「健さんと福山さん、イケメン同士の斬り合いは美しい!!!」るろうに剣心 伝説の最期編 コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
健さんと福山さん、イケメン同士の斬り合いは美しい!!!
前編のラストに現れた剣心の師匠比古清十郎役の福山さん、アニメで観た限り“とんでも衣装”だったので危惧していましたが、そこは再現されずに期待以上の渋さと格好良さ!!
その上で剣心との激しい稽古と竹藪での斬り合い。前半は福山さんが完全に主役を食ってた感さえありました。男の私が観てもおふたりとも美しいと見惚れてしまいました。
本作のアクション、剣技も今まで同様に相変わらずのキレキレ具合で対四乃森蒼紫、対瀬田宗次郎、対志々雄真実などつい前のめりになってしまうほどでした。
佐藤健さんはデビュー作『仮面ライダー電王』でも披露していたお得意のブレイクダンスをアレンジしたようなアクションでとにかくカッコ良い剣心になり切っていると言っても過言じゃありません。
志々雄の身体が炎に包まれる中で高笑いをしながら最期を迎える藤原竜也さんの演技、武井咲さんの下ろした髪のまま潮風を受ける美しさなど見所いっぱいです。
クライマックス、4人がかりでも倒すことのできない強さの上に反則とも言える火を放つ志々雄の剣技、せっかく出したにもかかわらず見せ場も創られずモブキャラ化されてあっという間に消え去った十本刀など「う~ん」と思うシーンもありましたが、私自身原作マンガ未読、旧作アニメ未見、知っているのは新作アニメの2期までなので飽くまで想像にはなりますが、恐らく詰め込みまくっているせいであまり感情移入ができず少し長く感じてしまいました。アニメの続きが創られるそうなのでそれも観て補完と答え合わせをしたいと思います。
清十郎が過去に言っていたと言う剣心のセリフ…「春は夜桜、夏には星、秋に満月、冬には雪、それを愛でるだけで酒は十分美味い。それでも不味いならそれは自分自身の何かが病んでる証だ。」
印象に残っているのですが。。。どっか病んでるのかなぁ。
