007 スペクターのレビュー・感想・評価
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古き良き
ジェームズ・ボンドが組織の意向を無視して暴れまくり、それでも正義を守って女にモテる。古き良き007という感じなのね。 ラストに向けては、少し現代的になってたかな。 ボンドガールは「どこかで観たことあんなあ」と思ってたら、《アデル》の人だった。 《ミッション・インポッシブル》とか、色んなアクション映画があるなかで「いまさら古き良き007もなあ」と思ってたんだけど、ラストでレア・セドゥが「にまぁ」と笑うの観て、「007ありだな」と思ったよ。
ふたりのボンドガール
メキシコのカーニバルで始まじる物語りは、これからの波乱を期待させる。期待どおりの展開とイタリア、オーストリア、モロッコの街並みを楽しめる。 さらに若いスワンと熟女ルチアのふたりのボンドガールが艶やかな魅力を見せてくれる。
いつものように
いつものように、面白かった。 迫力も有り、ワクワク度も高く、いい映画。 前半に、出てきたシーンの答えか、後追いで、しっかりと描写されているところも、数多くあり、一瞬たりとも、見逃せません。
スペクターはどこにでもいる
ダニエル・クレイグのジェイムス・ボンド第4作。前作までのシリアスな作風は、今作では失われているかのようだ。最後までみて、その原因がなんであるかわかる仕掛けになっている。再生と希望の物語になっている。死者は生きている、との文言が冒頭にあり、その意味を考えつつ見たのだが、幽霊クリストフ・ワルツだけでなく、これまでに死んできた殺されてきた人々を振り返る構成にもなっている。そして、MI6ビルが、自爆崩壊するごとく、これまでのお話を一旦白紙に戻して再構築しようという魂胆があるかのようである。それにしても、映像は美しく、そして優雅である。しかし、起こっていることは、ありえないようなカーチェイスであり、空中戦であり、列車内での格闘なのだ。なかなか死なないボンドや、しつこい敵のことを、映画だと割り切ることができないのは、まさに自分がそこにいるかのような錯覚を起こさせてしまう演出力だろう。オーストリア、ローマ、モロッコ、ロンドン、そしてメキシコシティでのロケ撮影はとてつもなく素晴らしい。女たちも美しい。しかしこれは、人殺しについての映画である。作品中で語られるように、殺す前にその人物について知り尽くす。その上でタイミングを見計らって適切な方法で殺すのだ。失敗すれば自分も殺される。あるいは、世界にとってひどいことが起きてしまう。単なるシリアルキラーではない、国家機関による暗殺。一方で、復讐と弱者を苛める楽しみだけのための殺しや拷問もある。タリウム、針刺し。死ぬことと生きることについて考えさせるには、やはりハッピーエンドよりは悲しい終わり方の方がよいのかとも思う。
及第点
【あらすじ】 ボンドは、少年時代を過ごした“スカイフォール“で焼け残った写真を受け取る。 その写真に隠された謎に迫るべく、彼は単身、ローマへと向かう。 そこでボンドは、悪名高い犯罪者の未亡人ルチア・スキアラと出会い、 悪の秘密組織スペクターの存在を突き止める。 【感想】 Dクレイグ版ボンド4作のオチが『コレかい!?』と言う・・・○ち○話www それって○ー○に対する、○ー○・○○○ーと一緒じゃん! ボンドにとって最凶の敵組織【スペクター】。その○が実は彼だった・・・ 彼は○○○と○○し、○○○を○○した後に○○を○○によって○○しようとする。 それを阻止する為に行動するボンド一行。さて、その結末は??? 2時間半。取敢えず、飽きずに観れたのは拘りの映像美。 (お約束のパターン各種。そういう部分をちゃんと押えてあるのはエライ) まぁ、アクションはトムには負けるわな(笑。007内で言えば、ロジャーの方が良い)。 クールなオサレ感はショーンには及ばない。 個人的には『スカイフォール』の方が上。 とは言え、つまらなくはない。2時間半、眠気は来なかったからwww ダニエル流ボンドの活躍はシリーズを通して、一貫してできているので、それは良いかと。 何だろう?盛り上がる【沸点】というのが無いのかな? 【バーン!】じゃなくて、【スー↑】・・・ (【バーン!】は『M.I.』に任せれば良いか(苦笑)) M.I. → 派手 アンクル → 洒落 007 → 渋 こんな感じの3大スパイでお願いします(笑) 本作のヒットは【Q】かな? Qは観ていて飽きなかった。 さて、続編に向けてダニエルを口説いている様だけど、 あの結末だったら、有終の美をもって卒業でよくね? 自分の中ではダニエル・ボンドは本作で終わりにして良いと思う。 これ以上、彼に何を求めるかね。。。 【結論】まぁ、及第点。 本場、英では記録だが、日米では・・・現時点での興収がソレを物語ってますな。 【余談】 パンフ巻末でブルーレイ・DVD販売ページがあるけど、買いたいのが2つあった。 自分用 → ロジャー版コレクション カミさん用 → ショーン版コレクション 競馬で一発儲けたら買おう(爆)
クレイグ・ボンド史上最高傑作ではないが、安定の面白さ
見終わった後の満足感は前作「スカイフォール」の方が上でしたが、今回はクレイグ・ボンドシリーズの集大成的な作風だったこともあって、ってまあこの先まだダニエル・クレイグが続投するのかどうかは私にはよく分かりませんが、とりあえずは一つのシリーズを見終えたような、そんな満足感は得られた作品でしたね。 過去作のオマージュたっぷりだったのも印象的、惜しむらくは私が007シリーズの大ファンって訳でもなかった為、見てない作品も多数あってオマージュに気づけていなかったシーンが多々あったのが何とも残念だったなと・・・(苦笑) しかし相変わらずオープニングアクションからテンション上がります、そしてサム・スミスの主題歌も本当に素晴らしかった。 さすがに2時間30分の長尺でしたので中だるみはありましたが、随所に盛り込まれたド派手なアクションシーンのおかげで、飽きることなく楽しむことは出来ました。 突っ込みどころは多々ありましたが、そんなご都合主義もまた楽しかったりするのがこのシリーズのいいところ。 苦悩葛藤する人間味と、ありえない超人ぶり&強運ぶり、この辺のバランス加減がホントたまりませんでした。 今回はクレイグ・ボンドにしては珍しく特に前半ユーモアたっぷりに描かれていたのも特徴的、ブレたとも言えるしボンドらしさを取り戻したとも言えるし、そこは賛否両論でしょうが、私はコッチ路線の方が好きだなぁ。 それから今回はQの大活躍、それからマネーペニーやMやタナーも参戦した職場ぐるみのボンド軍団VSスペクターな構図も印象的でしたね。 Mはジュディ・デンチの方が味がありましたが、このメンバーで戦うシリーズをもっと見ていたいと思わせるチームワークの良さは特筆物でした。 逆にクリストフ・ヴァルツを筆頭とした悪役の方はもう一歩、これは演出の問題もあったかな・・・。 ボンドガールはモニカ・ベルッチの出番の少なさにゲンナリも、華は無いけど美しくエロい体のレア・セドゥーで十分満喫。 前作同様スケールが大きいようで小さい感じはやや微妙も、安定の面白さにまずまず満足できる内容ではありました。
原点回帰
ダニエル・クレイグ主演で、シリアス且つ上品な作品として新境地を開拓した007シリーズだが、原点回帰を告げて幕を閉じた前作「スカイフォール」そして今作、今の今まで謎のベールに包まれてきた悪の組織「スペクター」の存在が満を持して明らかになり、タイトルにもなった。
今作への期待や適役オーバーハウザーの素晴らしい登場シーン。見せ場の多さ・演出まで過去最大であるが故に、後半のなんとも言えない尻すぼみ感。モヤモヤする消化不足感が拭えなかった。
それでも、流石は007
ダニエル・クレイグ版で作り上げてきた、どこかシリアスでかっこいい雰囲気をしっかり保ちながら、魅せるところは魅せて、時には常識を飛び越えて…
レア・セドゥのボンドガールは若々しく美しくで濡れ場こそないものの、ジェームズ・ボンドの女垂らしな一面もみれる作品だった。
四作品の最後に相応しく、どこか寂しい。
流石歴史のあるシリーズ
流石伝統の007です。 ダニエル・クレイグ版から しっかり見たのですが 単純に面白かったです。 この一作だけでも面白いですが 前3作を見てからだと より楽しみが増えますね。 お洒落なんですが、バタ臭い感じと いうか生身なところ(タフ過ぎかも)が 楽しめました。
カッコ良さげ、でも中途半端
ダニエル・クレイグは相変わらずカッコいいし、レア・セドゥもクリストフ・ヴァルツも好きだが、今ひとつ盛り上がりに欠ける映画だった。
冒頭、長回しからの怒涛のアクションは良かった。特に群衆の上を飛ぶヘリの中で取っ組み合うシーンは、フレッシュで手に汗握る演出だったので、これは期待できると思ったら、後のアクションには特に工夫が見られず、勝ち方も後出し的になりがちでがっかりした。
中盤までしつこく追ってくる敵は頭が悪そうな肉体派だが、ボンドに対して圧倒的な強さを感じさせるほどではなく、絶対絶命なピンチには見えない。
また、最大最強の敵であるはずのブロフェルドが、あっさりやられてしまった印象が強く、物足りなさが残った。
その他、列車の中であれだけ暴れてお咎めなしとか、敵が毎回ボンドを迎え入れることとか、脳を傷付けられたはずなのにピンピンしてるとか、基地が謎の大爆発とか、都合のいい展開も多々あり、なんだか腑に落ちない。
今作はスカイフォールの真面目路線から、旧シリーズのような娯楽作品にシフトする狙いがあったようだが、アクションもストーリーも中途半端だったと思う。
とりあえず飽きずに最後まで観れたけど、これなら前作のようなシリアス方向を突き詰めた方が良かったのでは?
これぞ、”007”!
アクション映画では、"Mission Impossible"なども面白いですが、 やっぱり、"007"は独特の世界です。 映画館の大音声で、テーマソングを聞くだけでも、鳥肌ものです。 ストーリーはシンプルで、深みもなく、大した事ありませんが、 "007"は、これでよいのです!!! アーア、面白かった。。。 お薦めです。 Michi
おもしろい!が……
何かが足りない……。Q(ベンウィショー)の見せ場が多くてそこは大満足だったのだが(^ω^)
なんだろう、今作はよりエンターテイメント作品としての側面が強くなっているからなのか、おもしろかったし楽しめたのだけれどスカイフォールで「ウヒョー!(゜∀゜)」と興奮した「地味さ」「渋さ」みたいな成分がそのぶんなくなっていてそう感じるのかもしれない。
ラスト、スパイを引退して彼女と旅に出るところは爽快で、ハッピーエンドに「よかったねぇ!」と涙。ボンドにはこのまま彼女と幸せになってほしいが……ダニエルクレイグでの次回作が決定したとかなんとか言う話しを聞くに、次の話では彼女が死んだりしてそうで不安(´・ω・`)
自分はスカイフォールのほうが好きだけれど、これはこれで良い作品でした。007史上最高傑作と言われるのもわかります。楽しめました(^ω^)
鉄板!!
前作を観てない人はスカイフォールを一度観てから 観るといいですね!00シリーズの面白さは鉄板ですがダニエルクレイグのシリーズではやはりカジノロワイヤル!これを越せる作品は中々出ないのかも(^^;;
ソファーにズドン!が全て
序盤でダニエル・グレイグが高い所から落ちて運よく?ソファーにズドンと座るシーンがある。 その時の居心地の悪そうな表情… このシーンがこの映画の全てを物語っていると思う。 こんなバカバカしいシーンには、もしショーン・コネリーだったら(俺が落ちる所にあるのは当たり前!)とばかりに平然振る舞うかもしれない。ロジャー・ムーアだったらニッコリするだろう。 原点回帰でお遊びいっぱいの007なのだけど、ダニエル・グレイグの困り顔007には、今作の狙った路線に今一つ乗れないのだ。 例えば遊園地でジェットコースターに乗ったけど、ツレはジェットコースターのどこが面白いかを真剣に考えてたら? たぶん遊園地の面白さは半減するだろう。それと似た感覚が今回の007。 ダニエル・グレイグのキャラにはシリアス路線が似合っているね。
ダニエル・ボンド危なげなし
いやらしさで魅せる007と言えばショーン・コネリーだったけど、今作で宗旨替えします。ダニエル・クレイグ、いいねえ。横綱相撲。危なげない取りっぷり。 モニカ・ベルッチ(51)もやってしまうボンド、素晴らしい! ありゃほっとけない。返す刀でレア・セドゥ(30)。かわいい。文句なし。キャミ姿で宝探し。ダニエル表情ひとつ変えず。大立ち回りの後の大団円。死ねば? と言われた娘にI love youと言わせてしまういやらしさ。 これで打ち止めとの噂が気にかかる。
うまくまとまった作品
タイトルのスペクター。悪の組織との対決!かと思いきや過去にボンドが育てられた里親の義理の兄弟がルシッフル、シルバ、Mの死に愛する人の最後まで巧妙に仕掛けてボンドを追い込んでいた。それがスペクターのボスだった。レア・セドゥがすごく美しく艶がありうっとりする、ダニエルボンドの4作品をうまくまとめた内容、ジャッカン張り付けた感もあるがスカイフォールよりは断然にいいでき!レア・セドゥと最後を共にする。
いつもボンドガールは消えてしまうのでなんだかほっとした。次もレアをだしてほしい
超セクシーでゴージャス☆
『007』4部作最終章!世界をコントロールするのは… ネット社会を裏で支配する金持ちか? CIAやFBIの様な国家の秘密組織か? という所で、広げすぎた風呂敷をどう収集するのか⁉︎ 結局は人々を守るのは警察であって“法”であると、地味ではあるが一番まっとうな展開で、今回の最終話を淡々と迎えた印象。 そういう意味では「スカイフォール」が山場で、全話通して観ると自然でとてもいい流れだったと思います。 地味と言う声もありますがそこはやはり007、セクシーでゴージャスで見応え充分‼︎ 「全話通して1作品」と見ると★5です‼︎ ”Jams Bond will return” ♡
あぁ、楽しかった。
スカイフォールを自宅でみてから映画館に足を運んでよかった。 ダニエル・クレイグのジェームス・ボンドが個人的には一番好き。 ワクワク・ドキドキ、手にぎゅーっと力入れるシーン有り。 あぁ楽しかった!
ボンドも生きづらい世の中になったのかしらん
ダニエル・クレイグが007ジェームズ・ボンドになっての第4作目『007/スペクター』、ロードショウで鑑賞しました。 前作『007/スカイフォール』でボンドの生い立ちがストーリーの全面を占めるようになって、こりゃ、007映画も危機的情況、と思ったのですが、今回は世界的犯罪組織の宿敵スペクターがタイトルになった。 よもや、前作のようなボンド個人に係わる内容ではないだろうと高を括っていたら・・・ありゃ、今回もボンドの個人的因縁がからむハナシになってしまった。 メキシコシティの「死者の日」、ボンドは国際的な大物犯罪者を追いつめ、死に追いやった。 しかし、その活躍は派手派手で、ボンドは停職の身になってしまう。 一方、ボンドが属するMI6も組織存続の危機。 英国国家安全保障局が国際的な情報集約に乗り出そうとしており、「殺しのライセンス」を有する暴力部署は不要ではないかとの政策が打ち出されていた・・・ って、おいおい、こんなビジネスマン的な組織存続の危機って、まるっきりジェームズ・ボンドに似つかわしくない。 ボンドには、しがらみなく、度外れた野望をもつ国際犯罪組織をやっつけてほしい。 こんなことを思うのは、頭が古臭いのかしらん。 ボンドが突きとめる国際犯罪組織スペクターがやっていることは、英国国家安全保障局と裏で手を組んで情報を一手に集めて、非合法活動を行うというもの。 うーむ、実際的すぎて、ジェームズ・ボンド的世界からほど遠い。 世界中の金塊を集めて、自分たちが所有している金塊以外に放射線を当てて無価値にするとか、 大陸弾道ミサイルの発射装置を自由にするとか、 宇宙を飛び交う人工衛星を手中に収めて殺人電波を出すとか(これは別の映画だったな)、 そんな荒唐無稽な巨悪に立ち向かってほしいのだ。 これでは情報収集が巨悪みたいじゃありますまいか。 集めた情報で国際間調整をすれば、それは外交の範囲なんだから巨悪でもなかろうに。 まぁ、スペクターと手を組むのはいただけませんが。 と、こんな調子のリアル志向(嗜好)が強すぎて、ほとんど愉しめない。 愉しめるのは、「死者の日」の大群衆の上空でのヘリコプター活劇ぐらい。 これとてもヘリコプター1機が右往左往するだけなのだから、映画としての嘘のつきかたが下手すぎる。 後半のアクションシーンにいたっては、ホントウに痛そうな描写が多く、観ていられない。 特に、ボンドの脳に極細のドリルを突き刺す拷問は、こんなの子どもに観せられない。 だって、2回も脳に刺さるんだよ。 以前のボンド作品なら、刺さる前に脱出するはず。 どうしたって後遺症が残りそう。 で、いちばんの問題はスペクター。 おいおい、またまたボンドと個人的な確執があったって? この世界観の小ささ、どうにかならんものか。 しがらみだらけでは活躍なんてできないだろうし、活躍したって結局は個人レベルに収斂してしまう。 所属する組織の存続は危機的情況、こんな情況になったのはお前のせいだ、個人でがんばれって、そりゃブラック企業じゃありますまいか。 鼻づらを引っ張りまわされての148分、飽きずには観れるが、それが故に性質が悪い。
スカイフォールから...
ダニエル・クレイグがボンドを演じる第4作目だったが、1作目の『カジノ・ロワイヤル』2作目の『慰めの報酬』そして3作目の『スカイフォール』の延長線上に位置するのがこの『スペクター』だ。
謎の組織、スペクターの秘密が明らかになる
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