「【”過去を振り返らずに、未来を見よう!”エドガー・ライト監督の奇想天外過ぎる、ノンストップSF酔っ払いおバカムービー。現代でも活躍する英国映画スター大集合作品である。】」ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”過去を振り返らずに、未来を見よう!”エドガー・ライト監督の奇想天外過ぎる、ノンストップSF酔っ払いおバカムービー。現代でも活躍する英国映画スター大集合作品である。】
ー エドガー・ライト監督の才気煥発のノンストップSF酔っ払いムービー。この設定を良く考えたなあ・・、と感心しきりである。-
■学生時代に、パブ12件梯子計画を実行するも断念したゲーリー達、5人。
ゲイリー(サイモン・ペッグ)はその20年後、アル中になってしまい、断酒会に参加する日々。
が、突然パブ12件梯子計画を実行する!と昔の悪友を集める。
[学生時代の悪友達・・で、今は皆立派な社会人、一応・・。]
・ピート(エディ・マーサン)
・アンディ(ニック・フロスト)
・スティーヴン(パディ・コンシダイン)
・オリヴァー(マーティン・フリーマン)
& 皆の憧れだった(特に、オリヴァー)サムにロザムンド・パイクが扮する。
- 今でも、英国映画を牽引する俳優大集合である。-
◆感想 <Caution! 内容に触れています>
・最初は、おバカな酔っ払い映画かと思って観ていたら、話はドンドンSFチックになって行く。
・故郷は、いつの間にか”ネットワーク”と呼ばれる青い血のエイリアンに人間の郷愁の心や様々な人類を進化させてきた装置(スマホなどは、描かれていないが・・)に操られ、乗っ取られており、それに気づいたゲーリー達がしっちゃかめっちゃか状態の中、エイリアンと戦う。
・クライマックスも面白くって、ゲイリー達が余りにもおバカなのだが、”過去になんか、未練は無いよ!”と言い放ち、エイリアンは呆れて去って行く・・。というトンでもムービーなのである。
<エイリアン達と戦いながら、パブ12件梯子しようとするゲイリーの酔っぱらい根性や、過去に未練タップリだったゲイリーの生きる姿勢が、少しづつ変容していく過程が面白い。
エイリアン達が去った後も、総て元通りになった訳ではない所も、何だかオカシイ。
エドガー・ライト監督作品は「ベイビー・ドライバー」でぶっ飛び、制作後、署名運動により公開された「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」で笑い、近作「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」で、再びセンスの良さに驚いたが、今作も又、エドガー・ライト監督の才気が溢れる作品である。>
■ロザムンド・パイクって老化しないなあ、エイリアンかなあ・・。今と全然変わらないじゃない!