るろうに剣心 伝説の最期編のレビュー・感想・評価
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生きようとする意志
いよいよ『るろ剣』の最終章。
このシリーズに完全に魅せられてしまっているが、冗談ではなく世界に出してもけっこうイケるかもなんて思っている。
少なくとも個人的には今年最高のエンターテイメントだ。
そこにどっぷり飲み込まれた135分だった。
と言いたいところだが、実際には125分くらいだったろうか…。
全体的には期待通りのオモシロさだったので充分満足なのだが、これだけ良い作品だし大好きな作品だからこそ敢えて言いたいことがある。
ひとつは師匠(福山雅治)とのクダリが若干長く感じた。
この二人のやり取りは剣心を変えるために必要だし、本作のテーマにも関わる大事なシーケンスなので仕方がないと言えばそうなのだが、もう少し短くても支障無かった気もする。
あともうひとつ。
これは絶対気に入らない。
アメリカうけを意識した訳ではないだろうが、とてもハリウッド的な終わり方だったのが非常に残念だ。
浜辺での伊藤博文の言葉。
あれはシビレたし号泣ものだった。
あそこで終わっていればサイコーにキレがあって余韻の残る良いエンディングだったのにと思う。
剣心がその後どう生きたかは、師匠との会話やその後の戦いでの剣心を観ていれば分かるので、敢えて描かなくても想像の域で良かったのではないか。
最後の最後に日本映画の悪いクセが出てしまったようでとても残念だ。
それが本作を軽くしてしまったような感じがしてとても悔しかった。
厳しいことを書いてしまったが、それでも本作を愛する気持ちは変わらないしサイコーにエンターテイメントな三部作なのは間違いない。
良い作品を観せてくれた監督、俳優、スタッフ、作り手の全ての方々に感謝したい。
未来を切り拓け。映画史に残る傑作アクション
ネタバレ無いんですが、鑑賞前の方のハードルを上げ過ぎるのがイヤだったのでネタバレありにしてます。
念の為、鑑賞前の方はご注意を。
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とんでもない映画だった!
冗談抜きで、10年に1本の傑作アクション!
最初の殺陣(たて)からクライマックス級なのに、
物語が進むごとに上昇する天井知らずのハイボルテージ!!
前編である『京都大火編』のアクションを僕は
レビューで“フルスロットル”と表現したのだが……
あれがフルスロットル? なら今回は何だと言うのか?
ガソリンの代わりにロケット燃料でも爆発させてるのか?
はっきり言ってアンバランスだと感じる部分はある。
ヒロインの存在感がやや減じてしまったと思えるし、クライマックスで敵の背景を語るシーンは、
タイミングもドラマの比重も最適とは言えない。原作との差異や敵味方の行動に首を傾げたくなるシーンもある。
だが、そんなこんなを軽々と飛び越えてしまう狂気じみた推進力がこの映画にはある。
この映画の剣劇アクションは今まで観た邦画の中で最も凄まじい。世界的に観てもとんでもなく高いレベルだと思う。
が、問題はアクションの凄まじさだけじゃない。
世界には本作より物量と予算を投入したド派手な映画は幾らでもあるが、この映画から放たれる“熱”は何なのか?
この恐るべきエネルギーは一体何なのか?
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生身の人間とは思えないアクションを生身の役者が演じるからこその衝撃、
その役者陣の、登場人物がそのまま乗り移ったかのような泥塗れ血塗れの鬼気迫る演技。
もはや演技ではなく、酷使される肉体を通して役と同化しているのではとさえ思えてくる。
この映画の戦闘シーンは物語の添え物として存在してなどいないのだ。戦闘シーンが物語を語っている。
打ち合うほどに見えてくる登場人物たちの脆さ、そしてそれを乗り越える強い想い。
生半可な善悪の境界なんぞを凌駕する、互いの生き様を懸けた意地と意地の壮絶なぶつかり合い。
凄まじい闘いを観ている内に、訳も分からず涙が出そうになった。
死力を尽くした闘いを通して語られるのは、
過去を悔やみ、憎みながら、大きなものに翻弄されながら、
それでもより良い未来を求めて歩む力強さ。
自分を想う誰かの為に死ぬのではなく、自分を想う誰かの為に必死に生き抜けという優しいメッセージだ。
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この映画は間違いなく邦画史に残る怪物作だと思う。.
世界でも稀に観る壮絶なアクションが、熱いドラマと見事なまでに融合している。
国内外含めても、これから数年は本作を越える格闘アクションは生まれないのではないか?
文句無しの 5.0判定!
〈2014.09.13鑑賞〉
相変わらず福山雅治さん、キマってますね‼︎
オープニング、インプレッション、福山に終わり、雅治に初まりか、「なるほど」実に、おもしろい。話し方も、ところどころ、少し、かぶる感じがした。
アクションシーンも、前回同様に、見せてくれる、個人的には、京都大火編の何十人もを、相手に戦うシーンが良かった。
各シーンの、発する言葉が、なかなか、心に染みるなと感じる、
「早く行って〜」あの若い女優、前回よりも、確実に、演技が上手くなっている。
先ずは、「自分を生かせ、」見に染みる、
唯一の、一つの身体、心、魂を大事に、扱わなければ‼︎
他も、生かすことは、到底出来ないのであ
る…
話は、飛ぶ、
佐藤健、相変わらず、カッコイイのは、お約束ですね‼︎
その先輩、師匠、福山雅治さん、決まっているのも、鉄板ですね‼︎
江口洋介さん、相変わらず、タバコですね‼︎
また、あの、刀の構えも!
個人的には、1話の時が、よかったかな⁈
また、半沢直樹さんの、同僚さん、やっちゃいましたね、機関銃、やっぱり、1話の時に方が、印象深いかな⁈
また、話は、飛ぶ
前作の方が良いと、言う意見、かなり、話が、飛ぶ、マトリックスのように、
そう、マトリックスである、三話より、二作の方がよかった、なかなか、三話まで、引っ張るのは、難しいもの…
だが、アクションシーンだけ、見ては、どうかなと感じるところ、それぞれのシーンで、俳優の発する言葉、いろいろと、学ぶことがあるのかも⁈
ベストオブ日本映画
るろうに剣心が実写化されると聞いて、誰もが最初大ゴケを予想したと思います。それがですよ!この完成度!上等じゃないですか。
細かいことを言ったら、宗次郎の尺が短すぎて負けて泣いてるようにしか見えないとか、十本刀集めた意味あったか?とか、そりゃありますよ。
でも、宇宙戦艦ヤマトにしてもルパン三世にしても、見ていて怒りさえ感じるのが漫画の実写化でしょ。それが、こんなに感動を与えてくれてありがとうと言いたいです。
思い出はいつもキレイだけど・・・
大友啓史監督作品は・・映画では、るろうに剣心の三作を観た。ドラマだと「ハゲタカ」と「白州次郎」を観た。
ドラマは面白かったなぁと記憶している。特に「白州次郎」は結構好きな部類。
るろうに〜は原作を読んだが、そこまで思い入れはない立ち位置で、鑑賞したし、かなりハードルは下げた。
映画の京都〜と今作は、両作ともあまり好きではないが、感想。
テンポ、演出、ストーリーが特に好きになれなかったなぁ。
京都大火編、の時も感じたが話のテンポが、とても悪かったなぁと。
志々雄編は、結構話が長い上、登場人物多いのだが。映画内では、このシーンいるの?的なものが散見されていて、なんだかなぁと。
今作のストーリーは、ある意味斬新過ぎてしまって・・。
面白ければ良いが、話としてツッコミどころ満載で、ゲッソリしてしまった。何と言うか、原作知らないと、?となる所があったり、逆に原作での良いところを、無理に詰め込み、意味不明になっていたりと・・。
他方で、登場人物、特に十本刀の使い方が相当雑過ぎて、扱いきれないなら、出さねば良いのにと。
アクションも良いは良いけれど、一作目のような目新しさがなかったので、斬新なストーリーにしたのならば、斬新なアクションがあれば良かったのになぁ。ただ、左之助と安慈戦は、本当にガッカリした。
良かったと感じたのは。
キャスティングは、概ね原作の世界観を踏襲していて、うまいなと感じた。女性陣以外は。
原作で名前のついていた技を、さりげなく出していたのは、良かった。
るろうには、一作目が一番好きだ。
そして、興行成績=面白さではないのだなと、改めて。
「京都大火編」を観たあとの期待には届かず
「京大火編」では殺陣の見事さに惚れ惚れしたのだが、どうも今回はやりすぎに思えてしまった。刀を合わせるばかりで、本気で相手を斬る殺気がない。おまけに最後には、志々雄ひとりに4人でとっかかって、そりゃあずるい。むしろ、15分しかない志々雄はよく踏ん張ったもんだ。天晴れ、と言いたくなって来た。
すると、これまで流してきたきたことが、気になってくる。政府方針の不愉快、斉藤が伊藤と同席している不思議、軍艦だけで国を乗っ取ろうとしていることの軽さ、京都と浦賀の地理感のめちゃくちゃさ、明治に「陶芸家」などいるわけないだろ、あれ?剣心は胸を突かれていたよね?、、、、数多く。
だいたい、もう刀の時代は終わっているのだ。
あ、これを言っちゃあ、おしまいか。
やっぱりおもしろい!
とにかく剣心がカッコよすぎる!やっぱり最後は期待通りでアクションシーンも良かった!映画館でみることをオススメするよ!本当にカッコいいしBGMも合ってる!日本の映画で久々におもしろいアクションだと思った!最高!
悪くはないでも少し薄いかなと、、、
殺陣はもう文句無しです。
志々雄の刀から出る炎も期待通りでかっこよかったです。
物語は2部作で上手くまとめているとは思うんですが、全体的に薄っぺらく感じました。
3部作でも良かったのではと思います。
やはりアニメと比べてしまうので、見劣りするシーンが幾つかありました。
まず比古清十郎。
福山さんの演技・殺陣は文句なしですが、池田秀一さんの声の印象が強過ぎて、福山さんの比古清十郎は少し重圧感が物足りませんでした。
奥義伝授シーン。
ここはアニメでは一二を争う名シーンだと思います。
原作を知ってる人は九頭龍閃をどう表現するのか期待してたと思います。
表現が難しいと判断したのかもしれませんが九頭龍閃はなかったですね。
比古清十郎の圧倒的強さもあまり伝わってきませんでしたし、剣心が死ぬことではなく生きることに意味があると悟るまでの過程が薄っぺらく感じました。
アニメ通り幼少期のシーンを挟んで重厚に描いて欲しかった。
十本刀。
ほぼ意味のない登場だったのが残念でした。
2部作では語り尽くせないと思いますが、いいキャラクターもいるので全員とは言いませんが、もっとキャラクターのエピソードを盛り込んで欲しかったですね。
個人的には志々雄の地獄のシーンもみたかったです。
志々雄は残虐で殺しを楽しんでいる奴ではありますが明治政府に裏切られたのは事実なので復讐したいという気持ちもわかります。
由美もろとも剣心を突き刺したことも、仲間の気持ちも理解していて私は完全に悪とも思えないんですよね。
そういう意味で私は地獄のシーンは重要だと思ってます。
ちょっと意味がわからなかったのは最後の敬礼シーンです。
本心で武士に敬意を表しているのかもしれませんが、その前の砲弾撃ち込むシーンからの流れでは何こいつらって感じに見えたんですが。
剣心達はどういう心境でみてたんだろう?
観客にどっちの意味で見せたかったシーンなのかわかりませんでした。
私には皮肉に見えてしまったんですが、皆さんはどうでしたか?
るろ剣はこれで終わりなのかな?
縁編もやるなら是非みてみたいですね。
剣心カッコいい!
二回目見てきました(^^)
なんでだろう、カッコいい!あのスピード感。殺陣のシーンも見応えあるし、役者さんがみんないい!
最後だけ、志々雄どれだけ強いんだよ〜と思ったかな。四人で一気に志々雄に向かうところがなんだか違和感。
でも、全体的に見て好きな流れでした。
また見に行ってしまいそうです。
伝説の闘い
後編もアクションは文句のいいどころがありません。ラストの闘いシーンは綺麗すぎて迫力ありで志々雄のラストには少しウルッときました。彼等はいろんな辛い過去を背負ってきた仲間目的が同じであっただけですがなんか仲間意識を少し感じました。あと政府のやり方にも不満があります、志々雄に同感した方もいるかもしれません。自分は少し同感しました。(ビジュアルが好きなのもありますけどね)あと宗次郎の過去はかなり重要ですし、もう少し見せ場が欲しかったです。
原作ファンとしてココが惜しい!
比古師匠命な私としては、予想より出番も多く、何より福山というキャスティングに感動しました!もうBlu-ray買う気まんまんですが、ファンとして残念だった箇所もあります。
もちろん不二戦や奥義伝授の大事なとこがカットなのは時間的に我慢するとしても、師匠のかわゆさまでカットしなくても!
剣心に何故陶芸を?と聞かれた場面、「自作の器で呑んだら旨いから」的な台詞にされてたけど、本来は、「俺は天才だから何をやっても出来てしまう」的な、超絶自信家な性格をその一言で表せた台詞なのに〜!
もっと着込んでガタイ良く見せてほしかったのと、総合して師匠の再現率は5割ってとこでしょうか。
で、志々雄戦ですが。
4対1って!乱闘中はモンストに見えた(汗)
左之助なんて素手だし、明らかに志々雄に手加減されてる感が。
せめて安慈と対峙する際、この前は世話になったな的な会話を入れて、必殺技も会得し修行したアピールをしないと、ただの喧嘩屋が場違いに見えちゃう。剣心との絆もあまり見えず、やたら剣心や薫に付きまとうウザキャラの印象も残念。原作はカッコいいのに!
色々言いましたが原作愛ゆえです。ここまで丁寧に実写化してくれたことに大感謝大感動です、長生きして良かった\(^o^)/
Blu-rayも楽しみですが、あれだけ作り込まれてるから、使用した小道具、衣装、セットなど展示イベントやってほしいです!師匠の庵を3D体験出来たら一生の思い出だ〜(*´д`*)ハァハァ・・
アクション映画としは至高、原作ファンとしては…
前評判が決して良いものではなかったので、全く期待せずに行きました。
そしたら案外、面白い。
剣心の成長が伝わるような内容で、途中までは楽しく見てました。
太刀筋もキャラクターの個性が出てます。見てて興奮します。
殺陣は完璧。役者の熱気も伝わってきます。
なーんだ。結構いいじゃん。
と思っていたんですが、中盤以降の十本刀との戦闘は・・・正直酷い。。。
宗次郎への露骨な膝狙い、志々雄との4対1の戦い等、正直に言うと卑怯すぎると感じました。
勝負の場であるのならば、当たり前かもしれません。
しかし、実際に行わないのが剣心という男ではないでしょうか?
原作の広大なストーリーを2~3時間の映画に纏められるはずはありません。
ただ、この脚本はキャラクターを殺しています。
志々雄は本当に国盗りがしたいの?宗次郎はなぜ「あなたが正しいんですよね…?」と言ったの?剣心の最後のセリフは何?
エンディングに入った瞬間に「・・・はい?」と心の中で感じました。
オリジナルの脚本ならオリジナルにすればいいのに、原作の台詞を無理やり入れた感じのせいですか、色々矛盾してます。。。
京都大火編は面白かっただけに残念。
伝説の最期編は見るにつれて顔が引きつっていきました。
尺がやっぱり足りないんでしょうかね。ディレクターズカット期待していいんですか?
それでもアクションは本当に良い。アクション映画として見る分には面白いです。
本当に良いので☆一つ分です。キャストの演技もよかった。
けれど、脚本とカットの悪さがるろうに剣心を殺しています。。。
個人的には宗次郎の最後のセリフは欲しかったし、安慈とは戦うのなら本気で戦ってほしかった。
神木君が好演だっただけに、残念です。
最高にかっこいい
京都大火編も鳥肌がたったが、こちらも大満足、殺陣に魅せられ、佐藤健くんに魅せられ、福山に魅せられ。原作漫画のファンとしては、キャストがぴったりで違和感なく、戦いのシーンは漫画より迫力があり、しびれた。もう1作品つくってほしい、ぜひ。
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