ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!のレビュー・感想・評価
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12杯は厳しそうだなー!
エドガー・ライト、サイモン・ペグ、ニック・フロストでおくる
ハチャメチャなSFコメディー作品。
高校時代の仲の良い5人組が、高校の卒業記念として
「ゴールデンマイル」(12軒のはしご酒)にトライするも
仲間の脱落などで達成することができなかった。
それから20年後、リーダーであるゲイリー(サイモン・ペグ)が、
かつての仲間を地元ニュートンヘイヴンに呼び出し、
あの時達成できなかった「ゴールデンマイル」をもう一度やろうじゃないか!ということになった。
仲間は、誰ひとり乗り気ではなかったが 半ば仕方なくゲイリーに付き合うことに。
しかし、次第に街の様子がおかしいことに気がつくのであった。
後半は、話の内容がぐるっと変わって SF色が強くなってますが
会話のやりとりなんかは面白かったですね。
たまにはバカバカしい話も悪くない
カム・トゥギャザー
何気に面白い。
安定した面白さ。
愉快、痛快なおっさん達が繰り広げるSFコメディ
良い年したおっさん共が、ただ酔っぱらっていくだけのストーリーかと思いきや、全然違ったw
最初、超展開についてけなかったけど段々と慣れてきて面白かった。個人的にはアリな話しです。特にアンディがお気に入りだなぁ。軽快なリズムの会話が凄く好き。あと、あの体格で肉弾戦イケちゃうっていう。サイコーです。
コメディ映画なのに、このスケール感!
世界の終わりまで、飲んで、飲んで、飲みまくれ!
「ショーン・オブ・ザ・デッド」に「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」…。
監督エドガー・ライト、主演サイモン・ペッグ&ニック・フロストのイギリス・コメディの名トリオ。
ゾンビ映画、ポリス映画に続く今作の題材は、「ハングオーバー!」+侵略SF映画!?
幼なじみの中年男5人が、高校卒業時成し得なかった故郷のパブを12軒ハシゴするという伝説に再挑戦。しかし、町の様子が変。何と、宇宙人に乗っ取られていた…!
酒飲みに侵略SFという異色のジャンルの組み合わせ。
前半は中年男たちのおバカコメディ。
そもそも、珍伝説に再挑戦する事になったのは、リーダー格のゲイリーが言い出したから。皆大人になっているのに、一人だけ昔のままのウザい奴。
旧友は最初は嫌々だったが、アルコールが体に入ると段々とノッてくる。
何だかんだ言って、腐れ縁。
中盤から唐突に、SFが侵略。
おそらく「光る眼」をベースに、往年の侵略SFへのオマージュとSFネタをマニアックに込める。
ちょっと変わったエイリアンと侵略理由。
意外にも体を張った肉弾アクションと、中年男たちの涙ぐましい(?)奮闘劇は、なかなか高揚させてくれる。
そして、一体全体どういうオチになるのかなと思ったら、終末世界+アウトロー風!?
まるで、好きなものをたっぷり詰め込んだ破天荒な内容。
正直、今作が酒飲みで、次作が侵略SFでも良かった気もするけど(笑)、面白かったからOK!
サイモン・ペッグ&ニック・フロストも今やハリウッド話題作に出演して人気者。
アノ007役者や「ゴーン・ガール」が期待の柔らか雰囲気の美人女優もこっそり出演。
エドガー・ライトの「アントマン」、見てみたかった…。
かく言う自分も、バカ友と酒飲みするのは好き。
こういうの見てると、お酒を飲んで遊びたくなってくる。
ほどほどにね。エイリアン退治は勘弁だけど。
最後に、私事ながら…
遂にレビュー総数1000本到達!!
\(^o^)/
良かった!
ビール片手にどうぞ
まあまあかな
Love Beer!!
It's to drink beer too much and save the world!
It is the movie which is more pleasant when I watch it while drinking beer.
冒険は12件のパブを巡っても決して終わりはしないのだ
前半が酒場放浪記で後半がボディスナッチャーという、あれですね、まるでロバート・ロドリゲスの「フロム・ダスク・ティル・ドーン」的な二部構成の展開で繰り広げられる奇想天外なSFでございます。
いやいや、大いに笑わせてもらいましたよ。
それにしてもそれにしても、こういう発想って一体どっから出てくるんですかね?監督エドガー・ライトと俳優サイモン・ペグ&ニック・フロストの盟友三人組がワイワイ言い合いながら練り上げたりしてるんですかね?そういうところから「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ」が誕生したと思うと、今回の「ワールズ・エンド」であの三人の友情三部作と言えなくもないのかな?という。いや間違いなく三部作ですね。同じテンション、同じ魂から生まれて来たというかね。
生まれ育った故郷のパブを12件廻り、ビール1杯飲んで合計12杯を達成しようぜ!ただそれだけの為に集まった昔の親友5人組。目的はそれだけだったのに、何故かどことなく、街の様子がおかしい。パブをハシゴする毎に暴かれていく歪な真実……。何と!嘗ての我が街は!宇宙人に乗っ取られてしまっていたのだ!さて、どうしよう!彼ら5人組にも危機が迫っている!でも!それでも関係ねえ!パブ12件廻っちゃおうぜ!ていう無骨でアホな筋書きに惚れぼれしますね。
宇宙人ロボと何故か対等に戦えちゃうタフネスな彼ら。
1人また1人と仲間が倒れていくのに何故か笑えるオフビート感。
やがてストーリーが進む毎に登場人物の暗い過去や現在進行形の辛みが明るみになり、物語はコメディと悲壮のハーフ&ハーフな展開へ。まさしくビール!
果たして!結末は?どっちへ転ぶ!?
さてさて。この映画ですね、そういう上記のこと踏まえてですね、やっぱり前評判がめちゃくちゃ高くてですね。エドガー・ライトの新作で且つサイモン・ペグ&ニック・フロストということで。期待値がめちゃくちゃ高くなってまして、自分。
で、期待値マックス上げていざ鑑賞に臨んでみて。あれ?そうでもないぞ?こんなもんか?という。
あ、いや、でも誤解なきように。
面白いことには全く変わりがないです。大いに笑いましたしね。でもね、そんなにか?そんなに凄いかい?ていう。
エドガー・ライト、同じフレーバーで、なんていうのかな、多分「ホット・ファズ」でこのノリをね、一旦使い切っちゃったんじゃないかなあ、という。盟友三人組の、あれ以上の底上げはもうムリなんじゃないかあ、て気がしました。気がしただけですが。
まあね、取り敢えず今夜はビール飲みます。
キングに幸あれ
想像以上に大ごとになってました、面白かったです。
三部作の三作目。前二作では30代のトホホな男達が楽しませてくれましたが、本作では40代に突入です。
自分が40代になって何がショックだったって、いつの間にか人生折り返しちゃったらしいってこと。
つい立ち止まって人生前半の棚卸し、そんな気分で始まっていくのが面白いです。
学生時代の栄光にしがみつくゲイリー・キング、昔のマップ持参なのが徹底してるね、悪友5人組の伝説再挑戦が始まります。とにかく思いもよらない成り行きで、あっけにとられました。
サイモン・ペグ、ニック・フロストを中心に、個性的な5人が揃うだけでワクワクします。人のいいオジさん役のエディ・マーサンは可愛いです。学生時代を演じた俳優さん達も違和感なくて良かったです。
ロザムンド・パイクは気さくな美人さんと言う感じでいいなと思いました。前二作に出演のレイフ・スポールもチラッと登場でうれしかったです。
でもまあ、ここまで来ちゃったら、行くしかないってことかな。ゲイリー・キングに幸あれ。
ビール片手に入館しないとノドが後悔するぞ
「ホット・ファズ ‐俺たちスーパーポリスメン!‐」や「宇宙人ポール」でお馴染みのサイモン・ペッグとニック・フロストが、相変わらず手の込んだアクション・コメディを見せてくれる。彼らの持ち味は、ストーリーにサスペンスの側面をもたせ、さらに突然SFやホラーといった流れに舵を切って観客を翻弄するところだ。
今回も、ただの酔っ払いオヤジ達がエイリアンの侵略に巻き込まれていく。ハチャメチャなストーリーはB級なのだが、作りはいたってマジメ。このB級とA級の狭間で暴れて魅せる。どんなにヒットしようが、何本制作を重ねても、どちらか一方に偏っていかない、そのブレの無さがコンビのブランド力になっている。
「大脱走」(1963)を思わせる構図のポスターも、皆、赤い顔をして面白い。
マーティン・フリーマンは、ホビットの姿が焼き付いて、はじめ誰だか気がつかなかった。
最近、イギリスも酒離れが多くてパブが閉店に追い込まれていると聞く。「大脱走」でも捕虜たちが酒を造っていたが、昔から人類と酒は切り離せない関係にある。楽しく飲んで明るい世のなかにしてほしいものだ。スマホいじって家に引きこもっていても明るくならない。
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