「せめて監督はプロに任せれば・・・」青天の霹靂 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
せめて監督はプロに任せれば・・・
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青天の霹靂とは主人公が突然タイムスリップする謎の落雷のことでした、SF映画ならタイムマシンの出てくるところですが、回りくどい手段はバッサリ省略。
お笑い芸人の劇団ひとりの原作・監督・出演、笑いを売りにする芸人が何故こんな切ない暗いストーリーを思いついたのか、もしバック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)より前に出版していれば天才なのだろうが後発ではパクリと思われても仕方あるまい。
主演が大泉洋さんですから、もっと軽妙なトークで観客を惹きつけるのかと思ったら不本意にもユリゲラーに便乗した売れないマジシャンの設定で、セリフは愚痴ばかり、罵声を張り上げたり殴ったりの暴力シーンが多く、大泉さんの持ち味が台無しの酷い脚本、演出でした、お涙頂戴の感動物語を作りたかったのか分かりませんが中途半端な独りよがりの作品でした、せめて監督はプロに委ねていれば・・・、残念。
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