新劇場版「頭文字D」Legend1 覚醒のレビュー・感想・評価
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峠のドリフト
ストリートレースに焦点を当てたカーアクション映画としては「キャノンボール」や「ワイルド・スピード」が人気だが日本の走り屋アニメとしては講談社漫画賞をとったしげの秀一の「バリバリ伝説」をはじめ「トンネルぬけたらスカイ☆ブルー」、「頭文字D」などが人気らしい。
本作に登場のAE86やFD3S型RX-7などはしげの秀一の愛車だったとのこと、また信条として車は日本の若者に手が届くものとして外車は登場させないとしたらしい。
タイトルのDはドリフトのD、赤城の秋名峠は架空でモデルは榛名山、峠の走り屋なんて昭和の香り、EV化がご時世の今時、爆音全開のノスタルジックな雰囲気満載だから、若者と言うよりおじさん世代受けも考慮したのかしら、どおりでガールフレンドのなつきがやたらセクシーに描かれていました。
ただただ懐かしい!!!
ヤンマガ創刊35周年記念作品だそうです。
学生時代からヤンマガ掲載マンガは好きで、単行本を集めてた作品も多かったのですが、就職後に毎週買ってた先輩から読み終わったらもらっていた時期があって、『頭文字D』はまさに新連載時からリアルタイムで見ており、車が好きで当時走り屋の人達が好むターボ車にマニュアルミッションで乗ってたこともあって(私は走り屋ではありませんでしたが。。。)こういうマンガが読みたかったと第1話からドハマりしたことを昨日のことのように思い出しました。
当然単行本も発売時に買いに行っていたし、アニメ版もSecond Stageまでは毎週深夜観た上にレンタル、Third Stageや実写版は映画館に観に行ったし、ドライブのBGMは常にm.o.v.eの主題歌、PS2のゲーム『グランツーリスモ』シリーズではパンダトレノを拓海仕様にチューニングしてプレイしまくってたりと、とにかくハマりまくってました。
ランエボ軍団とバトルしてエンジンブローするエンペラー編がマックス、プロジェクトD編に入ったくらいから熱が急に冷めてしまい、単行本を買うのを止めてしまったと思います。
本作を観た後wikiで調べてみたら48巻まで出てることにビックリ!!
前置きが長くなりましたが、アマプラで見つけて新劇場版の存在を知り観てみたら、懐かしいのはもちろんですが、当時アニメではセル画部分とバトルのCG部分の段差というか、繋ぎ目がハッキリし過ぎて違和感を感じていたものですが、かなり進化していてすごくナチュラルでありながらリアルで観やすくなっていました。
声優さんの変更も違和感は少なく、後で調べてやっぱ変わってたかレベルだし、ストーリー展開も原作に忠実で、時間の短さは少し物足りなさも感じますが、続編の2、3を観たいという気にさせてくれます。
AE86は当時レビンのほうが人気があった印象ですが、私の先輩の愛車が赤黒ツートンのトレノだったこともあって私はトレノの方が好きでした。
このマンガのヒットによって86人気は元より、一気にトレノ人気が爆上がりしたのを思い出しました。
最近その当時の日本車たちにオークションで凄い値段がついていますが、あの頃の車にはデザインの良さはもちろん、操る喜びがあったように思います。
今は高性能で便利ですがその分値段も高く、安全面からデザイン的な個性も無くなり、現行車で欲しいと思えるモノは皆無と言っても過言ではありません。
もう一度あの頃の愛車をかっ飛ばしたいという思いが掻き立てられました。
蘇るイニシャルDの思い出
漫画も読んだしアニメも見たので、ストーリーは何も驚かない。セリフを覚えてすらいる。
しかし、たくみが中学生の頃は無免許で運転させてたなんて、なかなか文太も悪い奴だよな。
作画も綺麗だし、カーバトルも見応えがある。
さすが、新劇場版を作るだけある。
声優も知ってる声ばかりでよい。
それにしても60分てのは短いよね。
映画は長さで比べるのはナンセンスだと思うけど、60分の映画と120分の映画、同じ鑑賞料金なのは何かしっくりこないよな。
長けりゃいいわけではないんだが、60分はさすがに短い。
アマプラでみたから構わないんだが、映画館に行こうとは思わなかっただろうなぁ。
原作を壊さずに上手く進化
凄く良かった。
原作に忠実に作られており、サウンドの迫力と
スリリングなカーバトルシーンはかなり良い出来。
原作の良さ、面白さを壊さずに上手くアニメへと
転移させていて秀逸な作品。
声優もそれなりに違和感はなかったが樹の声の
白石だけは大根だったね、下手すぎ。
ストーリーも余計な小細工せずに原作通り
良くこの時間でまとめたと思います。
個人的にはこの1作目が一番好きですね。
Dの由来や主人公を取り巻く関連性も
上手く描かれています。
漫画で何度も読んだ作品だけに
ここまで仕上げてくれて心からお礼を言いたい。
やっぱり、スーパードリフト連発のレースシーンはアニメが最適、劇場の大画面、大音響もよかったです。
関東最速プロジェクト、「イニシャルD」のきっかけとなった戦い。
秋名スピードスターズ対赤城レッドサンズの交流戦。
要するに、原作の最初のところをまとめたものです。
アニメをつなぎ合わせた感じでもなく、きちんと映画としてまとまっていました。
ファンはもちろんのこと、まったく知らない人でも楽しめるようになっています。
高校生の藤原拓海は、親友の竹内樹と共に、ガソリンスタンドでバイトをしている。そのスタンドには、秋名山で活動する走り屋チーム「秋名スピードスターズ」のリーダー、池谷がいた。樹は池谷にあこがれ、スピードスターズに入りたがるが、自分の車を持っておらず入れない。一方、拓海はまったく興味がなく、車に関する知識もない。ある日、秋名山に遠征に来ていた「赤城レッドサンズ」の高橋啓介が、謎のハチロクにぶっちぎられるという事件が起きる。リベンジを誓い、ハチロクを探しまわる高橋啓介は、池谷達に突っかかるが、池谷達にもまったく心当たりがない。業を煮やした高橋啓介は、兄の涼介と「赤城レッドサンズ」のメンバーと共に秋名山に乗り込み、交流戦を持ち掛ける。練習走行でレッドサンズのメンバーにまったくついていけず、事故を起こした池谷は、スタンドの社長から、秋名山の伝説の走り屋のことを聞き、助人を頼みに行くが・・・。
この映画の原作は、かなり革命的な作品で、ワイルドスピードシリーズなどは、これが元ネタだと思います。
以前、2005年に台湾で実写映画化されていますが、すごく面白くて台湾や中国では大ヒットしたようで、当時日本では、かなりやられた感がありました。
そして、これが日本でマンガ原作の映画が量産されるきっかけになったようです。
ちなみに赤城山や妙義山は実在しますが、秋名山というのはありません。
たぶん榛名山のことだろうと思います。
関越自動車道(東京から新潟方面に行く高速道路)などを通るとこれらの山がよく見えます。
良くも悪くも現代風にアレンジ
作画・CGの進化、キャストの変更、走行BGMの変更などテレビ版とは大きく異なる。
テレビ版ファンとしては高橋兄弟となつきの声は最後まで慣れなかった。
BGMもユーロビートを聞きながら見たかったが、これも時代の流れなので…
話はほぼ原作通り、CGも綺麗なのでそこは今作の見どころ
頭文字Dという作品は耳にした事あって、車走らせる作品としか知らず見...
頭文字Dという作品は耳にした事あって、車走らせる作品としか知らず見ましたが、面白いですね〜。やはり長年愛される作品には理由があるんですね。
不可解な掛け合いや主人公の雰囲気と、解説してくれる周りのモブ的な人達とで、結構笑えます。
車知らなきゃ分からないような会話もあったりするんでしょうが、知らなくても楽しめるのでは?物語も車もちゃんと転がりますしで短い時間も好印象。GOOD
真面目系コント
テレビ版では全体的に
必要なシーンで緊迫感やコント感があって
バランスが良かったのですが
今映画は「あー、あんなことあったねー」的なコント感と
主役視点の疾走感にウエイトを置いていると思います。
特にコント感という点については
原作と異なった生き生きした感じがあり、良かったと思います。
これらの主要因として個人的見解としては
主人公周りの一歩踏み込んだ人物設定(文太)や
設定の変更(樹)があると思います。
声優キャスティングは再三話題になっていますが
人物設定が固まってから決めるという仮定から行くと
ワケありのキャスティング回避か
奇を狙った人物設定であることが推測されます。
シナリオについては
焼き直しを分かってて見たんですが
そのまんまのセリフ、シーンの合体
整合性維持のためのシナリオ変更というざっくりした感じでした。
シナリオとしての独自性は、茂木さんがトリガーとなったことを強調したところでしょうか。今作では一貫性を保つ鍵になっていると思います。
曲にユーロを使わなかったことや
疾走感(生撮りの音ということもあり)・コント感重視というのは
焼き直し感を避けるためや独自性表現するためだった、
というのが私の意見です。
特に今作では車内描写を含め、バトル描写がセリフを詰め込み過ぎて粗雑であったことは否めません。
監修者の変更は今作とテレビ版との違いを決定付けていると言っても過言ではないと思います。
最後に、3部作ということで
結末までの道筋を考えるのも楽しみ方の一つであると思います。
天狗にならない拓海が良い
60分と少し短い枠の中に、イニシャルDの内容を凝縮してあって良かったと思う。車好きにはたまらない臨場感ある演出、又そうでなくてもイニシャルDがどのような話が分かる内容だと思った。
男性の方には、なつきちゃんのしげの先生ならではの、サービスショットが所々にあります。
ときどき?なところが
車好きには堪らない作品。
話はよく知っているので安心して見ていられた。
60分と短いのでどこまでやるのか?と不安があったが、結構話が詰まって楽しめた。
作品を作るのに時間がかかりすぎたのか、前半の車のCGの雑さには閉口した。FDのタイヤとボデーのバランスが悪く、トミカ以下の酷さだった。
後半は結構楽しめる内容であった。
再び始まった伝説。痛快な娯楽アニメーション。
【賛否両論チェック】
賛:主人公のテクニックや人柄が痛快。前知識も不要で、時間も短めなので、気軽に観られる。
否:倫理的には問題あり。走りの詳細な解説が入るので、興味がないと耳障りか。
良くも悪くも走り屋のストーリーなので、まずそこで好みは分かれるところですね。走りのテクニックもかなり丁寧に解説されるので、興味があれば感動ですし、興味がなければ言葉の羅列でかなり疲れそうです(笑)。
そんな中でも、始めは何のやる気もなかった主人公が、次第に走りの魅力に感化され、天狗になっている相手を一気に抜き去っていく様なんかが、とっても痛快です。
倫理的にはやや問題はありますが、何かスカッとする映画をご覧になりたい時には、是非オススメです。
思ったより良かったんデス♪
車の魅力はわかってなかったので...
豪華キャストの声を聞きに行った
つもりでしたが...
思ったよりおもしろかったデス。
峠を攻める気持ちが少しはわかり...
ちょっとドキドキしてましたから
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