び出そう。
そう思わせてくれる力がこの映画にはある。
最高
冒険したくなる!
妄想してばっかりの主人公。LIFE誌のネガ管理~現像を25年間担当しているが、会社が買収されたせいでLIFE誌は電子化、実質廃刊。しかも最終刊を飾るはずのネガを無くしてしまった。ネガを貰うため、LIFE誌お抱えの写真家、ショーンを探しに行くという話。
面白かった!妄想ばっかりで、冒険とは無縁の主人公が、一念発起、まさに一世一代の旅に出る。
「旅に出よう。もっと近づこう。お互いを理解しよう。それが人生の目的だから」。良い言葉!
主人公がドンドン逞しくなる姿に感動。広い世界に出るって素晴らしいことだなって再認識。
ヒマラヤでショーンを見つけて、一緒に雪ヒョウを見て、そこの掛け合いが素敵。本当に感動するものは写真に残さない。自分の目で見ていたい。わかる気がする。そのあとに、現地の子供達とサッカーする景色も素敵。無くしたネガのことを「LIFE誌の真髄」と言ってたから、このなんとも言えん感動が真髄なのかな~と思った。
んだけど、結局最後はネガが見つかって、その中身もしっかり見せてくれた。LIFE誌の真髄が、主人公が仕事をする姿なのかあ。そこだけイマイチだと思った!人生の真髄なんて各々が見つければいいし、変に答えを見せてほしくなかったな。
それでも面白かった。前向いて進みたいときに見たい映画。
あ、この映画は絶対に字幕で見た方がいい。岡村の声も雰囲気合わないし、関西弁とか意味わからんし。。。
インスタグラムに翻弄される現代の人に見てほしい
妄想癖から始まるLIFE社の写真のネガ管理を仕事としているウォルター
会社が買収されLIFE誌が廃盤になる最後の表紙をまかされたウォルター
ところが写真家のショーンが送ってきたネガには
ショーンが指示した25番のネガがないことから
物語が動き出す、、、
ネガのありかを聞き出すために
ショーン探しの旅に出るウォルターに
勇気をもらえる
今まで頭の中だけではでかい事を言ってたウォルターも
ヘリから飛び降りサメと戦い火山に向かって走り
ヒマラヤを登ったウォルターは
一皮も二皮もむけていて
ただただかっこいい男になっていく姿は
自分を変えるには行動あるのみ!
と問われてる気がしてならないです
途中ショーンを発見し
ショートと会話するシーンに凄い今の人たちに
特に見てほしいし響いてほしい言葉があって
ユキヒョウの写真を撮りにきたのに
いざ出てきたら撮らないショーンは
時々ねもしその瞬間が俺にとって素敵な一瞬だったら
カメラに邪魔されたくない
その一瞬を大切に味わう
今を楽しむ
この発言がかっこよすぎて
温かい料理が出てきても写真映えしか気にしない子に
一瞬しか咲かない花火なのにカメラ越しからしか見ない子に
友人といるのに写真映えきにして
会話もろくにしないそんな関係の子に
見てほしいほんとに
最後はめちゃくちゃかっこよくなってる
ウォルターにただただ魅了される映画
大切に観ると
ラストのシーンも涙ぐんでしまうそんな映画です。
いま何かに悩んでる人に観てほしい!
勇気をもらえる作品です
吹替えで見ちゃダメ
普段、映画は吹替え派の私。
内容を100%理解したいからです。
映画のシーンに集中できて、ストーリーが理解しやすいので
昔から吹替え派でした・・・が!!!
この映画に関しては字幕をお勧めします。
主人公ウォルターの吹替えはナイナイの岡村隆史さんなのですが
酷い・・・酷すぎる・・・。
なんでアメリカ人が関西弁やねんwww
でもさ、『シュレック』。あれもダウンタウンの浜田雅功さんが
関西弁で声優をしましたよね。
あれは違和感なくすっと入ってこれました。
キャラクターものという事、そして訛りが強いという設定もあったからでしょう。
でも今回のLIFE!においてはダメ!!
関西人なのにイントネーションおかしいし、棒読みだし・・・
なぜこれでOKが出たのか不思議。
最近の映画はプロの声優を使わずに話題作りで芸能人を起用してることが増えてきています。やめて欲しい。
この作品も素晴らしい映画なのに吹替えが酷くて勿体ない。
前置きが長くなりました。m(._.)m
・・という事で、吹替えは見るに耐えがたく字幕で見直しました。
内容はとても素晴らしいです。
映像美、音楽のセンスも良いですね(*^_^*)
冴えないサラリーマンの主人公がショーンを追いかけて旅するにつれて
一皮剥けて、いい男になっていきます。
それと普段の頑張りを認めてくれている人が、どこかに必ず居るよ・・というメッセージ性もあります。
今の仕事に疲れた時、人生にちょっと疲れた人に
見てもらいたい名作だと思います。
《余談》
最後の表紙のウォルターですが、序盤で出てきた25番ネガを探している時のシーンと一致するので、その時の写真か??
・・と思いましたが、それだと時間軸が合わないので
あれは普段のウォルターだったのでしょう。
ちょっと紛らわしいのでセリフに「いつもここでネガを見てるんだ」
とかあった方が良かったんじゃないかな・・と思いました。
もし地上波で放送する時が来たら
吹替えは新しく作りなおして欲しいです。
雑誌LIFEのネガ管理をする冴えないサラリーマンが無くなったネガを...
homage to LIFE
17歳で父親を失い、その2日後にはバイトを始めて家計を支えてきた主人公Walter。通帳と睨めっこし、高齢の母親と女優の夢を追いかける妹の生活の面倒をみています。度々ぶっ飛んだ妄想に耽ける彼ですが、父親の死以来、恐らく夢を諦め、家族のため地道に働かなければならなかったからだと思いました。
LIFE magazineの専属カメラマンSeanは世界中を駆け巡り、正に人生の一瞬一瞬を謳歌している人。一方、ネガ管理を仕事とするWalterは、Seanの写真を通してでしか世界を見ていませんでした。最後まで直接会うことがなかった彼らですが、仕事への熱意と誠意を通して信頼し合っていた二人の対比が良かったです。
最後の表紙を飾るモデルは何も幻の生物ではない。生きるために精勤する人々の人生も立派で美しい。「美しいものは注目を求めない」と語るSeanの言葉と重なります。
生産性や効率化を重視するあまり、見失うものは計り知れない。よく扱われるテーマですが、LIFE magazineに恥じることのない素晴らしい風景を舞台に、社の理念をひとつひとつ体験していくWalterの変化は観客の目にも明らかです。Ben Stiller流のお笑いノリで進むので、まさかの妄想オチか?と心配になるくらいの冒険でした。
メッセージが映り込んだ背景や音楽も良かったです。
挑戦は大事。必要なのは少しの勇気?仕事への情熱をほんの少し冒険に注いでみますか?
"The Quintessence of Life"
"To see the world, things dangerous to come to,
to see behind the walls, to draw closer,
to find each other and to feel.
That is the Purpose of Life."
"Beautiful things don't ask for attention."
"If I like the moment... personally, I don't like to have the distraction of camera. I just wanna stay in it... yeah right there, right here."
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