「ア~イデンティ~が~な~~~~ぃのつかみから、普通の日本映画とはち...」ジャッジ! かんりにんさんの映画レビュー(感想・評価)
ア~イデンティ~が~な~~~~ぃのつかみから、普通の日本映画とはち...
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ア~イデンティ~が~な~~~~ぃのつかみから、普通の日本映画とはちょっと違うおもしろさ。ダメ広告マン(妻夫木聡)の話なんだけど、小ネタギャグがとぎれずにテンポがいい。広告ビジネスの裏側やツンデレ系恋愛も入れつつ、無駄なシーンはほとんどないところも、さすがは15秒勝負の広告的センス。ちくわをはじめ、アニメ、英会話本、ペン回し、競馬、ゲイ、コイン、カマキリ、そしてキーホルダーなどあらゆる伏線アイテムを放って置かずにしつこく使って最後にまとめるあたり、まさにオタク芸。それでいてキツネコうどんCMを出品する国際広告審査のメインストーリーは一本ニャーが通っているというか、いや芯が通っているというか、麺にコシがある感じで、プチ感動させる。最後の一票は、理想主義だけじゃ結局ダメなのよっていう、ギャンブラー彼女(北川景子)からの奥深い一票。トヨエツのムチャ振り上司もかなりいい味。こんな作品を作れる日本のオタクってやっぱりすごい。おさーる君もかなーわ君くらいペン回しうまくなったら?。8点
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