メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー

劇場公開日:

メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー

解説

アメリカの世界的ヘビメタバンド「メタリカ」のライブ映像とフィクションの物語を融合させた3Dアクションエンタテインメント。数万人の観客を熱狂させるメタリカのライブが行われているさなか、バンドのローディーとして働く青年トリップは、ライブ会場に向かう途中で故障したトラックに置き忘れた、メンバーにとって大切なある荷物を取ってくるよう指示される。それはごく簡単な仕事のはずだったが、思わぬ事態に巻き込まれてしまったトリップは、ライブ終了まで90分と時間が迫る中、必死で会場を目指すが……。本作のために実際に行われたライブの模様を最新の3Dカメラで撮影し、迫力のライブシーンを創出。「クロニクル」「アメイジング・スパイダーマン2」などで注目の若手デイン・デハーンがトリップ役を演じる。

2013年製作/92分/G/アメリカ
原題または英題:Metallica Through the Never
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2013年11月22日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.5ラーズが楽しそうにぶっ叩いてりゃもうそれで充分!

2024年6月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

幸せ

こんな映画があったことにまず驚きました。てかなんで作ったし(笑)

ミュージックビデオみたいなやつかな?と思ったらほぼほぼライヴ映像。そしてこれがめちゃくちゃかっこいい!映画だから当然高画質。重低音が鳴り響くサウンドも最高です。映画館で観たら凄かっただろうな、これ…。

ライヴ映像の合間合間にストーリーらしきものが展開されますが、あまり気にしなくて大丈夫です(笑)でも、メタリカのライヴとライヴ会場の外で繰り広げられるシーンがリンクしているところは面白かったです。

選曲が最高!もう頭ガンガンに振りながら観てました(笑)ステージの仕掛けもド迫力!メタリカのステージって実際あんな感じですよね。演奏曲の収録アルバムにちなんだオブジェクトも出て来て興奮マックスです!

メタリカのファンにはたまらないライヴ映像。ストーリーいらない説まである(笑)でも、ストーリーとライヴによる相乗効果は部分的にあるので、そこも含めて楽しめるかと思います。

何より、ラーズが満面の笑みでドラムぶっ叩いているの観てるだけで幸せになれます。映画だからかあまりリズムズレずにちゃんと叩いているのが気になったけど(笑)

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吹雪まんじゅう

4.0【”お前は、クスリをやっていて、大丈夫なのか!”“生きているか?生きているってどんな気持ちだ!”超絶格好良いメタリカのステージシーンで奏でられる数々の名曲と、物語とのシンクロ度合いが見事な作品。】

2023年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■メタリカのライブ・スタッフを務める青年・トリップ(デイン・デハーン)は、ステージに必要不可欠なカバンを持ってくるように命じられる。
 会場を飛び出した彼だが、街は暴徒と機動隊の衝突によって騒乱状態。
 やがてマスクを被った騎士が現れ、執拗にトリップの命を狙ってくる。
 そして、それと並行して、メタリカの超絶格好良いジェームズのボーカルが鳴り響き、カークのリード・ギター、ラーズの重厚なドラミング、ロバートの厚みあるベースがする炸裂ステージンシーンが、見事なキャメラワークで撮影されるのである。

◆感想<個人的な意見が一杯です。>

・デイン・デハーンが演じたトリップは、その名の通りクスリ付けになっていたスタッフだと思う。
ー 彼が、”メタリカのステージに必要不可欠なカバン”を取りに行くシーンの中で描かれるダークなシーンは、彼がクスリでトリップしているからと思われる。-

・ステージの劈頭に演奏される”The Ecstasy Of Gold"が豪快に演奏される中、トリップは”メタリカのステージに必要不可欠なカバン”を取りに行くのである。血走った眼と眼の下の隈。
ー デイン・デハーン自身がその様な顔つきなのだが、それをメタリカのメンバーは気にいったのではないかな。-

・トリップと、仮面を被った騎士との、ビルの屋上での決戦の時に演奏される、メタリカの超名曲”Enter Sandman"。
ー トリップはカバンを守るために、こん棒で激しくビルの床を叩くと、会場にシーンは移り、振動によりセット機材は崩れ、スタッフの衣装に火花が移り彼は炎に呑まれそうになる。-

■そして、カバンを守ったトリップが観客のいないステージに戻り、一人ガランとした観客席に座ると、メタリカのメンバーが現れ、コレマタ亡きクリフが作ったインストの超名曲の”Orion"を静に奏でるのである。
 その姿を独り観る、トリップの表情・・。

<今作は、超絶格好良いメタリカのステージシーンで奏でられる名曲の数々と物語のシンクロ度合いが見事な作品である。
 ”お前は、クスリをやっていて、大丈夫なのか!”“生きているか?生きているってどんな気持ちだ!”というメタリカのメンバーの過去の出来事の想いを反映させた作品でもある。>

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NOBU

5.0マイクトラブルで一瞬鬼の形相になるジェームス・ヘットフィールドに背筋が凍りました

2018年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ド派手な演出のスタジアムライブの最中に仕事そっちのけで盛り上がっていたローディー君が、先輩に言われてメンバーの大切なものが入ったバッグを載せたトラックがガス欠でエンストしたので一斗缶のガソリンをバンに積んで届けてくれと言われて渋々出かけたらいきなり事故って気絶、ふと目覚めるとそこは・・・というサイドストーリーがライブ演奏の合間に挿入される、ベラボーに長いメタル版『スリラー』。

相当に凝ったSFX&CG演出なるも、実際に客を入れて壮大な豪華なセットに3Dカメラを大量に設置して舐めるように撮影されたライブが圧巻。各メンバーから匂い立つカリスマはハンパなく、ホントかヤラセか判らないマイクトラブルで一瞬鬼の形相になるジェームス・ヘットフィールドに背筋が凍りました。

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よね