「初めて悲しくなった」ブルージャスミン iccoさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて悲しくなった
ウディ・アレンの映画を観て初めて悲しくなった。
彼お決まりのいつもと同じ構図だったと思うのだけど。
何でだろう。
主人公のプライドの高さからくる虚言も、なんかもう心の病気にしか見えなかった。
もちろんクスッと笑える所も沢山あったのだけど。
いつも彼の映画は同じ終わり方で、あーあ今回もダメだったか笑、また次回も頑張れ!と思って終わるのだけど、ラストシーンがなんかものすごく悲しかったのはなんでだろう。
がしかし、さすがのケイト様。
ハイブランドが馴染みすぎて、彼女自身の内側からの輝きもあってとんでもないゴージャスさ。何着ても負けないのすごいね。
妹の庶民のアパートメントに明らかに異質で一点だけ豪華すぎる美しさが、姉とは対照的に親しみやすい可愛さでモテモテな妹との対比で面白かった。
そしていつもながら背景が眼福だったわ。
おさらいをしよう。
ジャズ、美女、美しい街並みと豪邸、セレブのパーティ、シニカルな会話、うんうん、ウディ・アレンだぞ。
セラピストもいつものことだよな。
何でだろう。
美女が病んでたからか??
いや、いつも病んでる美女ばっか出てくるやん。
。。
もう一回観るか。笑
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