愛しのフリーダのレビュー・感想・評価
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Working for the Beatles. メッチャいい人!
誰もが知っているレジェンド、ビートルズのファンクラブの会長であり、ブライアン・エプスタインの秘書でもあったフリーダ・ケリーさんのドキュメンタリー映画です。
いやー、ビートルズって本当にスゴい人気だったんですね。当時の映像を観てると社会現象なんて言葉が生易しいぐらいに物凄い人気だったんだなってのが伝わってきます。で、そんなビートルズの1ファンから秘書になったフリーダさんですが、メッチャいい人でした。
自分もビートルズのファンだからファンの気持ちをちゃんと理解してて、ファンクラブの雑誌もずっと発行してて。72年まで発行してたらしいのでビートルズの解散後もしばらく続けていたんですね。家族の一員みたいになっていたので、最後の方のドロドロした状況はしんどかったろうな。
でも、自分もファンだったから気持ちがわかるって事で、ファンのリクエストにできる限り答えようとする姿勢が素晴らしいです。リンゴのファンの方から枕のシーツが送られてきて、リンゴが一晩使ってサインして送り返してってリクエストに、普通なら「何それ、気持ち悪い」ってなりそうなのに、ちゃんとリクエストに答えて枕カバーをリンゴに使ってもらうエピソードとか今じゃあり得ないですよね。
挿入されている歌がビートルズは数曲で、ビートルズ以外の歌が使われているのが多かったのが不思議でしたが、版権の関係とかなんでしょうか?
何はともあれビートルズの人気の影にはフリーダさんのファンクラブを運営する努力があった事がわかりました。きっとメチャメチャ大変だったでしょうけど、メチャメチャ濃密な時間だったんじゃないかなっと思います。
そして、最後にフリーダさんについて語るリンゴ!リンゴはやっぱりいいヤツですね!
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