劇場公開日 2014年5月10日

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ブルージャスミンのレビュー・感想・評価

全140件中、101~120件目を表示

3.5自分を見るような…

2014年6月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

ケイト・ウィンスレットとケイト・ブランシェットを同日に観たのですが、ブランシェットのほうでないと出せないような痛々しいのに美人で、変なオバサンなのに見つめたくなるという興味深いキャラクターですよね。

良く酒のんで鎮静剤が手放せないという間抜けな場面の繰り返しですが、プライドに邪魔されて自爆自沈していくのは、飲み会で悪酔いしてしまった自分を思い出すようで画面が胸に刺さりました。

なんと今度はピーター・サースガードがいつものだめんずではないので、ケイト・ブランシェットのみ全く救いがないように見えます。といっても最近の女性は食いぶちは自分で何とかしてるから、ここまで落ちこぼれはしないんじゃないかな?大体こんなにウブなオバサンも珍しいとも思えます。この辺りがアメリカ演劇というかウディ・アレンの特色ではないかなとも思いました。

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ted

2.5わからない

2014年6月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

正直に言ってこんなに長く感じた98分は初めてでした…。恥ずかしながらウディ・アレンも初めてだったのですが、ケイトの演技とラストシーン以外何が良いのかさっぱりわかりません。自分がまだ若い男だからでしょうか…そのうちわかるのかな。

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えら

4.0タイトルのとおり

2014年6月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ジャスミンのブルーなお話。
ウディ・アレンはなんでこんなに女のことをわかってるんだろう?
女々しくて痛々しくて、ジャスミンを演じるケイト・ブランシェットの狂気にも近い喜劇と悲劇を行き来するお芝居。
ずっしりときました、アレンおじいさん。

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nanana828

4.5ケイトの鬼気迫る芝居。

2014年6月8日
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知的

やっぱりウディ・アレンの映画にハズレなしである。

セレブの転落がテーマのようで、ケイト・ブランシェットが主役ということもあって、かなりシリアスなものを予想していたのだが、仕上がりは人間喜劇と呼べそうな、軽みのあるものであった。

資産を全部取り上げられて、サンフランシスコにいる妹のところへ身を寄せるジャスミン(ケイト・ブランシェット)の様子と、金融界で名を成すハル(アレック・ボールドウィン)との暮らしを交互に描く手法が効いている。
よくよく考えれば、一番適した手法だ。

ジャスミンはけっこう身勝手なのかもしれないが、そうは見えなかった。ケイト・ブランシェットのもつ品の良さが、役のもつゲスい部分を中和していた。
さらには、ジャスミンを応援したくなる、というところまでいっていた。

ウディ・アレンの映画に出ると、役者はみんな輝いて見える。それで得をした人も多数いる。
今回の登場人物はみな愛すべき人々で、観ていて心地よかった。

冒頭の飛行機はCG、か?
そんなものは必要でもないだろうに。

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mg599

4.5迫真の演技が凄かった

2014年6月8日
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怖い

興奮

主人公ジャスミンの鬼気迫る迫真の演技が見もの。思わず観ている方が引いてしまいそうだった。マスカラが取れた泣き顔が凄い。

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あっちゃんのパパ

3.5西海岸の爽やかな空気と人間の醜いサガ

2014年6月8日
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もしゃ

3.5メンヘラおばさんこわい

2014年6月8日
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oyamadashokiti

4.0残念な人々

2014年6月5日
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知的

面白かった。そして、上手かった!
そりゃ、アカデミー賞取るわと納得した。
どちらの立場になるかは別としても、人はなかなか変われなないことを、皮肉たっぷりで描くところがウッディ・アレン監督の真骨頂という感じで、その無情感が面白かった。

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kawauso

4.0エコノミーセレブ。

2014年6月3日
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悲しい

怖い

興奮

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ハチコ

3.5非常に痛々しい

2014年6月2日
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悲しい

ウディ・アレンには珍しくアメリカの中でも西海岸のカリフォルニアが舞台。

今までウディが撮ってきた情緒不安定男の女バージョンのようなジャスミン。ウディの描いてきた情緒不安定男は滑稽で痛々しいながらも面白さがあったが、ジャスミンはもちろんユーモアはあるが痛々しさが強烈。

名前もジャネットからジャスミンに変え、みた目をブランド品で飾り立て、上品に気丈に振舞っているからこそ余計にその落差が激しくみえる。しかし、落ちぶれた原因といえばどれも自業自得な気がして...。でもこういう人いるよなあ...。同情もしづらいけど。痛々しさの中にちょいちょいコミカルなシーン挟んでくるのでそこが救いだった。特にスーパーのシーンとファミレスで甥っ子に語るシーンは好き(笑)

あの美しいケイト・ブランシェットの落ちていく様は本当に病んでるようで...マスカラは落ちてパンダ目だし、ラストにはブランドの服は汗がしみていて上品のかけらもない。まるで何かにとりつかれたようでちょっと怖い。

こんな風にならないように飾らず素直に生きるのが一番!と思わされた。
ウディ・アレンには珍しくアメリカの中でも西海岸のカリフォルニアが舞台。

今までウディが撮ってきた情緒不安定男の女バージョンのようなジャスミン。ウディの描いてきた情緒不安定男は滑稽で痛々しいながらも面白さがあったが、ジャスミンはもちろんユーモアはあるが痛々しさが強烈。

名前もジャネットからジャスミンに変え、みた目をブランド品で飾り立て、上品に気丈に振舞っているからこそ余計にその落差が激しくみえる。しかし、落ちぶれた原因といえばどれも自業自得な気がして...。でもこういう人いるよなあ...。同情もしづらいけど。痛々しさの中にちょいちょいコミカルなシーン挟んでくるのでそこが救いだった。特にスーパーのシーンとファミレスで甥っ子に語るシーンは好き(笑)

あの美しいケイト・ブランシェットの落ちていく様は本当に病んでるようで...マスカラは落ちてパンダ目だし、ラストにはブランドの服は汗がしみていて上品のかけらもない。まるで何かにとりつかれたようでちょっと怖い。

こんな風にならないように飾らず素直に生きるのが一番!と思わされた。

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あかねちん

4.0コメディではあるけど近年の彼の作品ではぐっとシリアスな作品になっている。ウディの私映画としての側面も

2014年6月1日
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ハル

3.0象徴的な最後の一言

2014年6月1日
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悲しい

怖い

笑えそうで笑えない。ついつい自分で隠している部分が…。
身の回りを少しオーバーにして映画にするとこんな感じになるんだろうか。
とにかくケイトブランシェットがすごい。
ってか、今まで見たことのない怖さというかなんとも言いにくい独特さがあって、見終わった後の居心地の悪い感じは類をみない。
ところが、好き。

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coppe

3.0現実見てない人

2014年6月1日
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笑える

優雅でセレブな人生から転落、一文無しになり妹の家に居候させてもらう身だというのにかつてのセレブな私自慢ばかりするジャスミンをこれでもか、というくらいイターい女として描いてますね。

気になったのはジャスミンは夫のハルのことを本当に愛していたのか彼の財産を愛していただけなのか…。
いや、どっちも愛してないか。
何より大事なのは自分のプライド。関心があるのは自分のことだけ。
だから息子に縁切りされるようなことを平気でやってのけたのだな。

最後までイタい女を演じきったケイト・ブランシェットはさすがでした。

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チャイラテ

5.0面白かった

2014年5月31日
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知的

主演のケイト・ブランシェットが元セレブ妻の転落ぶりを見事に演じています。プライドの高いイヤ〜な感じが上手いのなんのって。面白かった!

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しゅんでる

4.5帰って来たウディ・アレン やはり彼の作品ではヒロインが輝いてこそ素晴らしい!

2014年5月27日
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悲しい

楽しい

この映画を観終わって直ぐに感想を一事で述べよと聞かれたなら、「久し振りに、帰って来たウディ・アレン」と言うのがぴったりハマる気がしたのだが、みなさんはどんな感想をお持ちになったのだろうか?

私は、「アニーホール」の魅力に魅せられて以来、ウディ・アレンの大ファンになり彼の作品を見守っているファンの一人なのだけれども、私が思うにアレンの作品はやはり女性の魅力が最大限に引き出される作品が一番面白いと思う。
しかも、どこか一癖も二癖もあるような女、云ってみれば普通ではない人物をあたかもあなたの隣に住んでいる普通の友達の様に描き出してしまうところの素晴らしさが、正にウディ・アレンのマジックであるように思うのだ。

彼の描いている人物像はやはり何処にでもいそうでいて、だが実際には、あそこまでは個性的?な人物は現実的には存在しないだろうと言うギリギリの一線を本当に隣に存在しているかのように描き出すマジックがあるのだと思う。

芝居の絶妙の面白さとは、やはりヒロインの演じる人物像が、リアルな香りを色濃く残しつつも、やはり演出された人物で、本当には存在しないアクの強いキャラクターをあたかも好感の持てる人物として、面白おかしく描き出す事で、そのヒロインの持つキャラクターの一部分は、映画のヒロイン程強烈では無いとしても、極普通の一般人の中も潜在的に、ヒロインと同じ性質を持っているのですよと言う部分をさらっと、巧く流していくところの妙を、私達観客自身も、自分達の生活の中にしっかりと投影させてみて、「なる程、なる程、ああ言う嫌な奴確かに存在するな~」とくすりと笑いたくなる、その気持ちを上手に突いて来てくれる作品に快感が観ていて持てるからこそ、彼の作品は楽しいのだ。

だって実際問題、もしも家族や友人や、恋人がジャスミンそっくりのキャラクターだったらこんなに笑って観ていられないし、友達として長―く付き合いたいとは思わないし、絶縁したくなるのが普通だ。

そんな個性的で魅力溢れるヒロインを今回見事に演じきったケイト・ブランシェッドは凄い女優ですね。
やはり日本には、残念だけれどもここまで個性的で癖の有る人物を好感が持てるヒロインとして見られるような、余韻を漂わせるように演じられる女優さんはいないと思う。
映画の登場人物に巧く感情移入出来るように、演出する事が出来るのは、やはり心理学をしっかり応用して、人物のキャラを練り上げて描く脚本と演出プランを持っているウディ・アレン監督ならではの、これぞ、「帰って来たウディ・アレン映画」と言うに相応しい
本当に腹の底から笑える、大爆笑の映画であり、ほろっとさせられる最高コメディですよ!

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ryuu topiann

4.5Cate Blanchett 恐るべしっっ!!!!

2014年5月27日
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笑える

怖い

Woody Allen監督の存在すら思わず霞んでしまう(!!)Cate Blanchett の圧倒的な存在感。
そして思い返せば要所要所に現れる多数の登場人物達の個性の ふりかけが改めて
流石 Woody Allen監督♪、となる。

自分をダメにしてるのがプライドだってコトをプライドが邪魔をする(C:六車)なんて名文も然る事ながら、かつて手に入れた富と、酒と薬(クスリぢゃないよ)に寄っ掛かり溺れて行く様は、共感に値する。

自らの pride の高さが みるみる崩壊へと進んで行く有り様は美しくもあり儚くもあり、そして醜くもある。ソシテ ソコガ イイ♪

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"Auggie" Wren

4.0ケイト・ブランシェットの鬼気迫る表情は圧巻。

2014年5月26日
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楽しい

怖い

非常に良かった。

特筆すべきはジャスミンを演じるケイト・ブランシェット。
アカデミー賞主演女優賞も納得の“顔力”。
裕福で幸せな生活の際に浮かべる柔和、だけど何処か冷めた顔。
全てを失い土俵際で正気と狂気が入り混じる顔。
そして完全に土俵を割ってしまった時の顔。
これらを演じ分けている表情の幅に脱帽です。
特に狂気が大半を占めた際の鬼気迫る表情は般若そのもの。
その圧倒的な表情の前に息を呑むと同時に、その必死さに何処か苦笑が。
また表情に合わせて声のトーンとテンポを変えていた点も、事態と共に脇汗が染み出ていた点も良かったです。

また作品の構成も良かった。
“或る時点”を起点/終点と位置付けて。
彼女の幸せの絶頂期から“或る時点”へ向けた下り坂。
そして“或る時点”から先の奮闘、が交互に描かれる。
両者に緩やかな繋がりを持たせることにより状況の乖離がより大きく見える。
彼女の境遇がより悲惨に見える作り。
非常に意地が悪い作りになっています。

ともすれば胸糞悪くなる可能性もある作りですが、そこはジャスミンのキャラクターでカバー。
並みの人間であれば憐憫の涙が出そうな所ですが序盤から滲み出る彼女の糞女振りがそうはさせません。
前述のケイト・ブランシェットの高い演技力も相まって何処か「ザマミロ」感を醸成させます。
そういう意味では心配なく観ることが出来る作品かと。

兎にも角にもケイト・ブランシェットが演じるジャスミンが光る本作。
特に終盤の畳み掛けは圧倒されました。

また鑑賞後に作品全体を振り返り「何処から予兆が…」という風に観るのも面白いと思います。
個人的には彼女が結婚した切欠から本件の予兆が既にあったのでは、と。

敢えて行動しないことで表面上の平穏を保つという選択肢がある中で。
自分自身は知ること自体を敢えて放棄するのか、知った上で敢えて行動しないのか。
「利口な選択」とは何か、「自身の今を支えている土台」は何か、をも考えさせられる作品でした。

オススメです。

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Opportunity Cost

3.0ウディ•アレン スイッチ‼︎

2014年5月26日
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悲しい

知的

最初ケイト•ブランシェットに見惚れて普通のハリウッド映画だと思って観ていたら、1/3くらいした所で… なんか面白くない⁈ 何だろうこのテンポ?と思った所で‼︎‼︎
監督がウディ•アレンである事を思いだした‼︎(ボケてましたw)そこで頭のスイッチを通常モードからシニカルモードに切り替えた途端面白い!
これがウディ•アレンのウディ•アレンたる所以w

ケイト•ブランシェット演じる主人ジャスミンの病んでいるそのギリギリのラインが可愛くもあり、病的でもあり、笑える絶妙なライン。
そのさじ加減がさすがウディ•アレン。面白かった。

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HIROKICHI

4.0上手い!

2014年5月24日
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悲しい

知的

とにかくケイト・ブランシェットの演技力の素晴らしさに感嘆する映画です。内容的にも、どこか教訓めいたものもあって、ちょっと考えされられます。
★半分はケイトの演技力に

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オクやん

3.5憂鬱なジャスミン

2014年5月22日
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悲しい

知的

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だいず