「魂を言葉にのせて」セッションズ kakerikoさんの映画レビュー(感想・評価)
魂を言葉にのせて
幼少期のポリオが原因で首から上しか動かせないマーク。
セックスセラピストのシィエリーとの出会いと体験が彼にとってどんなに意味ある素晴らしいものだったかは観た人なら容易に分かる。
障害者の性を切り取ってはいるけれど、人して誰もが抱き願うことなのかなと。
身体が不自由でも心は自由そのもののマーク。何にでも物怖じせず、自分から笑いを提供できるような大らかな一面は尊敬に値する。
彼の短い生涯の中で愛し、愛された3人の幸運な女性達。彼女達もまた、彼との関わり合いを経て限界を飛び越えた先にある本当の安らぎを知ったことだろう。
『 僕の言葉で君に触れよう
力のない この手の代わりに
僕の言葉を受け入れてくれ
君の内側を優しく愛撫するから 』
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