「話はともかくアクションがスゴイ」るろうに剣心 京都大火編 kalichan88さんの映画レビュー(感想・評価)
話はともかくアクションがスゴイ
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漫画が原作で、前作「るろうに剣心」の続編の前編。過去に「人斬り抜刀斎」として維新の為に大勢の人を殺してきた緋村剣心。人を殺さないと心に誓い穏やかな日々を過ごしていたが、剣心の後に人斬りをしてきた志々雄真実が、政府を落とそうと地下組織を作り計画を進めていた。政府に頼まれ、剣心は京都へ向かう…。
前作ほど強いインパクトはないが、同じアクションの切れと出てくるキャラクターの魅力はこの作品にも受け継がれている。とにかく殺陣のシーンがキレる。日本人で良かった!と嬉しくなるのだ。私は漫画を知らないのだが、所々これは漫画に忠実なカット割りだったり振りだったりするんだろうなぁと思うところがあり、きっと漫画ファンも楽しめる映画なんだと分かる。
実を言うと、最後の辺りで残念だなと思うことがいくつかあった。それは左之助が京都に来るのが遅い上に、登場の仕方が緩い。もっともったいぶって出てきても…。あと、やっぱり女が捕まってそれを助けに行くという構図はジャンプだからしょうがないと諦めるしかないのか…。
男が何かしようとするのを止めたり邪魔する役割として女は出てくるってのは、こういうの見てたら本当なんだな…としょげてしまう。
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